ルノー・日産・三菱自動車アライアンス、アンペアのドゥエー工場での共同プロジェクトを推進

2025年09月16日
  • アライアンス

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  • ルノーグループ、日産、三菱自動車の欧州における戦略的提携は、電気自動車(EV)のイノベーションと事業のシナジーを生み出す協業を通じて新たな段階へ
  • アライアンスオペレーティングボードを最先端のアンペアのドゥエー工場で開催。三社のCEOと会長が共同の取り組みを見直し、新たな成長と価値創造の道を模索

今回、日産のCEOであるイヴァン エスピノーサと三菱自動車のCEOである加藤隆雄は初めてドゥエー工場を訪問し、ルノーグループの新CEOであるフランソワ プロボは、会長のジャンドミニク スナールとともに初めてアライアンスオペレーティングボードに出席しました。本会議は欧州のお客さまに合わせた最先端の電気自動車をお届けするというアライアンスのコミットメントを改めて示すものとなりました。

日産と三菱自動車は、パートナーであるアンペアの競争力の高いエコシステムを活用していきます。具体的には、アンペアは、最新のEVである新型日産「マイクラ」と次世代三菱「エクリプス クロス」を開発、生産します。両モデルは、それぞれのブランドアイデンティティに基づいてデザインされ、アンペアの先進的なAmpR SmallとAmpR Mediumプラットフォームをベースに開発されています。現在、両モデルともドゥエー工場で生産の準備が進められており、発売は2025年後半を予定しています。

9月17日に発表される三菱「エクリプス クロス」は、三菱自動車が欧州市場向けに初めて投入するBEVのSUVであり、フランスで生産される初の三菱車です。また、日産が5月に発表した新型日産「マイクラ」は、日産が欧州のお客さまの嗜好に合わせてデザインしたアイコニックなモデルです。

アンペアのドゥエー工場では、最新のモジュール式生産ラインを使用しています。現在、この生産ラインではアライアンスで共有された専門知識と柔軟な生産能力を活かし、ルノー、日産、三菱自動車、アルピーヌの4ブランド向けに6車種の電動車を生産しています。

アライアンスは共同プロジェクトや地域特有の機会に集中し、ドゥエー工場を欧州でのベンチマークとして位置付けることで、持続可能なモビリティへの変革を推進していきます。


アンペア ドゥエー工場

ドゥエー工場が電気自動車に対応するために行った大規模な革新:

  • 5億5千万ユーロを投資し、2つのモジュール式プラットフォーム(AmpR Small(セグメントA/B)とAmpR Medium(セグメントC))に対応する柔軟な生産ラインを新設
  • バッテリー組み立て用の新しい工程を設置

同工場が生産する4つのブランド

  • ルノー: 100%EV メガーヌ E-Tech (2022)、セニック E-Tech Electric (2024)、R5 E-Tech Electric (2024)
  • アルピーヌ: A290 (2024)
  • 日産: マイクラ EV (2025)
  • 三菱自動車: エクリプス クロスBEV (2025)

アンペアは異なる4つのブランドの6車種のEVを生産できる能力を示し、高い柔軟性とブランドごとにカスタマイズ可能であることを実証しています。

生産台数 :

2023: 50,729台

2024: 89,527台

→2023年5月から生産はすべて100% EV

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