大気・水質・PRTR対象物質データ 過去の実績

数値説明

規制値は法律、条令、公害防止協定の本文中で最も厳しい数値を記載しています。また、大気排出状況は最大値を示しています。PRTRについては、第1種指定化学物質のうち、取扱量1t/年以上のものについて記載しています。

表中の専門用語について

NOx:窒素酸化物
BOD:生物化学的酸素要求量
SS:水中の懸濁物質濃度
SOx:硫黄酸化物
COD:化学的酸素要求量

岡崎製作所

所在地 愛知県岡崎市橋目町字中新切1 岡崎製作所
設立 1977年
主な生産品目 乗用車
生産工程 プレス、溶接組立、塗装、組立、樹脂成型
ISO14001 1998年11月取得

大気

物質 設備 単位 規制値 排出状況
(最大)
NOx ボイラー(NO2大型) ppm 130 60
ボイラー(その他) ppm 150 54
乾燥炉(塗装用) ppm 250 35
ばいじん ボイラー g/Nm³ 0.1 0.003
乾燥炉(塗装用) g/Nm³ 0.1 0.002
SOx(燃料S分規制) wt% 0.5 0.0007
ホルムアルデヒド 乾燥炉 mg/m³ 30 4.6

水質

物質 単位 規制値
( )内は日間平均
排出状況
最大 最小 平均
pH - 5.8~8.6 7.5 6.9 7.1
BOD mg/L 25(20) 7.0 0.8 2.7
COD mg/L 25(20) 11.0 2.1 5.5
SS mg/L 30(20) 11.0 1.0 1.8
mg/L 2 0.5 0.5 0.5
mg/L 0.5 0.01 0.01 0.01
亜鉛 mg/L 1 0.14 0.01 0.05
溶解性鉄 mg/L 3 0.1 0.1 0.1
溶解性マンガン mg/L 3 0.2 0.1 0.1
クロム mg/L 0.1 0.02 0.02 0.02
大腸菌 個/cm³ 300 170 30 49
全窒素 mg/L 15 11.0 1.4 7.9
全りん mg/L 2 0.33 0.05 0.19
ふっ素 mg/L 1 0.96 0.10 0.64
COD 総量 kg/日 61.6 24.0 5.8 11.5
全窒素 総量 kg/日 71.5 38.8 8.4 17.8
全りん 総量 kg/日 8.6 2.55 0.17 0.58
  • 上記以外の鉛、シアン、全クロム、六価クロム、カドミウム、有機りん、総水銀、砒素、フェノール、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、アルキル水銀、PCB、セレン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、ジクロロメタン、シス1.2-ジクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1.1.2-トリクロロエタン、ベンゼン、1.3-ジクロロプロペン、シマジン、チウラム、チオベンカルブは、すべて定量下限値以下(検出されない)

PRTR対象物質

No. 物質名 取扱量 排出量 移動量 リサイクル量 消費量 除去
処理量
大気 公共用
水域
下水道 廃棄物
1 亜鉛の水溶性化合物 17,325 0 45 0 0(※) 0 12,949 0
53 エチルベンゼン 63,334 40,039 0 0 971 1,639 14,129 6,556
71 塩化第二鉄 16,384 0 0 0 0 0 0 16.384
80 キシレン 134,998 46,477 0 0 1,106 1,125 59,916 26,374
239 有機スズ化合物(ジブチル錫オキサイド) 3,796 0 0 0 569 0 3,227 0
240 スチレン 0 0 0 0 0 0 0 0
296 1・2・4-トリメチルベンゼン 64,675 10,511 0 0 1,128 161 31,644 21,231
297 1・3・5-トリメチルベンゼン 9,444 2,872 0 0 324 76 20 6,152
300 トルエン 321,517 125,735 0 0 2,506 18,126 101,539 73,611
302 ナフタレン 1,189 698 0 0 40 0 0 451
309 ニッケル化合物 2,383 0 184 0 1,337 0 862 0
392 ノルマル-へキサン 17,985 68 0 0 4 26 10,905 6,982
400 ベンゼン 8,903 30 0 0 0 0 6,767 2,106
411 ホルムアルデヒド 840 126 0 0 1 0 0 713
412 マンガン及びその化合物 5,619 0 334 0 1,943 0 3,342 0
  合計 668,392 226,556 563 0 9,929 21,153 245,300 160,560
  • 単位:kg/年
  • 取扱量=排出量+移動量+リサイクル量+消費量+除去処理量
  • 消費量:反応により他物質に変化もしくは製品に含有して持ち出される量
  • 除去処理量:焼却・分解・反応等により他物質に変化した量
  • 汚泥の廃棄物移動量が4,331(kg/年)ありましたが、水溶性化合物ではないため、廃棄物移動量には含めていません(岡崎市了承済み)。

