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三菱自動車は2023年3月、将来への更なる成長と次の時代にチャレンジする2025年度までの新中期経営計画「Challenge 2025」を発表しました。本計画のポイントを、3分でお読みいただけます。

前期中期経営計画の振り返り

前中期経営計画「Small but Beautiful」では、取り組み項目に掲げた「コア地域・商品に投資を集約し固定費削減▲20%以上」「ASEANへの経営資源集中」「先進国事業の構造改革」等を実行し、筋肉質で機動的な企業体質への早期転換を実現しました。加えて、縮小均衡に陥ることなく収益性を改善するために、21年度から「手取り戦略」と称した収益改善活動を推進し、大幅な収益アップを達成しました。

今期中期経営計画の位置づけ

本計画は、これまで行ってきた構造改革により筋肉質で機動的となった経営体質を基盤に、地域戦略の「選択と集中」と、全社で取り組んでいる「手取り改善活動」を継続したうえで、安定的な収益基盤を確立して参ります。また、これまで以上に研究開発費と設備投資を安定的に投じ、特に、電動化、IT分野、新事業への支出割合を増やすことで、会社の持続的成長を実現します。

商品面では、地球規模の気候変動問題解決/カーボンニュートラル実現に向け、電動化を進めます。地域戦略は、従来の「選択と集中」を更に加速し、各地域の役割を明確化した上で経営資源を配分します。事業面では、バリューチェーン拡大を図ると共に将来の新たな収益源とするべく新事業へ挑戦します。また、三菱自動車らしい商品や技術を通じお客様との長期的な信頼関係を構築し、ブランド価値を訴求します。

経営KPI

経営KPI

主な取り組み施策

主な取り組み施策
主な取り組み施策
主な取り組み施策

(1) アセアン・オセアニアに経営資源を集中、台数・シェア・収益を拡大

(2) 今後5年間で16車種(内、電動車9車種)を投入

(3) 今後6年間で研究開発費・設備投資の総額を過去水準と比較して約3割増加
(2026年度以降は、電動化・IT/新事業への配分を約7割に引き上げ)

(4) カーボンニュートラルの実現に向け温室効果ガス排出削減

(5) 2030年までに総額2,100億円を投じ、15GWhの電池調達

(6) 更なるアライアンスとの連携強化(OEM商品相互補完 等)

(7) 自動車メーカー固有アセットを活用した新事業への挑戦
(エネルギーマネジメント、バッテリーリユース、データ販売 等)

中期経営計画「Challenge 2025」の詳細については以下URLをご覧ください。

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