三菱自動車は本日、フィリピン共和国における生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下、MMPC)の車両生産工場で、コンパクトセダン『ミラージュG4(他地域名:アトラージュ)』の生産を開始したと発表しました。同国政府の自動車産業育成政策「CARS Program」の支援を受けた案件としては初となります。
同工場は年間5万台の生産能力を有し、5月からはコンパクトカー『ミラージュ』も生産を開始する予定です。
MMPCは1964年に生産を開始。2009年には同国内の自動車会社として初めて累計生産50万台を、昨年5月には60万台をそれぞれ達成しました。また、2016年暦年の販売台数は、前年比12.9%増の59,480台(シェア15.3%)となり、10年連続で過去最高を更新しています。
【MMPC の概要】
- 設立
- 1963年2月
- 本社・工場所在地
- フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローザ市(マニラから南東に約45km)
- 資本金
- 1,640百万ペソ
- 主な事業内容
- 三菱自動車製車両の生産および販売
- 代表者
- 加藤芳明 (社長兼CEO)
- 株主
- 三菱自動車工業株式会社 51%、双日株式会社 49%
- 工場生産能力
- 5万台/年
- 工場敷地面積
- 21.4ヘクタール
- 従業員数
- 約1,400名(2016年12月現在)