デザインや設計(せっけい)、販売(はんばい)の仕事(しごと)をしている人たちと話し合い、みた目や装備(そうび)、安全性(あんぜんせい)や地球(ちきゅう)へのやさしさなど、たくさんのことを考えます。考えはじめてから工場でつくるまで3〜4年もかかるので、1台のクルマには多くの人がかかわります。かかわったクルマを街中(まちなか)でみると、自分の子どもが頑張(がんば)って走っているようでうれしくなります。

お客(きゃく)さまにクルマを実際(じっさい)に運転(うんてん)してもらったり、自分で運転(うんてん)したりして集(あつ)めたデータをみながら、問題(もんだい)は出ないか、どんなクルマにすればたくさんの人に喜(よろこ)んでもらえるかと考えながら、運転中(うんてんちゅう)にクルマが故障(こしょう)しないようにテストをしています。

わたしは、クルマを美(うつく)しくみせるための黒いテープを窓枠(まどわく)にはりつける作業(さぎょう)をしています。目にみえない小さなホコリがクルマにつかないように作業(さぎょう)するのはとても大変(たいへん)です。きれいなクルマをお客(きゃく)さまに届(とど)けるため、気をつけて作業(さぎょう)をしています。

ブレーキペダルやカーテンエアバッグの部品(ぶひん)を組みつけています。同じ姿勢(しせい)での作業(さぎょう)が多く、くりかえし作業(さぎょう)をしていると、足腰(あしこし)に負担(ふたん)がかかりミスにつながるので、時間によって作業(さぎょう)を交代(こうたい)しています。お客(きゃく)さまに安心(あんしん)して運転(うんてん)してもらうため、ミスをしないように気をつけています。

完成(かんせい)したクルマを港(みなと)に運(はこ)んだり、輸送船(ゆそうせん)に積(つ)んだりしています。一隻(いっせき)の輸送船(ゆそうせん)にたくさんのクルマを積(つ)むので、一台一台をわずか10cmの間隔(かんかく)で並べます。また、出港(しゅっこう)までの限(かぎ)られた時間で積(つ)まなくてはいけないので、高い運転技術(うんてんぎじゅつ)とスピードが必要(ひつよう)です。クルマをぶつけないように誘導(ゆうどう)する人と協力(きょうりょく)して作業(さぎょう)をしています。

わたしはお客(きゃく)さまにクルマの販売(はんばい)をしています。クルマは生活を支(ささ)えるツールなので、お客(きゃく)さまと信頼関係(しんらいかんけい)をつくることがとても大切です。これから購入(こうにゅう)されるお客(きゃく)さまだけでなく、いま乗(の)られているクルマの点検(てんけん)や、整備(せいび)でお店に来たお客(きゃく)さまのお話もよく聞いて、ご要望(ようぼう)にあった提案(ていあん)ができるように気をつけています。