お客(きゃく)さまや社会(しゃかい)から、どんなクルマが必要(ひつよう)とされているかを調査(ちょうさ)します。デザインについてお客(きゃく)さまにアンケートをとることもあります。
調査結果(ちょうさけっか)をもとに、クルマのタイプ(クルマの大(おお)きさ、エンジンの大(おお)きさ、何人乗(なんにんの)りかなど)を、アイデアを出(だ)し合(あ)って決(き)めます。
デザイン画(が)を何枚(なんまい)も描(か)いた中(なか)から良(よ)いものをえらび、本物(ほんもの)と同(おな)じ大(おお)きさの模型(もけい)を特別(とくべつ)な粘土(ねんど)でつくります。デジタル化(か)が 進(すす)みVR(ぶいあーる)を使(つか)うこともあります。
コンピューターを使(つか)って、クルマの部品(ぶひん)をひとつひとつ組(く)み合(あ)わせて設計(せっけい)していきます。
お客( きゃく ) さまにいろいろな環境(かんきょう)で安心(あんしん)してクルマを運転(うんてん)してもらえるように設計図(せっけいず)からつくった試作車(しさくしゃ)で性能(せいのう)などをくりかえし細(こま)かくチェックして、改良(かいりょう)していきます。
高速周回(こうそくしゅうかい)テスト
高速(こうそく)でもクルマが安定(あんてい)して快適(かいてき)に 走行 ( そうこう ) できるかを調(しら)べます。※ 動画 ( どうが ) は 別 ( べつ ) のクルマが 流 ( なが ) れます
風洞(ふうどう)テスト
クルマが走(はし)るときの風(かぜ)の流(なが)れを調(しら)べ、風(かぜ)の抵抗(ていこう)がより少(すく)なくなるようにします。
急坂路(きゅうはんろ)テスト
急(きゅう)な上(のぼ)り坂(ざか)でもしっかりと登(のぼ)れるかを調(しら)べます。
無人耐久(むじんたいきゅう)テスト
クルマを走(はし)らせ続(つづ)けて、クルマが長持(ながも)ちするかを調(しら)べます。(24時間(じかん)走(はし)らせ続(つづ)けるために特別(とくべつ)な機械(きかい)をクルマと道路(どうろ)に設置(せっち))
振動耐久(しんどうたいきゅう)テスト
クルマが荒(あ)れた道(みち)をずっと走(はし)ることができるかを調(しら)べます。
耐寒(たいかん)テスト
世界中(せかいじゅう)の国々(くにぐに)で走(はし)るため、各国(かっこく)の気候(きこう)に合(あ)わせ安全(あんぜん) に 走 ( はし ) れるかを調(しら)べます。