三菱自動車(みつびしじどうしゃ)歴史(れきし)
三菱自動車(みつびしじどうしゃ)のクルマづくりの歴史(れきし)は、日本の自動車産業(じどうしゃさんぎょう)とともに発展(はってん)してきました。その歴史(れきし)明治時代(めいじじだい)にまでさかのぼります。

時代背景(じだいはいけい)

三菱自動車(みつびしじどうしゃ)歴史(れきし)

  • 自動車産業黎明期(じどうしゃさんぎょうれいめいき)
    自動車産業黎明期(じどうしゃさんぎょうれいめいき)

    自動車産業(じどうしゃさんぎょう)はまだ(はじ)まったばかり。人々の移動手段(いどうしゅだん)としてクルマがどんどん普及(ふきゅう)(はじ)め、それと(とも)に新しい技術(ぎじゅつ)次々(つぎつぎ)と生まれてきました。

  • 戦時中(せんじちゅう)
    戦時中(せんじちゅう)

    戦争(せんそう)によって世界(せかい)緊張(きんちょう)している時代(じだい)でした。そんな中、自動車技術(じどうしゃぎじゅつ)発展(はってん)し、軍用車両(ぐんようしゃりょう)製造(せいぞう)(さか)んになっていました。

  • 戦後復興(せんごふっこう)
    戦後復興(せんごふっこう)

    戦争(せんそう)()わり、日本は目まぐるしく回復(かいふく)をしていきます。この時期(じき)発売(はつばい)されたクルマは、復興(ふっこう)への希望(きぼう)象徴(しょうちょう)となり、その後の日本の発展(はってん)に大きく貢献(こうけん)しました。

  • 産業発展(さんぎょうはってん)
    産業発展(さんぎょうはってん)

    この(ころ)発売(はつばい)されたクルマは日本の産業(さんぎょう)加速(かそく)させました。多くの家庭(かてい)でクルマが普及(ふきゅう)しはじめました。クルマは人々の生活を便利(べんり)にし、経済発展(けいざいはってん)貢献(こうけん)しました。

  • 高度成長期(こうどせいちょうき)
    高度成長期(こうどせいちょうき)

    技術(ぎじゅつ)進化(しんか)(すす)み、高性能(こうせいのう)環境(かんきょう)にやさしいモデルが登場(とうじょう)しました。これらのクルマは、日本の自動車産業(じどうしゃさんぎょう)世界(せかい)(ほこ)るものにし、日本の経済成長(けいざいせいちょう)がさらに(すす)みました。

  • グローバル時代(じだい)
    グローバル時代(じだい)

    自動車産業(じどうしゃさんぎょう)国際的(こくさいてき)発展(はってん)して、燃費(ねんぴ)()安全(あんぜん)なクルマが世界中(せかいじゅう)で人気になりました。技術(ぎじゅつ)進化(しんか)し、環境(かんきょう)にやさしい電気自動車(じどうしゃ)やハイブリッド車の開発(かいはつ)(すす)みました。

  • 未来思考時代(みらいしこうじだい)
    未来思考時代(みらいしこうじだい)

    自動車業界(じどうしゃぎょうかい)は大きく進化(しんか)して、自動運転(じどううんてん)技術(ぎじゅつ)(すす)んだり、環境(かんきょう)(やさ)しい電気自動車(じどうしゃ)がたくさん登場(とうじょう)しています。これからのクルマは、(さら)地球(ちきゅう)を守るクルマ社会に貢献(こうけん)します。

  • 1870

    土佐藩(とさはん)九十九商会(つくもしょうかい)(のちの三菱(みつびし)グループ)を開業(かいぎょう)岩崎彌太郎(いわさきやたろう)経営者(けいえいしゃ)就任(しゅうにん)【1970年 三菱自動車工業株式会社(みつびしじどうしゃこうぎょうかぶしきがいしゃ) 設立(せつりつ)

  • 1917

    日本(はつ)量販乗用車(りょうはんじょうようしゃ)

    <ruby>三菱(みつびし)</ruby>A<ruby>型(がた)</ruby>
  • 1936

    陸軍(りくぐん)自動車(じどうしゃ)学校からの試作依頼(しさくいらい)

