マングローブ植林活動「Root for Sustainability」を実施[タイ]

2024年08月06日
地域社会
環境
海外での活動
タイ

@タイ
三菱自動車 総務渉外部 地域・社会貢献推進室 新垣

2024年3月16日、タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(以下、MMTh)は、「Root for Sustainability」3年目の取り組みとして、Chanthaburi県Khlung地区において、天然資源環境省 海洋沿岸資源局(以下、DMCR)の協力のもと、16.57ライ(約3ヘクタール)の土地に12,000本以上のマングローブを植林しました。MMThはこのマングローブ林の維持活動を10年後の2034年まで継続していく予定です。

「Root for Sustainability」は温室効果ガスを削減して温暖化を防止する活動で、タイ国の目標である2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量と吸収量をほぼ同量にする)、2065年までのゼロ・エミッション(温室効果ガス排出量をゼロにする)達成に貢献し、同時にMMCグループのカーボンニュートラル目標の達成にも貢献することを目指しています。なお、MMThは「タイ社会に貢献し、社会と共に成長する」ため、教育、環境、健康の3つの分野で社会貢献活動を行っており、「Root for Sustainability」もこれに沿ったものとなります。

DMCRによると、マングローブ林は1ライあたり年間最大9.4トンのCO2を吸収するため、温室効果ガス削減に最適なツールといえます。加えて、マングローブ林は湾岸地域を波風による浸食から守る効果があり、湾岸地域の生態系バランスを維持し、地域の人々の生活を守ることにも役立ちます。

MMThはタイを持続可能な環境に導くため、地域の森林を増やし、CO2削減に貢献できる「Root for Sustainability」プロジェクトに引き続き取り組んで参ります。

天然資源環境省 海洋沿岸資源局(DMCR)

「タイ王国コミュニティ・フォレスト・サポーターズ賞」受賞&森林再生プロジェクト第2弾「Root for Sustainability」を実施[タイ]

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