私は大学を卒業後にIT系の企業に就職して、通信販売の支払いなど、お金に関連するシステムの保守管理を行っていました。1円のミスも認められず、時間的な制約も厳しい仕事でしたが、仕事の内容自体には、やりがいもあって満足していました。ただ、その会社は日本国内のみで取引をしている企業でした。私としては、もともと子どものころ海外に住んでいたこともあって、やはりグローバルな企業で働きたいと思うようになって、それで転職を考えるようになりました。

三菱自動車はグローバルな企業ですし、英語という部分でも、自分が会社に貢献できる可能性があると思いました。また、個人的にモータースポーツが好きで、自動車メーカーはいいなと思っていたことも入社の決め手になっています。

今は、三菱自動車のIT部門の予算管理をメインに行っています。経理が会社全体の数字を見ているとすれば、そこに部署の数字を上げていくのが仕事になります。ただ、数字を追いかけるだけではなく、守備範囲が広く、会計的な知識も求められています。ITそのものではありませんが、過去のIT業務の経験があることは強みになっています。部署全体のお金の流れを理解しているので、予算管理もしやすいと思います。全体が見えていることもあって、部署の皆さんに頼られることも多く、それがやりがいになっています。

三菱自動車で私がいちばんにいいなと思うのは、やはり人ですね。自分の人生や仕事を長く続けていく上において、最も重要なのは人だと思っています。一緒に働いて嫌だと思うような人ばかりのところには、誰もいたくないですよね。そういうところで三菱自動車は、私としてとても働きやすい職場です。素敵な人がたくさんいるんですね。それが一番だと思います。

もちろん、いい人というだけで、緩フワっていうわけじゃありませんよ。仕事は仕事で、きっちりしていますし、優秀な方ばかりです。それと、キャリア採用の方がたくさんいて、そういう方は視野が広いと思います。さまざまなバックグラウンドの方が多いのも特徴でしょう。

不思議なもので、いろいろなところから人が来ているのに、馴染んでしまうと、なぜか皆さん同じような雰囲気になっています。これが社風というものなのかもしれませんね。