耐久信頼性技術

頼れる堅牢性

三菱自動車は、お客様が遭遇するどんな環境においても、必ず無事に帰ることができるように、世界のあらゆる路面と環境で培った設計思想のもと、悪条件でも頼りになる堅牢なクルマづくりを追求しています。

開発者の想い

世界中のどこを走っても壊れない強さを

お客様には安心して好きな場所に出かけてほしい、お客様の冒険心をかきたてるクルマを提供したいという想いがあります。『どんな冒険からも必ず無事に帰ることができる』が大きなテーマであり、私たちの使命だと考えています。

開発の歴史

三菱自動車は、古くから市販車をベースとしたラリーに参戦してきました。サザンクロスラリーでのセンセーショナルなデビュー以来、世界一過酷なモータースポーツと言われるパリ・ダカールラリーでの7連覇、 WRCでの活躍、近年ではアジアクロスカントリーラリーへの参戦など挑戦は続きます。モータースポーツで得た技術や知見を市販車にフィードバックし、耐久信頼性に長けた堅牢なクルマをお客様に提供しています。

開発の歴史

過酷な試験

世界トップレベルの合格基準

十勝研究所[北海道音更町]技術センター[愛知県岡崎市]

三菱自動車は、世界の使用環境や路面データを収集し、愛知県岡崎市に拠点を置く技術センターや、北海道の十勝研究所に、世界の厳しい環境や路面を再現したコースや試験設備を有しています。そこでは日々、過酷な試験を繰り返し、その結果を設計にフィードバックしています。

泥路走行試験
岩場走行試験
冠水路走行試験
雪上走行試験
低温環境試験
多軸台上悪路耐久試験

悪路耐久試験は実車走行にこだわり、車体を徹底的に鍛えぬき、堅牢性を高めています。

クロスカントリー路耐久試験
凹凸路耐久試験

鍛え抜かれた堅牢構造

堅牢ボディが安全と走る歓びを

ボディは乗員や荷物を収容するスペースを提供するのみではなく、高い強度をもたせ、衝突時には乗員を守る堅牢な構造としています。さらに高い剛性を持つボディはハンドリング性能や乗り心地を向上し、お客様に走る歓びを提供します。

アウトランダー軽量で高剛性なモノコック構造 トライトン強靭なラダーフレーム構造

適材適所

環境にもやさしく

近年、問題になっている地球温暖化に配慮し、CO₂排出を抑えるため、車体の軽量化にも取り組んでいます。アルミや高張力鋼板など軽量材料を適材適所に採用し、車体の堅牢性と軽量化の両立を追求しています。車体の軽量化は、シャシー部品などにかかる負担を減らすことができ、耐久性向上にもつながります。さらに「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を高め、意のままに操れることで走る歓びを感じられます。

アルミ製エンジンフード
アルミ製エンジンフード

厳しい基準を合格したクルマたちは過酷な環境で活躍しています。

一例

概念図

耐久性を活かして、
鉱山などの厳しい使用環境下で日々活躍
頑丈さを活かして、
世界各国の被災地へ車両を派遣し支援
市販車を使ったラリーにも参戦。
数々の成績を残し、そこで得られた知見を開発にフィードバック