
走るための
機械や
乗る
人の
快適さ・
便利さ・
安全を
考えた
装備などを
改良して、より
便利な
乗り
物になっています。
- 機械の力で走る最初のクルマは、燃料を燃やして発生させた蒸気の力で走るクルマでした。力がなくてスピードが遅く、蒸気をためるためにたびたびとまってお湯をわかさなければいけませんでした。その後、今のクルマと同じように燃料を爆発させてその力で直接機械を動かすクルマが発明されました。
- 最初のハンドルはレバー(棒)でした。装備が増えてクルマが重くなり、性能が上がってスピードが早くなってきたので、操作がしやすいように丸いハンドルや歯車を使った仕組みが考案されました。
- 昔の車輪は木の枠に鉄の輪を付けたものでしたが、ゴムをかぶせることで静かで滑りにくくなりました。さらに風船のように空気が入ったゴムタイヤが発明されて、乗り心地も良くなりました。
- 昔のクルマは人や物をのせて走るだけでしたが、乗る人の快適さや便利さを考えて、今のクルマにはエアコンやステレオ、カーナビなどが装備されています。
- 昔のクルマには安全のための装備はありませんでしたが、クルマの数が増えてくると、交通事故が問題になりました。そのため今のクルマには、シートベルト、エアバッグなど安全のための装備が付けられています。
- 昔のクルマは走るためにたくさんの燃料を使っていました。ガソリンの原料である石油の量には限りがあることや、燃料を燃やすことで発生する二酸化炭素が地球温暖化の原因になることがわかり、今のクルマは少ない燃料で走れるようになっています。また、走行中に二酸化炭素を出さない、環境にやさしい電気自動車や燃料電池車なども出てきました。
このように、
便利で
快適、
安全で
環境にも
優しい
乗り
物を
目指して、
現在のようなクルマになりました。これからも
変わり
続けていくことでしょう。