三菱自動車、2017年度決算および2018年度業績予想を発表

2018年05月09日
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三菱自動車は本日、2017年度決算及び2018年度業績見通しを発表しました。
益子修 CEOは、「中期経営計画1年目の2017年度は、期中に上方修正した目標を達成し、順調なスタートを切ることが出来ました。新型車『エクスパンダー』や『エクリプス クロス』が好調な立ち上がりを見せていることも心強く感じています」としています。
 
1.2017年度業績概要
2017年度の売上高は前年同期比15%増加の2兆1,924億円となり、営業利益は前年度の51億円から982億円に増加し、営業利益率は4.5%となりました。燃費不正問題の影響を受けて前年度は▲1,985億円の赤字だった当期純利益も、1,076億円の黒字となりました。
 
 
2.グローバル販売状況
2017年度のグローバル販売台数は1,101千台となり、前年度から19%増加しました。
アセアン地域では、9月よりインドネシアで販売を開始した次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』およびタイのピックアップトラックが好調であり、前年比33%増の275千台となりました。また中国では、一昨年現地生産化した『アウトランダー』が好調な販売を維持しており、前年比55%増の136千台と同市場での成長を力強く牽引しています。
 
日本市場は、軽自動車『eKワゴン』『eKスペース』の復調と、『デリカD:5』を中心に「ACTIVE GEAR」シリーズが好評だったことから、前年比23%増の98千台まで着実に回復してきています。
また、新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』も順調な立ち上がりとなっております。昨年末の欧州に続き、今年に入ってからはオセアニア、北米への展開も行い、3月には日本でも発売を開始しました。各国で好評を得ており、今後の販売台数に期待をしております。
 
3.2018年度 業績見通し
2018年度のグローバル販売台数は、前年比14%増の1,250千台を見込んでいます。昨年度より発売を開始しました『エクリプス クロス』や『エクスパンダー』が今年度の販売台数増加に寄与するとともに、地域では、アセアンに加えて、中国での合弁会社の生産能力向上とディーラー網拡充が拡販を力強く牽引するほか、日本でも販売の回復が成長を後押しします。
当社は2018年度の業績予測として、売上高で前年比7%増の2兆4,000億円を見込んでいます。また、前年よりも厳しい市場環境を踏まえた為替予想に基づく中でも、営業利益1,100億円、営業利益率4.6%と底堅い収益を確保し、当期純利益は1,100億円となる見込みです。
 
 
配当の見通し
 
 
益子修 CEOは、「『信頼回復』に向けた改革への取り組みを続ける中で、業績の足取りをより確かなものにするために、2年目の2018年度は大変重要な年です。『利益ある持続的な成長に向けた基盤づくり』のための積極的な投資を継続すると同時に、『規模の拡大』『利益率の向上』いずれも本日公表した目標の達成に全力を尽くします」としています。
 

本資料に記載されている将来に関する記述を含む歴史的事実以外のすべての記述は、現時点における当社の予測、期待、目標、想定、計画、評価等を基礎として記載されているものです。また、予想数値を算定するために、一定の前提(仮定)を用いています。これらの記述または前提(仮定)については、その性質上、客観的に正確であるという保証や将来その通りに実現するという保証はありません。これらの記述または前提(仮定)が、客観的には不正確であったり、将来実現しない原因となるリスク要因や不確定要因のうち、現在想定しうる主要なものとしては、本計画の各種目標・各種施策の実現可能性、金利・為替・原油価格の変動可能性、関係法令・規則の変更可能性、日本国内外の経済・社会情勢の変化可能性等があげられます。

なお、潜在的リスクや不確定要因はこれらに限られるものではありませんので、ご留意ください。また、当社は、将来生じた事象を反映するために、本資料に記載された情報を更新する義務を負っておりません。投資に関する最終的な決定は、投資家の皆様ご自身の責任をもってご判断ください。本資料に記載されている情報に基づき投資された結果、何らかの損害が発生した場合でも、当社は責任を負いかねますので、ご了承ください。

 
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