
人の手では間違えやすい作業、同じ動作をすばやくくり返す作業、人が作業するのが危険な作業には機械・ロボットを使います。主にプレス、溶接、塗装、組み立ての一部、検査の一部に使っています。
例えば、鉄板を電気で溶かしてくっつける溶接ラインでは電気を使うため、高温になり危険な作業です。また、組み立てラインでは1000分の1ミリの正確さが必要です。少しでもズレてはいけないガラスの接着などは高度な技術を持った人でも間違うことがあるかもしれません。このような作業は機械・ロボットを使って行っています。
<機械とロボットの違い>
機械は決められた作業だけを正確に行います。そのため、作業の内容がかわるときは機械を交換しなくてはなりません。しかし、ロボットはプログラム(命令)を変更することで他の作業ができるようになります。