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冒険が、好きだ。冒険する人が、好きだ。冒険が、好きだ。冒険する人が、好きだ。
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数え切れない仲間たちが、
懸命にラリーの歴史を刻んできた。

そして、空白に見えた十数年。

モータースポーツにかける想いは
決して消えてはいなかった。
何度失敗しようと、
いくら挫折を繰り返そうとも、
走ることを止めてはならない。

ラリーは、もっと、強く、安全なクルマをつくるための
実験場なのだから。

去年優勝した車のままでは、
今年絶対勝てない。

次の挑戦は、もう始まっている。

冒険が、好きだ。
冒険する人が、好きだ。

挑戦篇

「挑戦編」篇 フルVer.

Asia Cross Country Rally 2025 ページAsia Cross Country Rally 2025 ページ

未来篇

ゴールはまだ、ずっと先にある。

私にとってラリーは憧れの舞台というより、縁のない世界だった。

モータースポーツ未経験のエンジニア。

工具にすら、まともに触ったことがない。

エンジンの匂いは、ひどく新鮮だった。

池田 晴奈

2013年、三菱自動車入社。XPANDERやアウトランダーなどのパッケージング開発を担当。2022年、若手エンジニア育成プロジェクトの一環として、1996年WRC・1000湖ラリーで優勝したランサーエボリューションⅢのレストアに従事。幸田氏の指導を受けながら、往年の名車に新たな命を吹き込んだ。2025年、エンジン開発部門へ異動し、ラリー用エンジンの開発を担当するとともに、1985年のダカールラリーを制したパジェロのレストアにも取り組み、モータースポーツの歴史と技術を次世代へと繋ぐ役割を担う。

継承篇

思い出すのは、失敗をしたことばかりだ。

「クルマにも、スポーツのように勝負できる世界がある。」

1979年の春、教育研修で見たラリーのビデオ。

ブラウン管から流れてきたその一言が、はじまりだった。

これを、自分の夢にしようと思った。

幸田 逸男

1979年、三菱自動車入社。1981年のランサーターボを皮切りに、スタリオン、ギャランVR-4、ランサーエボリューションⅠ~Ⅵ、WRカーなどでWRCの黄金期を支え、マニュファクチャラーズチャンピオンや4年連続ドライバーズチャンピオン獲得に貢献。さらに、1984年からパリ・ダカールラリーの開発に参加し、2001年から2007年まで7連覇という偉業を達成する黄金期を牽引した。現在はAXCR参戦を通じ、過去に培ってきた技術を若い世代に伝える活動を行うほか、歴代ラリー車両のレストアを通して、若手エンジニアに当時のノウハウやクルマに対する想いを継承する役割も担う。

CONCEPT MOVIE

「冒険する人が好きだ」篇 フルVer.

Adventure Stories

TRITON×トレイルランナー

妻は、呆れ気味に笑った。

トレイルランをやってみようと思う。

そう切り出すと、妻からはごもっともなリアクションが返ってきた。

「なんでそんなことやるの?」

「その…やったことがないから」

とっさに口から出た言葉は、誰が見ても的外れなものだった。

まごつく私をよそ目に、彼女は呆れ気味に笑うと、

意外にもすんなり送り出してくれた。

OUTLANDER×写真家

雨上がりの空が、
いちばん美しいんだよね。

天気予報は見事に外れた。

激しい雨粒が、フロントガラスを打ちつけている。

ハンドルを握る手に力を込めると、

誰もいない車内で思わず、微笑んだ。

この急な大雨は、私にはむしろ好都合だった。

DELICA D:5×旧友

クルマはときどき、
タイムマシンになる。

久しぶりに集まらないか?

そのひと言で、ボート部の仲間が再会した。

会社を立ち上げたヤツ、

すっかり父親顔のヤツ、

趣味に生きているヤツ…

しばらくの間に、仲間たちの顔つきは

ずいぶんと大人じみていた。

いやぁ、変わったな。胸の中でつぶやいた。

DELICA MINI×母と野球少年

試合はもう、はじまっていた。

グラウンドへ向かう道中、

普段はふざけてばかりの息子が、
めずらしく無口だった。

きょうは彼にとっての大一番。

といっても公式戦ではなく、

同じ地区のチームとのよくある練習試合だ。

万年控えの息子が、
初めてスタメンで出ることになっていた。