仕事と想い
7 国内営業

全国の販売会社に展開する戦略が、
業績を大きく左右する。この国内営業は、
クリエイティブな力が求められる。

Staff Interview 07
PROFILE
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
所属部署
営業部 販促グループ
2014年入社 スポーツ科学研究科修了
経歴
学生時代にスポーツ科学を学び、当初は保健体育の教員を志望していたものの、もっといろんな世界と関わってスケールの大きな仕事がしたいと自動車業界に進路を変更。なかでも三菱自動車は電動車両技術と4WD技術に優れ、他社にない大きな武器を持っており、世界一を目指せると感じたため入社を決意したとのこと。

私が携わった法人への販売方針をもとに、
全国で商談が繰り広げられる。

入社後はまず、身近なマーケットで経験を積みたいと国内営業を志望しました。そして最初に配属されたのが、法人営業部の法人企画グループ。エンドユーザーのお客さまに三菱車をご提供していくのは全国の販売会社ですが、そこでは一般の個人のお客さまはもちろん、ビジネスで自動車を使用する企業へのB to Bの営業も行っています。そうした企業のお客さまに向けて販売する方針を考案し、管理していくことが、当時の私のミッションでした。どのような方針や施策を考えれば、法人市場で台数、利益を確保できるかを検討・実行していました。そして、その方針を全国100社以上に及ぶ販売会社に通達し、各社からの問い合わせに対応していく窓口を1年目から一人で担当させてもらいました。私が関わった法人向けの方針が全国に展開され、それがベースになって商談が行われるという、その影響力に大きな責任を感じながら懸命に仕事に取り組みました。

販売台数を左右する「インセンティブ」も担当。
実績を分析し、経営側にフィードバック。

法人営業部では、国内の自動車市場にも多様な販路があることを理解するとともに、販売会社との折衝を通じて、重大な仕事を進めていく上では「人と人とのつながり」がとても大切であることを学びました。そしてその経験は、3年目に異動した営業部の販促グループでも大いに活きました。そこでは販売会社へのインセンティブ(販売奨励金)の担当を務め、社内で決定された施策内容を販売会社に通知し、業績を管理する業務に従事。全国の販売会社とコミュニケーションをとり、販売実績の情報を収集して内容を分析し、売上や利益の目標を達成するためには施策内容をどうするべきか、部長と議論して経営側にフィードバック。インセンティブは販売台数に影響を与える要素であるため、少しの内容変更でも詳細な分析と繰り返しの議論を重ねていきます。絶えず緊張感を覚えながら業務に臨んでいましたが、私たちが分析した結果をもとに新たな経営判断が下され、目標を達成できた時はとても大きなやりがいがありました。

現在は販促用品の企画制作と供給に注力。
国内営業で得た経験を、私の大きな強みに。

現在は担当が変わり、商品のカタログや店頭に飾る販促ツールを、外部の委託業者と協力しながら、必要な量を必要なタイミングで販売会社に供給していく業務を任されています。ショールームでお渡しする三菱専用カタログ袋などは、自ら企画制作を手がけることも。日産とのアライアンスにより、日産側の販促用品担当の方と連携する機会も増え、お互いのノウハウを共有し、より質の高い業務ができる環境も整ってきました。「自動車メーカーの営業」というと、お客さまにクルマを売る仕事をイメージされるかもしれませんが、それを担うのは販売会社の方々であり、私たちの役割は販売会社の先にいらっしゃるお客さまのことをしっかりと考え、どうすれば三菱車を選んでいただけるか、その戦略を考えて実行していくこと。クリエイティブな資質が求められる仕事なのです。今後は、この国内営業の経験を幅広い分野で活かしたいと思います。

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