水島製作所

所在地 岡山県倉敷市水島海岸通1-1 水島製作所
設立 1943年
主な生産品目 乗用車、軽自動車、自動車用エンジン、トランスミッション
生産工程 鋳造、鍛造、機械加工、プレス、溶接組立、塗装、組立
ISO14001 1998年12月取得

大気

物質 設備 単位 規制値 排出状況
(最大)
NOx ボイラー (蒸気) ppm 150 -
(暖房) ppm 150 70
(小型) ppm 150 45
(吸収式冷暖房) ppm 180 58
(ブース給気加温施設) ppm 100 15
乾燥炉 ppm 230 60
溶解炉 ppm 200 27
金属加熱炉 ppm 180 40
総量 Nm³/h 12.749 5.788
ばいじん ボイラー g/Nm³ 0.1 0.042
(ブース給気加温施設のみ) g/Nm³ 0.03 0.0005
乾燥炉 g/Nm³ 0.1 0.05
溶解炉 g/Nm³ 0.1 0.001
金属加熱炉 g/Nm³ 0.1 0.028
SOx(燃料S分規制) 0.50 0.088

有害ガス(岡山県条例)

物質 単位 規制値 排出状況
(最大)
アクリロニトリル ppm 40 0.1
アセトニトリル ppm 80 0.1
ホルムアルデヒド ppm 10 0.7
シアン及びその化合物 ppm 10 -
二硫化炭素 ppm 40 -
フェノール ppm 10 -
スチレン ppm 200 <0.1
ベンゼン ppm 50 -
ホスゲン ppm 0.1 -
塩化ビニル ppm 500 -

水質

物質 単位 規制値
( )内は日間平均
排出状況
最大 最小 平均
pH 河川 - 6~8 7.5 7.0 7.2
pH 海域 - 6~8 8.0 7.0 7.4
BOD (河川) mg/L 30(20) 15.0 <1.0 4.8
COD 河川 mg/L 30(20) 14.0 3.0 6.2
COD 海域 mg/L 20(15) 8.6 1.7 4.3
COD総量 (河川+海域) kg/日 294 46.8 18.8 33.5
SS 河川 mg/L 40(20) 37.0 <1.0 1.6
SS 海域 mg/L 40(20) <2.5 <1.0 <1.0
油 河川 mg/L 2(1) 0.6 <0.5 <0.5
油 海域 mg/L 2(1) 0.5 <0.5 <0.5
亜鉛 河川 mg/L 2 0.99 <1.0 0.32
亜鉛 海域 mg/L 2 0.29 <0.1 0.01
溶解性鉄 河川 mg/L 10 <0.1 <0.1 <0.1
溶解性鉄 海域 mg/L 10 <0.1 <0.1 <0.1
溶解性マンガン 河川 mg/L 10 0.47 <0.1 <0.1
溶解性マンガン 海域 mg/L 10 <0.1 <1.0 <0.1
大腸菌 河川 個/cm³ 3000 6 1 2.7
大腸菌 海域 個/cm³ 3000 0 0 0.0
全窒素 総量 kg/日 123 55.1 27.2 41.7
全りん 総量 kg/日 47.8 28.5 5.1 10.2
全窒素 河川 mg/L 120(60) 13.0 2.8 8.4
全窒素 海域 mg/L 120(60) 3.7 1.0 2.6
全りん 河川 mg/L 16(8) 3.60 0.40 1.30
全りん 海域 mg/L 16(8) 0.30 <0.01 0.03
ほう素 河川 mg/L 10 <0.1 <0.1 <0.1
ほう素 海域 mg/L 230 <0.1 <0.1 <0.1
ふっ素 河川 mg/L 8 1.9 0.5 1.4
ふっ素 海域 mg/L 15 0.4 <0.1 <0.2
アンモニア、アンモニウム化合物、
亜硝酸化合物及び硝酸化合物
河川 mg/L 100 7.8 1.8 5.2
海域 mg/L 100 2.0 0.8 1.0
  • 上記以外の銅、鉛、シアン、全クロム、六価クロム、カドミウム、有機りん、総水銀、砒素、フェノール、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、アルキル水銀、PCB、セレン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、ジクロロメタン、シス1.2-ジクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1.1.2-トリクロロエタン、ベンゼン、1.3-ジクロロプロペン、シマジン、チウラム、チオベンカルブは、すべて定量下限値以下(検出されない)

