三菱自動車グループは、これまで培ってきた信頼性や走破性の技術にさらに磨きをかけるとともに、時代をリードする新しい価値を持った独創的で存在感のある商品の提供を実現すべく、さまざまな革新的な技術の創出と、それらを保護して活用する知的財産活動に取り組んでいます。
特許分野においては、限られた資源で最大限の効果を発揮するために、中期経営計画「Challenge 2025」に基づき設定した重点技術分野を中心に出願戦略を立案し実行しています。また、意匠分野においては、フロント外観の特徴である「DYNAMIC SHIELD」やリア外観の特徴である「HEXAGUARD HORIZON」をはじめ「三菱自動車らしさ」を表現するデザインの保護を積極的に図る出願戦略を立案し実行しています。さらに、ナビゲーション、ディスプレイなどのUX・UIは、画像意匠だけでなく特許との併用による知財ミックスでの権利保護も図っています。これらの計画的な権利化を継続的に実行し、知的資本を強化することで、収益力の向上につなげています。