駐在員レポート

Thailand

生産管理
タイ Mitsubishi Motors Thailand(MMTh)に駐在
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
Profile
2009年入社。岡崎製作所で生産現場、生産技術部を経験し、2016年10月よりMMThに赴任。調達技術部として取引先で生産する部品の生産準備および品質の確保などの業務を担当。
今までの仕事内容と、現在の仕事内容を教えてください

入社後配属されてから約6年半は、樹脂の生産技術者として主に岡崎製作所とタイ工場で生産されるバンパーの生産準備およびそれに関わる新技術の調査/検討を担当していました。 MMThでは、調達技術部に赴任され今までの業務とは異なり取引先で生産する部品(樹脂部品、電装部品、ラバー部品)の 生産準備および品質の確保など広範囲に渡る部品と業務を担当しています。また、日本での職位とも異なり部長クラスの職位となったため複数の現地の部下ができ、その部下への指導や教育も業務の一つです。今まで経験のない業務が多く最初は戸惑いも大きかったですが時間が経つに従い、自分や部下の成長が実感でき今ではとてもやりがいを感じています。

今までの仕事で、駐在での業務に生きていることは何かありますか?

岡崎製作所で生産技術者として勤務していた際は、現場(樹脂工場)の関係者やバンパー設計者、品質管理、デザインとさまざまな部署と うまく連携を取り業務を進めていくことが必要不可欠でした。MMThに赴任して部署や業務内容が変わってもそれは同じですが、言葉や文化、習慣が異なるタイでは日本以上に他部署との緊密な連携が必要と感じており、MMCでの経験が今に生かされています。また、配属されてからMMTh赴任前までに出張で行ったチェコ(1週間)とタイ(2ヶ月半)では、海外業務の一端を経験できたこと、日本人以外とのコミュニケーションのあり方を少しでも経験できたことは非常に良い機会でした。

タイでの勤務経験から学んだこと、自分の中の変化は何かありますか?

タイに赴任してから学ぶことだらけでしたが、その中でも"対応力"と"コミュニケーション力"は一番大切だと感じたことであり自分が成長できたことでもあります。「対応力」は業務の関係上、突発的なトラブル発生が多々あり、その場での対応がMMThの生産に影響を与えることが多く、何回も修羅場を経験し鍛えられました。 「コミュニケーション力」は、タイ人との会話は基本英語(もしくはタイ語)であり、赴任当初はタイ特有の発音も加わり相手の伝えたいことを理解するのにとても苦労しました。英語はもちろんですがタイ語も独学で勉強して簡単な読み書き程度ならできるようになり、今ではタイ語を交えてタイ人とうまくコミュニケーションを取っています。

最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします

当社は同業他社の中でも小さい会社ですが、その代わりに一人ひとりに与えられる仕事の幅が広く色々な事を経験することができます。 また、海外での販売が多数を占める当社では、海外に関わる業務も多く若いうちから海外に携われる機会も多いです。私自身、若いうちにタイに駐在するチャンスを与えてくれたことにとても感謝しています。 若いうちからさまざまな業務を経験して自分の能力をもっと成長させたい方、海外に関わる仕事に興味のある方にはとてもマッチしている会社です。 是非、応募してみて下さい。近い将来、皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

Philippines

海外営業
フィリピン Mitsubishi Motors Philippines Corp. (MMPC)に駐在
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
Profile
2008年入社。海外業務部、海外営業、国内販売店への出向、豪州長期出張の経験を経て、2017年10月よりMMPCに赴任。新型車の立ち上げや販売戦略、マーケティング部門の全体コーディネーションに携わる。
今までの仕事内容と、現在の仕事内容を教えてください

入社後3年間は、田町本社にて日本生産車両(完成車)の受注業務及び出荷手配を担当しました。位置づけとしては、海外営業と生産部門の間に入るイメージです。その後2年間は、長野県にある販売店に営業スタッフとして出向。お客様と日々接し、販売の現場を経験しました。帰任後、海外営業 豪州・ニュージーランド部に異動となり、両国の商品計画や価格設定、子会社管理を担当。豪州へ2か月間の長期出張にも行き、現地ディストリビューターの業務を学ぶ機会もありました。ここフィリピンでは、新型車の立ち上げや、セールスプラニング(販売戦略)に携わり、現在はマーケティング部門の全体コーディネーションを主に担当しています。

今までの仕事で、駐在での業務に生きていることは何かありますか?

入社してから今までの仕事は、新入社員研修含めて全てつながっており、役に立っていると思います。分かり易いのは、国内の販売店への出向です。フィリピンで販売店を訪問する際、自身の経験をベンチマークにしてヒアリングできるので、営業活動について点ではなく線で理解できます。1台売ることの大変さも身をもって理解していますので、営業スタッフと会話していてその苦悩が分かりますし、サポートしたいという気持ちになります。豪州への長期出張も、まさに当時学んだことをセールスプラニングで実践し、経験が活きたと感じています。分かり易い経験だけを書きましたが、今まで時間を費やしてきた実務は、基本的に全て役立っていると思います。

フィリピンでの勤務経験から学んだこと、自分の中の変化は何かありますか?

海外での勤務経験から学んだことは、基本的なことではありますが、謙虚な姿勢であることです。本社では中々経験できない販売現場に最も近い場所での業務を、幅広く、時には深く、しかも海外で担当することになります。当然といえば当然ですが、分からないことだらけで、自身の無力さを痛感させられます。いかに分からないことを素直に質問して理解を深めていくか、そして周りの知識と経験のある人達を巻き込んで業務を進めるかがカギになってきます。その為には、謙虚な姿勢を保つ必要があります。

最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします

当社は競合と比較すると会社としての規模は小さいですが、一方で一人一人の業務範囲は逆に広いと感じています。大変な時もありますが、同時にさまざまなことを学べるので、私自身これをとてもポジティブに捉えています。若手が新規プロジェクトに参加できる機会も多くあり、当社には入社年次に関係なく、自身のスキルアップに繋がるチャンスが数多くあります。入社してすぐからバリバリ働いて力をつけたい方、細分化された業務範囲ではなく、より理解が深まる広い範囲の業務を担当したい方、ぜひ一緒に働きましょう。