工場での使用済みバッテリーの売却益を活用して高校生へ奨学金を寄付［フィリピン］

2023年7月13日、フィリピン共和国の現地生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション（以下、MMPC）は、非政府組織（NGO）であるPhilippine Business for Social Progress (以下、PBSP)と提携し、Balik-Baterya奨学金プログラムの覚書（MOA）調印式を行いました。この取り組みは、ラグナ州の特定の学校の高校生に教育支援を提供しながら、環境の持続可能性を推進することを目的としています。

MMPCは2019年にOriental-Motolite Marketing Corporation (以下、OMMC)と初めてBalik-Baterya programに取り組みました。OMMCは、MMPCの工場で発生する使用済み有害鉛蓄電池のリサイクルや廃棄処理を行っています。リサイクルの収益はMMPCのCSR基金に寄付され、地域社会への支援に活用されます。PBSPは企業のCSRプログラムを支援するコンサルティング・サービスを提供しており、MMPCは今年からPBSPの支援によりBalik-Bateryaプログラムの収益の一部をDon Jose Integrated High School と Biñan City Senior High School – Timbao Campusの生徒の奨学金に充てました。

MMPCは、このプログラムが若い世代が潜在能力を最大限に発揮し、世界に変化をもたらす機会となることを願っています。