    PX33
  • 1946

    画期的(かっきてき)屋根付(やねつ)(がた)3(りん)

    みずしま
  • 1953

    「ジープ」の国産化(こくさんか)

    ジープ
  • 1960

    コンパクト・ファミリーカー

    <ruby>三菱(みつびし)</ruby>500
  • 1963

    (はつ)量産型(りょうさんがた)4ドアセダン

    コルト1000
  • 1973

    「ラリーの三菱(みつびし)」を強烈(きょうれつ)印象(いんしょう)()

    ランサー
  • 1976

    集大成(しゅうたいせい)」を意味(いみ)する「Σ(シグマ)」

    ギャランΣ(シグマ)
  • 1982

    RV/4WDブームのけん引役(いんやく)

    パジェロ
  • 1986

    走るリビングルーム

    デリカ スターワゴン
  • 1991

    多機能(たきのう)なコンパクトSUV

    RVR
  • 1999

    電気自動車(じどうしゃ)世界記録(せかいきろく)挑戦(ちょうせん)

    FTO-EV
  • 2010

    量産型(りょうさんがた)新世代(しんせだい)電気自動車(じどうしゃ)

    i-MiEV(アイ・ミーブ)
  • 2011

    国内メーカー(はつ)軽商用(けいしょうよう)EV

    ミニキャブ・ミーブ
  • 2013

    EV/4WD/SUV技術(ぎじゅつ)集大成(しゅうたいせい)

    アウトランダーPHEV
  • 2021

    コンセプトは威風堂々(いふうどうどう)

    アウトランダーPHEV

1917

日本(はつ)量販乗用車(りょうはんじょうようしゃ)

<ruby>三菱(みつびし)</ruby>A<ruby>型(がた)</ruby>
三菱(みつびし)A(がた)
エンジンは鋳鉄製(ちゅうてつせい)、車室は大形の木材(もくざい)をくりぬいて製作(せいさく)。なんと、ヘッドランプはガス(とう)。クラクションはラッパが使用(しよう)されたそうです。

1936

陸軍(りくぐん)自動車(じどうしゃ)学校からの試作依頼(しさくいらい)

PX33
PX33
陸軍自動車(りくぐんじどうしゃ)学校からの試作依頼(しさくいらい)でつくられた「PX33」は、日本で(はじ)めての四輪駆動車(よんりんくどうしゃ)です。雪や(どろ)の多い場所(ばしょ)でもスムーズに走ることができる特別(とくべつ)なクルマでした。

1946

画期的(かっきてき)屋根付(やねつ)(がた)3(りん)

みずしま
みずしま
屋根(やね)()いた三輪車(さんりんしゃ)の「みずしま」は、雨の日でも()れずに()ることができ、当時としては画期的(かっきてき)構造(こうぞう)評判(ひょうばん)でした。小さなエンジンで(うご)き、(せま)い道でもスイスイ(すす)めました。

1953

「ジープ」の国産化(こくさんか)

ジープ
ジープ
アメリカの技術(ぎじゅつ)をつかって生産(せいさん)開始(かいし)したジープは、とても丈夫(じょうぶ)でどんな道でもスムーズに走ることができました。そのため、戦後(せんご)の日本が復興(ふっこう)する過程(かてい)で広く活躍(かつやく)しました。

1960

コンパクト・ファミリーカー

<ruby>三菱(みつびし)</ruby>500
三菱(みつびし)500
戦後(せんご)の日本で最初(さいしょ)にたくさんつくられたクルマです。当時の最先端(さいせんたん)技術(ぎじゅつ)をつかい、価格(かかく)手頃(てごろ)でした。小さくて運転(うんてん)しやすく経済的(けいざいてき)だったので、とても人気がありました。

1963

(はつ)量産型(りょうさんがた)4ドアセダン

コルト1000
コルト1000
「コルト1000」は三菱自動車(みつびしじどうしゃ)ではじめて、4ドアセダンとして発売(はつばい)されました。(つぎ)の年の1964年には鈴鹿(すずか)サーキットで行われた日本グランプリ自動車(じどうしゃ)レースで優勝(ゆうしょう)。さらに4()まで独占(どくせん)しました。

