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2008年04月25日
三菱自動車、2007年度決算及び2008年度業績見通しを発表
三菱自動車は本日2007年度(2008年3月期)決算及び2008年度(2009年3月期)の業績見通しを発表した。

 

  1. 2007年度決算

  2. (1)業績概況
    2007年度の売上高は、世界販売台数(小売)が前年度比約10%増加したことに加え、PSAプジョー・シトロエン社向けOEM供給の開始及び為替の円安影響等により、前年度比4,792億円(22%)の増収となる2兆6,821億円となった。
    営業利益は、米国での新車立ち上がりに伴う販売費増や、米国販売金融事業収益の減少などの悪化要因があったものの、欧州とアジアその他地域での台数・車種構成の大幅な好転に加え、為替の円安効果や全社的なコスト低減もあり、前年度に比べ684億円増、2.7倍となる1,086億円となった。経常利益は、前年度比約4.6倍、672億円の増益となる857億円となった。当期利益については、豪州三菱自動車での車体工場閉鎖に伴う事業改革費用や日本と米国での減損損失処理などの要因により、260億円の増益となる347億円となった。2006年度に続いて2年連続の黒字となったことで、全利益項目(営業、経常、当期)が前年度比で増益となり更に、黒字体質が定着した。また、営業、経常利益は各々、過去最高となった。

    (2)販売台数
    2007年度の世界販売台数(小売)は、前年度の1,230千台に対し129千台(10%)増の1,359千台となった。地域別には、日本では、総需要の回復がみられない厳しい環境下、『デリカD:5』、新型セダン『ギャラン フォルティス』及び『ランサー エボリューションX』の投入効果もあり、登録車販売が増加したものの、軽自動車販売が減少し、前年度比11%(28千台)減の219千台となった。
    北米では、サブプライムローン問題を機に先行き不透明感が急速に強まった米国において、熾烈化する販売競争の影響を受け、下期の販売台数は減少したものの、『アウトランダー』や『ランサー』が特に上半期は好調に推移したこと、またカナダでも販売台数が前年同期比51%増加したことから、地域合計で前年度比8千台(5%)増の172千台となった。
    欧州では、ロシアにおける販売が引き続き好調で、販売台数は前年度から54%増加し、年間10万台を越えたほか、ウクライナでは2年連続の倍増となり、中欧諸国でも44%増加したことから、前年度比59千台(21%)増の341千台となった。
    また、アジア及びその他の地域では、中南米や中東、アフリカで『トライトン』や『パジェロ』などSUV車の販売が好調だったことや、タイ、インドネシア、フィリピンなどを中心にアジア・アセアン地域での販売が増加したことなどから、前年度比90千台(17%)増の627千台となった。

  3. 2008年度業績見通し

  4. (1)業績見通し
    全世界販売台数(小売)は、ロシア、ウクライナ及び中近東、中南米等での好調な販売は期待できるものの、北アジア、アセアンでの海外生産用部品の減少と、総需要が低迷している日本及び北米での減少を織り込み、前年度比50千台(4%)減の1,309千台とするが、グローバル戦略車による販売拡大を図り、完成車の販売台数は同32千台(3%)増の1,128千台を目指す。
    地域別の販売台数は、日本は前年度比12千台(5%)減の207千台、北米は2008年度よりプエルトリコ向けをアジア・その他地域に移管することもあり、同27千台(16%)減の145千台、欧州は同47千台(14%)増の388千台、アジア及びその他の地域は、プロトン社(PROTON Holdings Berhad)でのモデル生産終了に伴う海外生産用部品の供給台数減少の影響もあり、同58千台(9%)減の569千台をそれぞれ見込む。
    業績の見通しについては、販売台数の減少及び為替の円高影響を織り込み、売上高は前年度から321億円(1%)減となる2兆6,500億円とした。
    営業利益は、大幅な円安影響や原材料価格の高騰などの減益要因を、欧州とアジアその他地域を主とした台数・車種構成の改善や、資材費低減、事業構造改革などの諸施策推進により一部挽回し、600億円(前年度比486億円減)を見込む。また経常利益は480億円(同377億円減)、当期利益は200億円(同147億円減)をそれぞれ見込んでいる。

    (2)地域別事業施策
    中期経営計画「ステップアップ2010」の初年度にあたる2008年度は、「成長への基盤づくり」の着実な前進に向け、生産、販売、提携など様々な分野に亘る諸施策に取り組む。

    I. 日本
      ◆ 新モデル投入による商品ラインナップの強化
    軽新ワゴン、『ギャランフォルティス』スポーツハッチバック、小型商用車の投入
    新車利益率の改善
    営業力強化による直販(店頭商談)比率の向上
    お客様の定着・生涯化
    アフターサービス商品の充実及び、接客力向上等によるお客様満足度の向上
    販売体制の高効率化の推進
    経営効率の高い販売網の構築と広域型集客店舗の展開

    II. 北米
      ◆ 新型『ランサー』シリーズのラインナップ強化
    『ランサーエボリューション』の自動MT「Twin Clutch SST(Sport Shift Transmission)」仕様車及び、『ランサー』ラリアート、スポーツハッチバックの投入
    米国:ディーラー網活性化施策の継続、現地生産工場での継続的なコスト削減、現地生産車の輸出拡大
    カナダ:販売ネットワークの拡大とアフターセールス体制の強化

    III. 欧州
      ◆ 新型『ランサー』シリーズのラインナップ強化
    『ランサーエボリューション』、『ランサー』スポーツハッチバックの投入
    西欧:『コルト』の低CO2排出モデル(アイドルストップ車)の投入
    中欧:SUV車種の販売を拡大
    欧州生産拠点(ネザーランズ・カー・ビー・ブイ)に岡崎、水島両工場から生産移管
    ・ 欧州向け『アウトランダー』
    ・ PSAプジョー・シトロエン社向け新型SUV
    ロシア、ウクライナの販売ネットワークを拡大
    ・ ロシア:106店(2007年度)→126店(2008年度)
    ・ ウクライナ:50店(2007年度)→65店(2008年度)

    IV. アジア及びその他の地域
      ◆ 中国:輸入完成車事業の拡大と、三菱ブランド車販売ネットワークの整備
    韓国:輸入完成車で新規市場参入を検討・推進
    タイ:エンジン工場新設による生産体制の強化、ピックアップトラックをベースとした新型SUV車の生産、輸出開始
    中南米・中東・アフリカ地域:販売、マーケティング、部品及びサービスの各機能を集約した統括会社の設立(2008年度後半)
    豪州:輸入完成車事業の商品ラインナップ拡充

 

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