マテリアリティの2022年度目標と実績
環境
マテリアリティ:気候変動・エネルギー問題への対応
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
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新車平均CO2排出量の削減 |
最新の経営計画にもとづく新車CO2排出量の把握、および把握した結果と目標のギャップを解消する施策の次期商品計画への反映: CO2排出量 [2010年度比] ▲18%(実績) |
〇 |
電動車(※1)の普及・拡大 |
最新の経営計画にもとづく電動車販売比率の把握、および把握した結果と目標のギャップを解消する施策の次期商品計画への反映: 電動車販売比率 11%(実績) |
〇 |
事業活動CO2排出量の削減(Scope1,2総量) |
削減施策実行: 太陽光発電設備導入、省エネルギー機器への更新など、投資計画・改善活動の着実な実施 CO2排出量 [2018年度比] ▲33%(実績) |
〇 |
気候変動への適応策の実施 |
電動車を活用した電力供給システムなどの災害対策施策の推進。具体的には、電動DRIVE STATION/HOUSE、DENDOコミュニティサポートプログラム、V2X(※2)実証事業などの施策を実施 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
- 電動車:電気自動車(バッテリーEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッド自動車(HEV)
- V2X:V2H(Vehicle to Home)やV2G(Vehicle to Grid)などの総称
マテリアリティ:資源循環の取り組み
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
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脱石油資源プラスチック材の採用拡大 |
ターゲット車両における脱石油由来プラスチック材採用率: 2022年度目標を達成 |
〇 |
直接埋立廃棄物ゼロ化 |
環境マネジメント対象会社(20社)において、直接埋立廃棄物ゼロ化(0.5%未満)達成 |
〇 |
電動車の使用済みバッテリーの再利用 |
電動車の使用済みバッテリーを用いた自律型街路灯の開発に着手。 使用済みバッテリーを用いた急速充電器および双方向充電器と連携する2つのコンセプトの実証用蓄電設備を2023年1月に岡崎製作所MーTech Labに設置し、実証を開始 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:環境汚染の防止
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
製品含有環境負荷物質の適切な管理 |
管理対象物質の適切な管理: GADSL(※3)規制物質の情報入手、管理システムの改修、ELV(※4)指令に則して部品の切換・設計変更を実施 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
- :GADSL:Global Automotive Declarable Substance List の略称。各国自動車関連メーカにより結成されたグループの総意で作成された環境負荷物質の情報交換のための物質リスト。
- ELV:End - of Life Vehiclesの略称
マテリアリティ:水資源の保全
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
各拠点の水リスクを踏まえた管理の実施 |
ミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド(MMTh)における排水リサイクルプラントでのオペレーションの確立/改善 水島製作所での塗装工場、板金工場などの生産工程からの排出を処理する排水処理施設および、それに付帯する汚泥脱水装置の完成 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:生物多様性の保全
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
国内拠点の生態系調査を生かした保全活動の推進 |
国内拠点での在来生物の育成・保護: 京都工場でのビオトープ(※5)の維持管理および希少水生植物の育成 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
- :ビオトープ:生物が自然な状態で生息している空間
社会
マテリアリティ:道路交通事故の削減に寄与する製品の提供
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
道路交通事故の削減に寄与する製品の提供 |
先進安全技術の導入拡大 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:製品品質、セールス・サービス品質の向上
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
製品品質の向上 |
新車販売後3ヶ月間の不具合指摘率:低減目標を達成 |
〇 |
セールス品質の向上 |
SSI (セールス満足度):順調に活動を推進し、目標としたスコアを概ね達成 |
△ |
サービス品質の向上 |
CSI (サービス満足度):順調に活動を推進し、目標としたスコアを概ね達成 |
△ |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:事業を通じた地域経済への貢献
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
雇用 |
現地雇用の持続的な創出: タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムで、現地従業員計1万1千人(非正規雇用含む)を雇用 |
― |
人材育成 |
地域経済の発展を担う人材の成長支援: 〈代表的な研修〉インターンシッププログラム/現地社員に向け技能向上研修/行動訓練/セールス、アフターセールス研修 |
〇 |
技術移転 |
現地生産の継続による地域の製造業の高度化支援: 〈主なプロジェクト〉タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムで、職業訓練校に実習車両寄贈、オンライン授業を実施 |
〇 |
輸出 |
輸出による外貨獲得を通じた地域経済の成長支援: 〈輸出台数〉タイ29.1万台、インドネシア9.3万 |
〇 |
環境・社会貢献 |
当社独自技術・サービスを生かした地域社会問題の解決支援:
|
― |
○:計画通り △:遅れあり ̶:実績の確認のみ
マテリアリティ:新しい常態に対応した働き方改革の推進(ダイバーシティ、ワーク・ライフ・バランス)
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 | |
---|---|---|---|
リモートワークの適正な運用 | リモートワークの適正な運用・効果のモニター、および改善対応 | 〇 | |
女性活躍の推進 |
女性活躍推進行動計画に基づく施策 |
本人意識/職場風土に関するアンケート調査の実施 |
〇 |
障がい者雇用の促進 |
障がい者雇用促進の継続 |
障がい者雇用率 2.33%(2023年3月時点) |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:人材育成の強化
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
教育体系の再整備 |
新人事制度浸透に向けた説明会、教育の実施 |
〇 |
管理職のマネジメント力向上 |
管理職を対象とした選抜型研修の開催 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:労働安全衛生の推進
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
安心で安全な職場づくり |
安全な職場づくり施策の継続:全災害度数(※6)0.31(実績) |
× |
従業員の心身の健康促進 |
従業員の心身の健康促進の継続:メンタル新患発生率(※7)0.76%(実績) |
× |
従業員の健康保持・増進 |
健康経営優良法人認定取得:取得済み |
〇 |
○:計画通り ✕:目標未達
- :延べ100万労働時間あたりの休業・不休災害件数
- :(メンタル新患件数累計 ÷ 労働者数累計)×12
マテリアリティ:持続可能なサプライチェーンの実現
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
サプライチェーンCSRの強化 |
取引先のCSR第三者評価実施の拡大: 取引先に対してCSR第三者評価の趣旨説明を実施し、購入金額ベースで約80%の取引先でCSR第三者評価を実施 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
マテリアリティ:社会貢献活動の推進
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
---|---|---|
社会課題や地域ニーズに即した、 継続的な活動の推進 |
47都道府県エリアでの災害時協力協定締結完了 |
〇 |
「STEP」分野における活動の推進 目標:新たな協働先との社会貢献活動を3件以上 実績:5件 |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり
ガバナンス
マテリアリティ:ガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底
項目 | 2022年度目標・実績 | 自己評価 |
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内部統制委員会の運用 |
年2回開催し、執行役社長に内部統制状況および評価を報告: 4月と11月に内部統制委員会 を開催済 |
〇 |
重大インシデントの発生防止 |
効果的な内部統制による重大インシデントの発生防止: 重大インシデント 発生なし |
〇 |
○:計画通り △:遅れあり