2004年度 自動車リサイクル法再資源化等の実績

1.対象期間

2005年1月1日~2005年3月31日

2.再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況

再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況
  • ASRリサイクル施設からの廃棄物総重量の誤記訂正により、ASR再資源化率を修正しました。(2005年7月12日)

3.再資源化の状況

ASR

三菱三菱自動車は、同社含む国内自動車メーカー8社、輸入業者3社と、指定再資源化機関(財団法人自動車リサイクル促進センター)とで構成される「自動車破砕残さリサイクル促進チーム(ART)」にて引取基準・指定引取場所を設定し、ASRの引き取り・再資源化、関係業者への料金の支払い業務などについては三井物産に業務委託しています。

再資源化の状況
  1. ASRリサイクル施設とは、自動車リサイクル法第28条で主務大臣の認定を取得したASR指定引き取り場所のうち、施行規則第26条に定める基準に適合した施設(「基準適合施設」)を示す。
  1. ASRをリサイクルすることによって生じるスラグや飛灰等のうち、販売や処理されないで施設に残った、もしくは埋立処分された廃棄物の総重量。
  2. 委託全部再資源化とは、自動車リサイクル法第31条で主務大臣の認定を取得した、全部再資源化業務委託先(解体事業者、プレス・せん断処理業者)と委託全部利用者(電炉・転炉等)で、ASRを生じさせないで使用済み自動車を再資源化する仕組み。
  1. 委託全部利用者で鉄鋼製品を生産する際に生じるスラグや飛灰等のうち、販売や処理されないで施設に残った、もしくは埋立処分された廃棄物の総重量。

再資源化等の実績の修正について

上記の2004年度再資源化等の実績は、公表日時点(2005年6月)のものです。
公表後、一部の再資源化施設で、実績の修正が行われたため、下記項目の数値を修正いたしました。(2006年6月19日)

(修正項目) (誤) (正)
ASRリサイクル率 60.1% 59.3%
ASRリサイクル施設での再資源化重量 1933(t) 1907(t)
ASRリサイクル施設で生じた当該ASR由来の廃棄物重量 276(t) 302(t)

エアバッグ類・フロン類

三菱自動車は、同社含む国内自動車メーカー12社と日本輸入車組合が設立した「有限責任中間法人 自動車再資源化協力機構(JARP)」に、エアバッグ類・フロン類の引き取り・再資源化(破壊)体制の構築、関係業者への料金の支払いなどを業務委託しています。

エアバッグ類

エアバッグ類

フロン類

フロン類

4.資金管理法人から払い渡しを受けた預託金及び再資源化等に要した費用

三菱自動車製乗用車等のユーザーに預託いただいたリサイクル料金は、国が指定する資金管理法人(財団法人 自動車リサイクル促進センター)により確実に管理されており、自動車が使用済になった際に、三菱自動車へ払い渡され、再資源化等に要する費用に充てられています。

資金管理法人から払い渡しを受けた預託金及び再資源化等に要した費用