フェイスシールドを老健施設や教育現場に ~劇団『くるま座』~

2020年10月05日
地域社会
その他
日本
facebook
X
line

@岡山県 倉敷市
三菱自動車工業株式会社 水島製作所 劇団『くるま座』

2020年6月5日(金)及び7月16日(木)、劇団『くるま座』は、水島製作所で作成したフェイスシールドを老健施設へ200枚、倉敷市立郷内中学校へ250枚寄贈しました。

劇団『くるま座』は水島製作所に勤務する有志で結成した劇団で、毎年老健施設を中心に年6回各施設に訪問し、芝居の公演をしています。現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら公演を中止しています。今回、公演中止でご不便をお掛けした『社会福祉法人松園福祉会 高齢者支援センター しあわせの里 あすなろ園』様と他老健施設3施設にフェイスシールドを50枚ずつ寄贈しました。

また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学校教育現場でも理科の実験ができない、音楽の授業で歌えない等の支障が出ていると聞き、劇団立ち上げに関連の深い岡山県倉敷市立郷内中学校に教職員用と生徒用の計250枚を寄贈しました。当日は生徒会長さんへ直接手渡すことができました。

『社会福祉法人松園福祉会 高齢者支援センター しあわせの里 あすなろ園』スタッフの声

ご利用者の皆様への感染は重症化する可能性が高いため、感染拡大防止の対応はとても重要です。

フェイスシールドを使用することで感染リスクが少なくなるため、ご利用者様の看護がとてもし易くなりました。

岡山県立倉敷市立郷内中学校の声

教職員からは、「英語や体育、音楽などで大変ありがたく使わせていただいております。」とお礼を頂き、生徒からは「コロナで体育の剣道が出来なかったけど、フェイスシールドをつけて“つばぜり合い”とかを教えてもらえた」「久しぶりに大きな声で合唱することができた」「家に持って帰って家族に見せたい」など、うれしい声を多々いただきました。

 

寄贈した劇団員の声

劇団『くるま座』としては、一日も早く新型コロナウイルス感染が終息し、各施設へ公演を通じて「笑顔と感動」をお届けできる日が来ることを願っております。未だ先が見えない状況ではありますが、寄贈させて頂いたフェイスシールドで、老健施設の方が少しでも安心して介護でき、生徒の皆さんが楽しく学校活動を送れることを願っています。

そして、今後は新しい生活様式を取り入れながら、各施設の皆様に「新しい形で笑顔と感動」をお届けできるよう考えていきたいと思っております。どうぞお楽しみに。

『社会福祉法人松園福祉会 高齢者支援センター しあわせの里 あすなろ園』

岡山県倉敷市立郷内中学校

facebook
X
line