三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下、三菱自動車)は、現地子会社のミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(以下、MMV)が事業開始から30周年を迎えたことを記念し、MMVが8日にホーチミン市で式典を開催したと発表しました。
三菱自動車は、ベトナム経済の発展に貢献するため、同国自動車市場創生期にあたる1994年、MMVの前身である生産・販売会社を三菱商事株式会社や現地パートナーと合同で設立し、ベトナム事業を開始いたしました。その後のベトナムの自動車市場拡大とともに、現在ではアセアンにおける成長戦略を支える重要な事業の一つとなっております。
2023年度は7人乗りMPVとして先進的なデザインや使い勝手の良さなどでベトナムのお客様に高い評価を受けている『エクスパンダー』がベトナム国内における車種別販売台数で1位を獲得したほか、2024年3月に販売を開始した小型SUV『エクスフォース』も発売初月に同3位を記録しました。2023年度のMMV全体の販売台数実績は約3万台となりました。
2024年度も『エクスパンダー』が7月まで4カ月連続で車種別販売台数のトップ3に入ったほか、『エクスフォース』が7月から2カ月連続で同1位を獲得しており、好調な販売を継続しています。9月に新型『トライトン』をベトナム市場に投入し、さらなる販売台数の増加を目指します。
当社代表執行役社長の加藤隆雄は、「三菱自動車にとって、ベトナム市場はその創生期から共に歩んできた長い歴史があり、現在では当社の成長を支える重要な拠点の一つとなっております。今後もベトナム国内の自動車産業と地域経済の発展に寄与するため、さらなる生産、販売の拡大に努めてまいります」と述べました。