フタバアオイを上賀茂神社に奉納

5月6日（土）、京都工場内で育てたフタバアオイを京都市北区の上賀茂神社へ奉納しました。
京都工場では、生物多様性保全活動の一環として、京都府で近年激減しているフタバアオイの保護に取り組む「一般財団法人 葵プロジェクト」に参画しています。2015年に上賀茂神社から株分けいただいたフタバアオイを工場内の憩いの広場で大切に育てており、京都三大祭のひとつ「葵祭」の飾りなどに使っていただくため、毎年上賀茂神社に奉納しています。
フタバアオイの奉納は2016年から開始し、今回で8年連続での参加になります。

また、翌週5月14日（日）には、葵桂（あおいかつら）の奉製作業に参加し、フタバアオイとカツラを用いた飾りつけの作製のお手伝いをすることができました。
今年度はコロナ禍で中止となっていた「路頭の儀」が4年ぶりに開催され、平安装束を身に着けた人たちおよそ500人が巡行しました。
※写真引用元：葵プロジェクト Instagram

今年度でフタバアオイ奉納を開始してから、8年連続での里帰り奉納を実施することができ、大変嬉しく思います。また、4年ぶりに「路頭の儀」も開催され、京都の街に活気がもどってきたように感じます。
来年以降も元気なフタバアオイを里帰りさせられるよう、大切に育てていきたいと思いました。