仕事と想い
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購買調達

三菱自動車の競争力強化につながる
調達戦略を立案して実行。時には
お取引先の経営にまで関わっていく。

Staff Interview 06
PROFILE
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
所属部署
材料・シャシー・スタンピング部品調達部 スタンピング加工部品グループ
2015年入社 経営戦略専攻修了
経歴
学生時代、企業の経営戦略について強い関心を持ち、大学ではグローバル・バリューチェーンについての研究に取り組む。「グローバルで活躍したい」という思いから、世界に対して大きな影響力を持つ自動車業界に興味を持ち、なかでも海外でのビジネス比率が大きい三菱自動車に魅力を感じて入社を志望。

2年目に早くも新規車種の部品調達を担当。
こんな経験ができるのも三菱自動車ならでは。

私は文系出身ですが、ものづくりに近い仕事に携わりたいと自動車部品の調達業務を希望し、入社後は板金部品の調達グループに配属されました。自動車のボデー骨格を構成する数百点もの部品を、さまざまなお取引先から適正な価格で調達していくことが、私たちのグループのミッション。1年目はメンターの先輩について業務を学び、2年目の後半には早くも新規車種の立ち上げプロジェクトに参加。まったくのゼロベースから、ボデー骨格部品全体のメーカー選定活動に関わる機会を得ました。三菱自動車の調達グループは少数精鋭であるため、新規車種の部品調達を初めとしたさまざまなプロジェクトを担当することができます。わずか2年目でこうしてトータルに調達業務に関われるのも三菱自動車ならではだと思いますし、若いうちから密度の濃い経験を重ねて大きく成長できる環境です。

目標に向けて社内の専門家とチームを組み、
お取引先の部品製造工程改善まで提案。

私たちの仕事は、設計部門からの要望に基づき、どの部品をどのお取引先に生産してもらうのが最も効率的なのか、調達戦略を考えて実行していきます。その際、三菱自動車の競争力向上につながる最適なコストを追求すべきなのは言うまでもありません。お取引先との間で、例えば目標とする部品価格を実現するのが困難な状況に直面することもあります。しかしそこで諦めるのではなく、問題解決のためのプロセスをつくっていくことが調達担当の最も重要な役割。時には、社内の生産技術の専門家とチームを組んでお取引先の工場を訪れ、部品製造工程の効率化を提案してコスト改善を図ることもあります。私たち調達担当の判断は、お取引先の経営戦略に大きく影響します。当社からの発注が原資になって、生産能力の向上や海外への事業展開が図られる。そうして私が関わることでお取引先の成長に寄与できることにも、たいへんやりがいを感じています。

この調達業務でビジネスの力を鍛え、
ゆくゆくはグローバルに活躍できる人材に。

三菱自動車は、本当に若いうちから大きな仕事を担える会社です。まだ入社して数年ですが、担当部品の調達において、お取引先とともに解決すべき課題があれば、責任を持って社内に働きかけて実行に移していく。達成すべき目標に向けて、多くの関係者を巻き込んでプロジェクトを動かすという、ビジネスでの普遍的な力が大いに鍛えられている実感があります。まずは国内での調達業務でしっかりと自分のベースを築いてから、近い将来はぜひ海外に出て仕事をしてみたい。当社が強みとしているASEAN市場は、今後さらに成長が見込まれるため、これから海外出張の機会も増えそうです。こうしてグローバルなスケールで活躍できる力を養い、自動車の進化にも対応できる知見を身につけ、三菱自動車のマネジメントに貢献できる人材を目指していきたいと思っています。

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