PRTR対象物質

No. 物質名 取扱量 排出量 移動量 リサイクル量 消費量 除去
処理量
大気 公共用
水域
下水道 廃棄物
1 亜鉛の水溶性化合物 16,469.1 0 642.3 0 4,586.9 0 11,240.1 0
53 エチルベンゼン 16,892.5 1,975.8 0 0 144.4 4,680.9 9,986.4 105.3
80 キシレン 52,212.5 2,353.4 0 0 161.2 5,071.0 44,509.1 117.5
188 N・Nジシクロヘキシルアミン 1,709.7 0 0 0 1,709.7 0 0 0
239 有機スズ化合物(ジブチル錫オキサイド) 7,615.3 0 0 0 380.7 0 7,234.6 0
277 トリエチルアミン 1,281.6 1,281.6 0 0 0 0 0.0 0
296 1・2・4-トリメチルベンゼン 42,930.0 12,099.7 0 0 709.0 0 28,479.2 1,642.3
297 1・3・5-トリメチルベンゼン 4,194.8 3,507.7 0 0 206.9 0 0 479.8
300 トルエン 96,910.3 319.1 0 0 0 11,312.2 85,279.0 0
309 ニッケル化合物 3,257.7 0 371.1 0 1,727.7 0 1,159.0 0
392 ノルマル-ヘキサン 38,220.5 179.3 0 0 0 0 38,041.2 0
400 ベンゼン 6,936.3 20.7 0 0 0 0 6,915.6 0
407 ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル 8,832.7 0 90.8 0 8,741.7 0 0 0
411 ホルムアルデヒド 3,080.1 1,904.3 0 0 0 0 0 1,175.8
412 マンガン及びその化合物 3,193.8 0 173.0 0 1,102.9 0 1,888.6 29.1
438 メチルナフタレン 4,583.9 268.6 0 0 0 0 4,315.3 0
  合計 308,320.8 23,910.2 1,277.2 0 19,471.1 21,064.1 239,048.1 3,549.8
  • 単位:kg/年
  • 取扱量=排出量+移動量+リサイクル量+消費量+除去処理量
  • 消費量:反応により他物質に変化もしくは製品に含有して持ち出される量
  • 除去処理量:焼却・分解・反応等により他物質に変化した量

京都製作所 京都工場

所在地 京都市右京区太秦巽町1 京都製作所 京都工場
設立 1944年
主な生産品目 自動車用エンジン、トランスミッション
生産工程 鋳造、機械加工、組立
ISO14001 1998年11月取得

大気

物質 設備 単位 規制値 排出状況
(最大)
NOx ボイラー ppm 150 79
乾燥炉 ppm 230 ≦77
溶解炉 ppm 200 ≦91
金属加熱炉 ppm 180 ≦97
ばいじん ボイラー ppm 0.1 ≦0.0075
乾燥炉 ppm 0.2 0.0035
溶解炉 ppm 0.1 0.31(※)
金属加熱炉 ppm 0.2 0.017
SOx(燃料S分規制) wt% 0.5 0.0282
ダイオキシン 溶解炉 ng-TEQ/Nm³ 1 0.058
乾燥炉 ng-TEQ/Nm³ 1 0.00068
  • 2018年12月に測定結果が規制値を上回った。2019年1月に、行政の指示に基づき溶解作業工程におけるばいじん測定(計13回)を実施した結果、0.0035~0.022で規制値内であることを確認した。

水質

物質 単位 規制値 排出状況
最大 最小 平均
pH - 5~9 7.4 5.7 6.5
BOD mg/L 600 250 2.8 103.9
SS mg/L 600 99.0 9.5 24.2
mg/L 5 <1.0 <1.0 <1.0
亜鉛 mg/L 5 0.05 0.05 0.05
溶解性鉄 mg/L 10 0.36 0.11 0.24
溶解性マンガン mg/L 10 0.71 0.44 0.60
全窒素 mg/L 240 44.6 8.6 26.9
全りん mg/L 32 0.49 0.10 0.20
砒素 mg/L 0.1 <0.05 <0.05 <0.05
ダイオキシン類 pg-TEQ/L 10 0.051 0.051 0.051
  • 上記以外の銅、クロム、鉄、砒素、フェノール、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、PCB、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、ジクロロメタン、シス1.2-ジクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、1.1.2-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、ベンゼン、1.3-ジクロロプロペン、シマジン、チウラム、チオベンカルブは、すべて定量下限値以下(検出されない)
  • 工程系の排水はすべて下水道に放流しており、分析項目については京都市行政と協定をとり決定している。