1973

「ラリーの三菱(みつびし)」を強烈(きょうれつ)印象(いんしょう)()

ランサー
ランサー
「ランサー」という名前は「槍騎兵(そうきへい)(やりを()った騎兵(きへい))」から来ています。(むかし)のヨーロッパで強くてカッコいいとされていたので、このクルマもそうなることを(ねが)って名()けました。(もっと)過酷(かこく)な「サファリラリー」に初挑戦(はつちょうせん)総合優勝(そうごうゆうしょう)し、名前に()じない活躍(かつやく)をみせました。

1976

集大成(しゅうたいせい)」を意味(いみ)する「Σ(シグマ)」

ギャランΣ(シグマ)
ギャランΣ(シグマ)
3代目(だいめ)として発売(はつばい)された「ギャラン」は三菱自動車(みつびしじどうしゃ)技術(ぎじゅつ)(わく)(あつ)めたセダンで、「Σ(シグマ)」というギリシャ語で「集大成(しゅうたいせい)」を意味(いみ)する名前が()けられました。ギャランシリーズはとても人気があり、たくさん売れました。

1982

RV/4WDブームのけん引役(いんやく)

パジェロ
パジェロ
山道や砂漠(さばく)でもスムーズに走ることができる本格(ほんかく)4WD車「パジェロ」は、過酷(かこく)なダカール・ラリーでも優勝(ゆうしょう)(かさ)ね、4WD-SUVとしての地位(ちい)確立(かくりつ)。これによって、RVや4WDに興味(きょうみ)()つ人が()えました。

1986

走るリビングルーム

デリカ スターワゴン
デリカ スターワゴン
デリカスターワゴンは、丸みを()びたデザインで内部(ないぶ)は広々、まるで家にいるように快適(かいてき)なクルマです。オフロードでもスムーズに走り、1988年には運転(うんてん)しやすいオートマチック車も登場(とうじょう)しました。

1991

多機能(たきのう)なコンパクトSUV

RVR
RVR
これまで人気のあったRVタイプを、より(あつか)いやすいように開発(かいはつ)しました。サイズはコンパクトですが、たくさん便利(べんり)機能(きのう)があって、街中(まちなか)でも自然(しぜん)の中でも快適(かいてき)運転(うんてん)できる人気のあるクルマでした。

1999

電気自動車(じどうしゃ)世界記録(せかいきろく)挑戦(ちょうせん)

FTO-EV
FTO-EV
電気自動車(じどうしゃ)によって24時間でどれだけ走れるかのチャレンジで、FTO-EVをつかって走行と急速充電(きゅうそくじゅうでん)()(かえ)し、当時の1,700kmというギネス記録(きろく)(やぶ)る2,142kmを走りました。

2010

量産型(りょうさんがた)新世代(しんせだい)電気自動車(じどうしゃ)

i-MiEV(アイ・ミーブ)
i-MiEV(アイ・ミーブ)
世界初(せかいはつ)量産型(りょうさんがた)電気自動車(じどうしゃ)として発売(はつばい)。走行中のCO2を出さない環境(かんきょう)にやさしいクルマとして世界(せかい)に先がけて発表(はっぴょう)しました。これによって自動車業界(じどうしゃぎょうかい)に大きな変化(へんか)をもたらしました。

2011

国内メーカー(はつ)軽商用(けいしょうよう)EV

ミニキャブ・ミーブ
ミニキャブ・ミーブ
発売当初(はつばいとうしょ)(おも)配送業(はいそうぎょう)使用(しよう)されました。生産(せいさん)は一時終了(しゅうりょう)しましたが、環境(かんきょう)への配慮(はいりょ)とカーボンニュートラル社会の実現(じつげん)()けた脱炭素化(だつたんそか)()()みが(すす)む中、2022年に販売(はんばい)再開(さいかい)されました。

2013

EV/4WD/SUV技術(ぎじゅつ)集大成(しゅうたいせい)

