仕事と想い
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設計

2年目、新型SUVのマークの設計を
任される。多くの人の目に触れるモノを
この手でつくりあげていく醍醐味。

Staff Interview 02
PROFILE
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
所属部署
車両設計部 CDセグメント設計グループ
2015年入社 応用化学専攻修了
経歴
学生時代は電池デバイスの電極材料の研究に従事。就職にあたっては、自分がつくったものを直接消費者のお客さまに届けたいとBtoCのメーカーを志望。なかでも、EVを業界に先駆けて開発していた三菱自動車に先進的な印象を抱いて興味を持つ。面接でお会いした人事や先輩社員の人柄に惹かれて入社を決意。

化学専攻ながら、あえて設計を希望。
三菱自動車は個人の意欲を尊重してくれる会社。

大学院で電池に関する研究をしていたこともあり、入社当初は専攻を活かしてEVのバッテリーの開発をしたいと考えていました。しかし、配属前に各部門から業務の説明を受ける機会があって、そこで興味を覚えたのが設計。自分の描いた図面がそのまま形になって自動車に搭載されるという、「ものづくり」の本流である設計職に大いに魅力を感じ、なかでも多くの人の目に触れるエクステリアの設計を手がけてみたいという気持ちが強く湧いてきたのです。実は学生時代に機械製図などまったく勉強していなかったのですが、あえてチャレンジしてみたいと配属を希望したところ、念願かなって外装部品の設計グループへ。バンパーやスポイラー、ガーニッシュ、マークなどの外装部品の設計を担当することになりました。その時あらためて、三菱自動車は個人の意欲を尊重し、やりたいことができるチャンスを与えてくれる会社だと感じました。

デザイナーや生産部門など、多くの方と
力を合わせて美しい外装部品を形にしていく。

配属後、1年目は先輩のもとで設計業務について一から学び、2年目には早くも担当部品を受け持つことに。新型SUVの“エクリプス クロス”の背面に装備される車種名の英字マークの設計を、先輩方のサポートを受けながら主導していくことになりました。社内のデザイナーから上がってきたデザイン案をもとに図面を起こしていくわけですが、その際、つくりやすさや組み付けやすさなども考慮しなければなりません。マークを製作する外部のサプライヤーの方や、車体に組み付ける部門の方など、さまざまな方と協議し、形状などに問題があれば、デザイナー側にフィードバックして修正を依頼。関係者の意見をまとめ、どうすれば適正な方法で美しいマークを実現できるか、各方面に具体的な提案を行いながら設計を進めていく。その折衝に苦労することもありますが、実際にマークができあがって目の前に現れた時は本当にうれしいですし、まさに「ものづくり」をしている実感があります。

社内の誰からも認められる、
そんな設計者になりたい。

“エクリプス クロス”は2017年の東京モーターショーで国内初公開されましたが、そこに私が設計したマークが装着されているのを見た時は、とても誇らしい気持ちでした。やはり、こうして多くの人から注目されるモノをこの手でつくりあげることができるのが、外装設計の醍醐味。今後はマーク以外の設計も手がけて自分の幅を広げ、社内で認められる人になることが今の目標です。また、チャンスがあれば海外と関わる仕事も経験してみたいですし、ゆくゆくは設計経験を活かして次世代車の企画にもチャレンジしてみたい。私はすでに結婚していますが、子どもを持っても長く仕事を続けていける環境が整えられているので、ぜひここで有意義なキャリアを積み重ねていきたいと思っています。

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