2024年2月に日本での販売がスタートした新型『トライトン』。オフロードでもオンロードでもドライバーが思いのままに操れるように、世界の過酷な道で鍛え上げてきました。操縦性や走破性だけでなく、『トライトン』の開発では快適な乗り心地にもこだわりました。誰もが安全・安心かつ快適に走行できることが、三菱自動車のエンジニアたちの願いです。毎日のドライブで冒険心を刺激するクルマを目指し、三菱自動車が蓄積してきたノウハウを注ぎ込みました。
そんな『トライトン』で、ラリーに挑戦したい! モータースポーツという究極のクルマ遊びの魅力を伝えたい! そう意気込むのがモータージャーナリストの竹岡圭さんです。竹岡さんと『トライトン』の冒険がいよいよ始まります。
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遊園地でゴーカートに乗ってから、乗り物を自分で操る歓びに目覚めたという竹岡さん。それ以来、クルマの世界に夢中になり、モータージャーナリストとして活躍しています。そんな竹岡さんの願いは「クルマを単なる移動手段としてだけでなく、クルマを楽しむ時代にしたい」ということでした。
「日本には世界に冠たる自動車メーカーがいくつもあるのに、モータースポーツに興味や関心がある人は、思いのほか多くないと感じています。でも、私はモータースポーツこそ『究極のクルマ遊び』だと思っています」
竹岡さんがモータースポーツに興味を持ったのは20代の頃でした。オフロードを走行した時に感じた楽しさが忘れられず、ダートトライアルなどを楽しんでいましたが、それでは飽き足らず、2009年にはラリーレイドモンゴル(通称:モンゴルラリー)に参戦しました。
そして「本格的にラリーに挑戦する」という想いはますます募っていったと竹岡さんは笑います。「ラリーに本格参戦するのは簡単なことではありません。ただ、年齢を重ねるうちに、“このままでは本当に本格的なラリーに挑戦しないまま終わってしまう”と感じるようになりました。そこで、賛同くださる皆さんからも応援してもらい、2016年に『圭rallyproject』をスタートしました」
2016年後半からトレーニングを開始し、2017年には国内最高峰とされる「全日本ラリー選手権」にスポット参戦しました。竹岡さんの挑戦は5年間続き、2021年にはWRC(世界ラリー選手権)に向けたプレイベントとして行われたセントラルラリーに参戦し、見事に完走。そのラストは涙と笑顔で飾られました。
そんな竹岡さんが「圭rallyproject」の集大成として挑むのが新型『トライトン』でのラリー参戦です。
「ラリーを愛する人たちにとって、三菱自動車は象徴的な存在です。ダカールラリーや世界ラリー選手権で活躍した三菱自動車のクルマでラリーを走りたいというのは多くの人にとって憧れです。私も機会があれば、三菱自動車のクルマで本格的にラリーに参戦したいという想いをずっと持っていました」
そんな折、新型『トライトン』のワールドプレミアの取材を通して「やっと本格的なラリーに相応しい三菱車が日本で発売されるんだ!」と感じ、「『圭rallyproject』の集大成としての覚悟と気概を持って、新型『トライトン』でラリーに参戦したいという熱意を三菱自動車さんに伝えました」と竹岡さんは笑顔で振り返ります。
相棒となる『トライトン』にはこれまで何度も試乗してきましたが、その操縦性の高さに驚かされました。「見た目の格好良さと精悍な佇まいに魅せられますね。そしてその大きさからは想像できないほど操縦しやすいんです。小回りのしやすさと扱いやすさが際立ち、思い通りに操れます。決してプロドライバーではない私がラリーに挑むには最高のパートナーだと思います」と竹岡さんは語ります。ラリーは全開走行のスペシャルステージ(SS)だけでなく、SS間の移動(リエゾン)のために一般道でも長距離を走るからこそ、快適性にも優れた『トライトン』への期待も大きく膨らみます。
また竹岡さんは日本のラリー界を牽引してきた三菱自動車にも強い思いがあります。「若い頃、オフロードや雪上を三菱車で走った時に思い通りにドライブすることができ、やはり四輪駆動車は三菱自動車だと強く思いました。エンジンはトルクフルで力強く運転しやすい、その動力をしっかりと路面に伝えて走り抜ける、ハンドルを切った分だけイメージ通りに曲がる、頑丈で壊れにくいし壊れても直しやすいなど、ラリーに関して三菱自動車は他社にはないノウハウを積み上げてきたはずです。ぜひそれをクルマづくりに活かしてほしい」と竹岡さん。
クルマを操ることを心から楽しむ竹岡さんにとって、ラリーは究極の遊びです。「そこに多くの人が関わり、新たな価値が創造され、それがまた世界に広がるという好循環を、この日本から生み出したい」と竹岡さんは熱く語ります。また、それはクルマを乗る人に冒険を届けたいとクルマづくりを続ける三菱自動車の想いでもあります。
「圭rallyproject」のモットーは“笑顔いっぱい!とにかく楽しく!記録よりも記憶に残ること!”。「ラリー競技の楽しさを感じてもらうためにもまずラリーカムイでは完走を目指し、ラリー北海道のためのデータをしっかりと取ってきます」と竹岡さんは笑います。
「『トライトン』は全長が5.4m近くもありますが、全てが高い次元で融合して操縦性能が高いので、私でも狭い林道を思いきり駆け抜けることができるんです。日本の自動車文化に新しい風を吹かせたいと思っていますし、スタイリングもかっこいいので、地元の方は皆さんの生活道路を走る『トライトン』をぜひ見てください!」と相棒に手応えを感じ、ラリーに期待を寄せていました。
三菱自動車は冒険心を持った人を応援したいと考えています。竹岡さんもその一人。夢を持ってラリー競技にチャレンジする竹岡さんを応援しています。
※1圭rallyproject圭rallyproject公式HP
自らがオーナー兼ドライバーのラリーチーム。2016年発足。長年夢見たラリー参戦のプロジェクト活動として、「眠れなくなるほどの大きな夢を、私たちと一緒にみてください!」を合言葉にラリー活動を展開。モットーは“マイペース”。
※2竹岡圭
イベントでのトークショーや各種セーフティドライビングインストラクターなど、カーライフのサポーターとして幅広く活動するモータージャーナリスト兼タレント。多くのテレビやラジオへの出演、Webや雑誌などへの執筆活動のほか、自らのYouTubeチャネル「圭Tube」にて、様々なクルマに関する情報を発信している。