LGBTQに関する取り組みを評価する「PRIDE指標」でゴールド認定を5年連続で獲得

2022年11月10日
社会
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三菱自動車は、職場におけるLGBTQなど性的マイノリティに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」において、2018年から5年連続でゴールド認定*1を獲得しました。

 

「PRIDE指標」は、企業などの団体においてダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」が、職場におけるLGBTQに関する取り組みにおいて日本初の評価指標として2016年に策定したものです。

 

当社は、人権の尊重は事業活動の基本であると考え、2019年5月に国連が提唱する「人権・労働・環境・腐敗防止」4分野・10原則についての「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。また、当社の「人権方針」においてはステークホルダーの人権尊重を定め、性別・性的指向・性自認などに基づく不当な差別やハラスメントを容認せず、多様性を尊重することを表明しています。さらに、すべての役員・社員が守るべき規範であるグローバル行動規範の「人権と多様性の尊重、機会平等」の中で、人権と多様性の尊重を表明しています。

 

これらの考え・方針のもと、社内のLGBTQ当事者が活躍できる働きやすい環境づくりを目指し、職場環境の改善や社内制度の整備に努めています。主な取り組みとして、社員制度に関しては、結婚の定義に同性婚の関係を含め、結婚休暇や育児休業の取得、社宅の利用を認めています。2021年10月には、婚姻の平等を求める企業を募る「Business for Marriage Equality」キャンペーンへの賛同を表明しました。さらに、外部講師によるLGBTQ理解促進セミナーの継続的な開催や、e-learningでの学習に加え、オリジナルの「ALLY*2(アライ)ステッカー」と「バーチャル背景」を作成し配布することにより、社内におけるALLYの見える化を推進しています。

 

こうした取り組みが評価され、「PRIDE指標」においてゴールド認定を獲得しました。
当社は、今後もダイバーシティ推進を通して、社員一人ひとりが活躍し輝き続けられる環境づくりに取り組み、当社の持続的成長を目指してまいります。

 

*1…2021年より社会に与えているインパクト評価の最高ランクとして「レインボー認定」が設定され、「ゴールド認定」はそれに次ぐものとなっている。

*2…LGBTQの方々を積極的に支援する人。

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