アウトランダーPHEV
アウトランダーPHEV
「アウトランダーPHEV」は、世界初(せかいはつ)のプラグインハイブリッド車です。これまでに(つちか)ってきたEV技術(ぎじゅつ)、4WD技術(ぎじゅつ)、SUVのノウハウのすべてを(あつ)めていて、三菱自動車(みつびしじどうしゃ)のクルマづくりのすべてが()まっています。

2021

コンセプトは威風堂々(いふうどうどう)

アウトランダーPHEV
アウトランダーPHEV
新型(しんがた)アウトランダーPHEVは「力強さ」「(たの)もしさ」「上質感(じょうしつかん)」を追求(ついきゅう)して進化(しんか)しました。三菱自動車(みつびしじどうしゃ)最先端技術(さいせんたんぎじゅつ)(あつ)めてつくられた代表的(だいひょうてき)なクルマで、2021年にはグッドデザイン(しょう)受賞(じゅしょう)しました。
自動車産業黎明期(じどうしゃさんぎょうれいめいき)

自動車産業(じどうしゃさんぎょう)はまだ(はじ)まったばかり。人々の移動手段(いどうしゅだん)としてクルマがどんどん普及(ふきゅう)(はじ)め、それと(とも)に新しい技術(ぎじゅつ)次々(つぎつぎ)と生まれてきました。

戦時中(せんじちゅう)

戦争(せんそう)によって世界(せかい)緊張(きんちょう)している時代(じだい)でした。そんな中、自動車技術(じどうしゃぎじゅつ)発展(はってん)し、軍用車両(ぐんようしゃりょう)製造(せいぞう)(さか)んになっていました。

戦後復興(せんごふっこう)

戦争(せんそう)()わり、日本は目まぐるしく回復(かいふく)をしていきます。この時期(じき)発売(はつばい)されたクルマは、復興(ふっこう)への希望(きぼう)象徴(しょうちょう)となり、その後の日本の発展(はってん)に大きく貢献(こうけん)しました。

産業発展(さんぎょうはってん)

この(ころ)発売(はつばい)されたクルマは日本の産業(さんぎょう)加速(かそく)させました。多くの家庭(かてい)でクルマが普及(ふきゅう)しはじめました。クルマは人々の生活を便利(べんり)にし、経済発展(けいざいはってん)貢献(こうけん)しました。

高度成長期(こうどせいちょうき)

技術(ぎじゅつ)進化(しんか)(すす)み、高性能(こうせいのう)環境(かんきょう)にやさしいモデルが登場(とうじょう)しました。これらのクルマは、日本の自動車産業(じどうしゃさんぎょう)世界(せかい)(ほこ)るものにし、日本の経済成長(けいざいせいちょう)がさらに(すす)みました。

グローバル時代(じだい)

自動車産業(じどうしゃさんぎょう)国際的(こくさいてき)発展(はってん)して、燃費(ねんぴ)()安全(あんぜん)なクルマが世界中(せかいじゅう)で人気になりました。技術(ぎじゅつ)進化(しんか)し、環境(かんきょう)にやさしい電気自動車(じどうしゃ)やハイブリッド車の開発(かいはつ)(すす)みました。

未来思考時代(みらいしこうじだい)

自動車業界(じどうしゃぎょうかい)は大きく進化(しんか)して、自動運転(じどううんてん)技術(ぎじゅつ)(すす)んだり、環境(かんきょう)(やさ)しい電気自動車(じどうしゃ)がたくさん登場(とうじょう)しています。これからのクルマは、(さら)地球(ちきゅう)を守るクルマ社会に貢献(こうけん)します。

MITSUBISHI MOTORS CARDMITSUBISHI MOTORS CARD
最後(さいご)まで読んでくれた(きみ)
三菱自動車(みつびしじどうしゃ)のクルマカードを
プレゼント!
クルマカードを集めよう

ビジネスマンコース STEP01は
これで終了(しゅうりょう)です。

(つぎ)は、三菱自動車(みつびしじどうしゃ)の工場が
どこにあるのかをみてみよう!

step_02

工場は
どこにあるの?

今回引いたカードは…
あなたはすでにこのカードをゲットしています。
クルマづくりマイスターの中に(かく)された
26種類(しゅるい)のクルマカードを(さが)()して、
あなただけのをコレクションを
完成(かんせい)させよう!