走れる、楽しめる。だから踏み出したくなる

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「スターキャンプ」が育んできた体験の価値 Part2

「スターキャンプ」が育んできた体験の価値 Part2

スターキャンプは、クルマの価値を“体験”で理解する場です。アウトドアの中で三菱車の性能と安心感を実感することで、「行ける」「やってみよう」という気持ちが自然に生まれていきます。さらに、その先で家族や仲間とどんな時間を過ごせるのか――その楽しさまでを具体的に思い描けることが、次の行動への確信につながっていきます。こうした体験の積み重ねが自身となり、人を新たな一歩、冒険へと導いていきます。(Part1はこちら

スターキャンプの体験が、次の一歩につながる

スターキャンプの価値は、用意されたプログラムを体験することだけではありません。そこで得た経験が、人の気持ちや行動を変え、次の体験へとつながっていくところにあります。
運営に携わる国内商品戦略部 竹内自身も、その変化を体験した一人でした。

「もともとキャンプに強い関心があったわけではなかったのですが、小さなお子さんと一緒に参加しているご家族を見て、『こんな小さい子どもでも楽しめるんだ』と驚いて、次の年から家族でキャンプに行くようになりました。自分がそうやって一歩踏み出したように、参加されているお客様も同じように感じてくれたらいいなと思っています。楽しんでいる人の姿を見て、『自分もやってみたい』『子どもにこういう経験をさせたい』と思ってもらえることが一番なんです」

(左から)国内商品戦略部 竹内、室田

スターキャンプの体験が、次の一歩を生み出していく。その循環こそが、スターキャンプを長く支えてきた原動力でもありました。竹内は、スターキャンプとクルマの関係について、こう語ります。
「普段はなかなかできないけれど、三菱車があることで何かができるようになる。『デリカ』に乗ったらキャンプに行きたくなるとか、家族で出かけたくなるとか、そういう後押しができるクルマでありたいし、そのきっかけになるのがスターキャンプだと思っています」

竹内と同じ国内商品戦略部の室田もまた、スターキャンプを通じて、あらためて三菱車の魅力を体感したと話します。
「三菱車に乗っているからこそ、安心して遠くまで行けるし、自然の中にも踏み込んでいける。そうした信頼感が “次はどこへ行こう”という気持ちにつながっているのだと思います。正直に言うと、それまで自分は三菱自動車のことをきちんと理解できていなかったのかもしれません。スターキャンプに参加して、お客様が三菱車と一緒に楽しんでいる姿を見て、初めて理解できた気がします」
イベントの中で得た体験は、参加した人の中に、長く残る記憶として刻まれていきます。
室田は、印象に残っているアンケートの言葉を挙げます。
「『帰り道に、お子さんが“ずっと忘れないよ”って言っていた』という声があったんです。そういう言葉を聞くと、このイベントが単なる一日の出来事ではなく、その人の中に残る歴史になっているんだなと感じます。お客様の記憶の中で、このイベントの思い出とともに、当社の存在も重なっていくのであれば、とてもうれしく思います」

サッカー教室で運営に携わる中、参加いただいたお客様を見守る

クルマが、人と人をつなぐコミュニティになる

スターキャンプでは、お客様同士の自然な交流も生まれています。竹内は、「『デリカ』のユーザーには、特に交流を楽しみにしている方が多いですね。隣同士になったら、すぐに友達になるんです」と話します。
こうした関係性は、イベント会場の外側にも広がっています。
「サービスエリアでも『デリカ』が停まっていたら、わざわざ隣に停めて話しかけるという方もいて、カスタムを見せ合ったり、そこからSNSでつながったりするのが普通に行われています。それにスターキャンプではフォトコンテストを実施していて、お客様が自分のSNSで投稿してくれるんです。それが拡散されて、投稿を見た方も『楽しそうだな』と思ってくれるようです」と竹内は話します。
こうしたつながりが、クルマそのものへの価値の変化につながる面もあります。「『デリカ』のお客様にインタビューすると、“相棒”という言葉がよく出てきます。クルマのことを名前で呼んだり、一緒に写真を撮ったりしていて、家族の一員みたいな存在になっているんですね」と竹内。『デリカ』に乗り換えてから、出かけた先でクルマと一緒に写真を撮るようになったという方も多いそう。「単なる移動手段ではなく、一緒に時間を過ごす存在になっているんだなと感じます」と続けました。
スターキャンプの役割も変化していきます。当初は「RV=三菱自動車」という認知を広げる役割が大きかったものの、現在では、お客様との関係性を深める場としての意味合いが強くなっています。「新しいお客様を増やすというよりは、参加した方がさらに三菱自動車を好きになってくれる場になっていると思います」と竹内。

その変化は、運営方針にも表れています。2025年からは募集対象を三菱車ユーザー限定へ変更しました。室田は、その際のお客様の反応をこう振り返ります。
「お客様からは、『三菱自動車が自分たちユーザーを大切にしてくれていると感じた』『一体感があって良かった』『仲間意識が生まれた』といった声を多くいただきました」
同じブランドを共有する人たちが集まることで、スターキャンプは「ブランドを知ってもらう場」から、「ブランドを共有し合う場」へと進化していったのです。
1991年に始まったスターキャンプ、「クルマで行った先の楽しみ方」という問いは、時代とともに形を変えながらも、一貫して受け継がれています。三菱車だからこそ踏み出せた一歩の先で、どんな時間を過ごせるのか。その答えは、ご参加いただいたお客様一人ひとりの体験の中にあります。そして、その体験は家族の記憶となり、次の行動へとつながっていきます。

竹内は最後に、スターキャンプについてこう語ります。
「私たちがスターキャンプを運営しながら常に意識しているのは、参加した人が新しい一歩を踏み出したくなるかどうか。三菱車があることで行きたかった場所に行けるようになる、やってみようと思える。そのきっかけをつくれることがとても大切です。スターキャンプはそのための場なんだと思っています」
室田も、「三菱車は単なる移動手段ではなく、その人の人生の時間を豊かにするものだと思います。それを実感してもらえるのがスターキャンプです」と言葉を重ねます。
クルマでどこへ行けるかではなく、クルマでどんな時間を過ごせるのか。スターキャンプが示し続けているのは、そのシンプルで本質的な価値です。そして、その価値こそが、三菱自動車らしさの根底にあるものなのです。

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