市街地走行のポイントは？

歩道などがなく、道路と家が隣接していると、子どもや自転車、クルマが飛び出してくることが考えられます。状況に合った速度・走行位置を考えましょう。子どもが多くなる夏休みなどは特に注意を。狭い道では、すれ違いポイントを探しながら、速度も控えめが原則です。

2車線道路は全般的に速度が高めで、それぞれの車線の流れは同じではありません。後ろのクルマ、車線変更するクルマ、すり抜けるバイクなど、1車線道路を走るとき以上に周囲の状況に気を配りましょう。

スピードの高さが、クルマの「曲がる」「止まる」に大きく影響します。高速道路では急操作が大きな事故につながる危険をはらんでいます。急ハンドル、急ブレーキなど、“急”がつく操作をしない走行を心がけましょう。

変更する車線と流れ（速度）を合わせることが大切。ここでは流れの速い車線への変更を紹介します。

ゆっくり走れば危険を避けられると思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。まずは、前のクルマとの車間をあけ、速度調節ができるスペースをつくりましょう

「あのクルマの後ろに入ろう」という、目標を決めましょう。

ウィンカーを出して、横の死角を目視でチェックします。急接近してくるバイクなどは、ミラーだけでは見落とす危険があります。安全確認をしたら速度を落とさずに目標のクルマの後ろについて行く感じで車線変更。ただし、車線変更した直後に前のクルマがスピードを落とすこともあるので注意しましょう。

遠いと手が届かないし、近過ぎるとタイヤを縁石にすってしまう … 。ブースの直前では縁石との距離感がつかみにくいもの。走るラインを早めに決めて、まっすぐ進入するのがポイントです。

高速道路に入ると、上り方面と下り方面に道が分かれます。もし間違ってしまったら戻れないので、行き先表示で迷わないように、目的地の方面をしっかり認識しておきましょう。

本線の流れ（速度）にいかに早く合わせるかがポイントです。

ゆっくりとした操作を心がけましょう。目線は常に遠くへおくことが原則です。

走行車線（左側）があいている状態で、追越車線（右側）を走り続けるのは違反になりますので注意しましょう。

高速道路を降りるときは2km手前の標識を目安にして、車線変更と減速の準備を始めましょう。