PRTR対象物質

No. 物質名 取扱量 排出量 移動量 リサイクル量 消費量 除去
処理量
大気 公共用
水域
下水道 廃棄物
37 ビスフェノールA 6,676.8 0 0 0 0 0 6,658.8 18.1
53 エチルベンゼン 10,430.8 5.4 0 0 0 0 10,425.3 0
80 キシレン 45,790.8 16.1 0 0 0 0 45,774.8 0
87 クロム及び3価クロム化合物 16,908.8 0.3 0 0 0 0 16,908.6 0
258 ヘキサメチレンテトラミン 70,248.2 0 0 0 0 0 47,887 22,361.2
296 1.2.4-トリメチルベンゼン 20,613.9 6.9 0 0 0 0 20,607 0
297 1.3.5-トリメチルベンゼン 5,563.1 1.7 0 0 0 0 5,770.7 1,192
300 トルエン 141,794.6 42.9 0 0 0 0 141,751.7 0
349 フェノール 6,962.7 0 0 0 0 0 5,770.7 1,192
392 ノルマル-ヘキサン 14,747.2 3.2 0 0 0 0 14,744 0
400 ベンゼン 4,308.7 0.5 0 0 0 0 4,308.2 0
411 ホルムアルデヒド 1,528.7 0.2 0 0 0 0 1,523.1 5.6
412 マンガン及びその化合物 17,257.4 0.2 0 0 0 0 17,257.2 0
448 メチレンビス=ジイソシアネート 1,518 0 0 0 0 0 0 1,518
  合計 364,349.5 77.1 0 0 0 0 339,177.6 25,094.8
243 ダイオキシン類 9.7 0.0000023
  • 単位:kg/年
  • ダイオキシン類の単位はmg-TEQ/年
  • 取扱量=排出量+移動量+リサイクル量+消費量+除去処理量
  • 消費量:反応により他物質に変化もしくは製品に含有して持ち出される量
  • 除去処理量:焼却・分解・反応等により他物質に変化した量

京都製作所 滋賀工場

所在地 滋賀県湖南市小砂町2-1 京都製作所 滋賀工場
設立 1979年
主な生産品目 自動車用エンジン
生産工程 機械加工、組立
ISO14001 1998年11月取得

大気

物質 設備 単位 規制値 排出状況
(最大)
NOx ボイラー ppm 150 62
ばいじん ボイラー g/Nm³ 0.1 ≦0.0046

水質

物質 単位 規制値 排出状況
最大 最小 平均
pH - 5~9 8.4 6.7 7.6
BOD mg/L 600 26.0 1.0 5.2
SS mg/L 600 10.0 5.0 5.3
mg/L 5 3.3 1.0 1.1
全窒素 mg/L 60 7.2 0.6 3.7
全りん mg/L 10 0.7 0.1 0.3
  • 上記以外のカドミウム、シアン、有機燐、鉛、6価クロム、砒素、水銀、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、シス1.2-ジクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、1.1.2-トリクロロエタン、1-3ジクロロプロペン、ベンゼン、フェノール、マンガン、クロム、フッ素、ホウ素、セレン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ノニルフェノールは、すべて定量下限値以下(検出されない)
  • 工場系の排水は全て下水道に放流しており、分析項目については湖南行政と協定をとり決定している。

PRTR対象物質

No. 物質名 取扱量 排出量 移動量 リサイクル量 消費量 除去
処理量
大気 公共用
水域
下水道 廃棄物
300 トルエン 1,949.0 0.6 0 0 0 0 1,948.4 0
  合計 1,949.0 0.6 0 0 0 0 1,948.4 0
  • 単位:kg/年
  • 取扱量=排出量+移動量+リサイクル量+消費量+除去処理量
  • 消費量:反応により他物質に変化もしくは製品に含有して持ち出される量
  • 除去処理量:焼却・分解・反応等により他物質に変化した量