2018年04月11日

モーターショー

三菱自動車、2018年北京国際モーターショーで
コンセプトカー『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』を中国初披露
また、新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を中国初披露

三菱自動車は、2018年4月25日(水)から[一般公開は29日(日)から]5月4日(金)まで中国・北京で開催される第15回北京国際モーターショー*1において、三菱自動車のブランド・メッセージ “Drive your Ambition” を体現するコンセプトカー『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』を中国初披露します。
また、世界約80カ国での販売を計画している世界戦略車、新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を中国初披露します。
三菱自動車ブースでは、これらにより、三菱自動車のクルマづくりの現在と未来、そしてその方向性を提示し、当社の強みであるSUVの新しい価値、EVの新しい価値、そしてシステムとしての新しい価値を訴求します。
 
*1:正式名称は2018(第十五届)北京国际汽车展览会。4月25日(水)~26日(木)はプレスデー、27日(金)~28日(土)はトレードデー、29日(日)~5月4日(金)は一般公開日として開催されます。
 
三菱自動車は、本モーターショーに広州汽車グループ、三菱商事、三菱自動車による車両生産・販売合弁会社である広汽三菱汽車有限公司(以下、広汽三菱)と共同出展します。三菱自動車ブランドとしては中国現地生産車である『アウトランダー』『ASX(日本名:RVR)』を出品。また、広汽三菱ブランドとしては、3月より販売を開始したプラグインハイブリッドEV(PHEV)の新型SUV『祺智(チーツー)-PHEV』を出品します。
 

  • 『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』

  • 『エクリプス クロス』
 
1.『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT
(1)コンセプト
『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』は、三菱自動車の強みであるSUV、EV、そしてシステムの融合による新たな運転体験という3つの価値をお客様に訴求するコンセプトカーです。
EVとの融合によるSUVとしてのブレークスルー、システムが生み出すクルマの新しい魅力、三菱自動車のDNAである走りのパフォーマンスを具現化し、ブランド・メッセージ“Drive your Ambition”に込めた想い、これからの三菱自動車のクルマづくりの方向性を提示します。
 
(2)デザイン
三菱自動車は「Robust & Ingenious」をデザインフィロソフィーとし、三菱自動車の持つ力強さ、本物感、考え抜かれた機能性を感じさせる独自性ある魅力的なデザインを創造していきます。
『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』は、三菱自動車のヘリテージの一つである四輪制御技術の高性能化を追求する姿勢を示したモデルであり、そのデザインは、四輪で大地をグリップする力強さ、高速で大地を駆け抜けていく軽快感を表現し、新しいSUV像を創造することを目指しました。
 
(1)エクステリア
  • フロントデザインは「ダイナミックシールド」をベースに、空気の流れを制御するとともに、電動ブレーキキャリパーを効率的に冷却するエアインテークをヘッドライト下に配置するなど空力面で進化させたほか、前面のカメラやセンサー部にはブルーのラインを配して先進性を強調しました。
  • 高い地上高やショルダー部を張らせてロアを絞り込んだサイドボディの断面、そして短いオーバーハングによって軽快な運動性能を表現し、四隅に張り出した筋肉質なホイール周りの造形によって四輪駆動の力強いトルク感を表現しました。
  • 大きく傾斜させたフロントガラスと切り詰めたオーバーハングは、エンジンのないEVだからこそ可能となるサイドシルエットです。
  • 当社のSUVの代表格である『パジェロ』のスペアタイヤをイメージしたリヤの大きな六角形の造形は、オフロード走破性とSUVのヘリテージを表現したアイコンです。
  • 飛行機の垂直尾翼をイメージしたCピラー、そしてCピラーからリヤバンパーに抜けるエアインテークとディフューザーは空気抵抗を低減させるデザインとしています。
(2)インテリア
  • フローティングしたインストルメントパネル及び小型のメータークラスター、機能を集約したハイコンソール、前面大型ディスプレイにより、全く新しいコックピットを表現しました。インストルメントパネルは「ホリゾンタルアクシス」と名付けた水平基調のデザインとし、良好な前方視界を確保しながら、走行時の車両状態を認知しやすくしています。
  • エンジンのないEVだからこそ可能となった前面大型ディスプレイには、車外状況、バックモニター、ナビゲーションのほか、運転のコーチング機能や普段はボンネットに隠れて見えない地面や前輪の動きまで映し出すなど、様々な情報を瞬時に得ることができます。
  • フロントからリヤまで全面ガラスとしているため、全周囲の視界の良さは安全性にも寄与します。
 
(3)テクノロジー
(1)EVシステム
小型・高出力モーターをフロントに1基、リヤに2基とするパワートレインレイアウトと大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載し、一般道から高速道路、アップダウンのあるワインディングなど様々な道路状況において、“e-EVOLUTION” の名に相応しい、EVならではの力強く滑らかで静かな走りを発揮します。駆動用バッテリーを車両中央のフロア下に配置することによって低重心化を図り、卓越した操縦安定性の実現に大きく貢献しています。
(2)4WDシステム
フロントに1基のモーターと、リヤに新開発の「デュアルモーターAYC」*2を構成するトリプルモーター方式の4WDシステムに、三菱自動車が誇る車両運動統合制御システム「S-AWC」*3を適用しました。
また、ブレーキキャリパーも電動化することで、四輪の駆動力・制動力を高応答・高精度で制御し、旋回性能とトラクション性能、ブレーキ性能を大幅に向上させました。EVならではの精度が高くレスポンスのよい制御により、前後G・横Gが小さい領域から効果を発揮し、日常走行からスポーツドライビングまで全ての領域で、クルマとの一体感がある安全で快適なドライビングを可能とします。
*2:Active Yaw Control の略。
*3:Super All Wheel Control の略。
(3)AIシステム
車載AIがドライバーの運転をアシストします。多くのセンサーで、刻々と変化する道路環境や交通状況を認知し、さらにその瞬間のドライバーの操作からドライバーの意思を的確に読み取ることで、ドライバーの運転技量に関わらず、安全で快適なドライビングを提供します。
また、車載AIには独自のコーチング機能を持たせました。自動運転機能から導き出された基準となる運転操作と、ドライバーの実際の運転操作を比較することで、ドライバーの運転技量を把握し、運転技量を向上させるメニューを考え、音声対話や前面大型ディスプレイ表示を使ってアドバイスします。
これにより、普段はドライバーの運転技量に関わらず意のままのドライビングを可能とする一方、コーチング機能を活用したドライビングの際には今まで以上にクルマを乗りこなす楽しさも提供します。
 
2.『エクリプス クロス』
(1)コンセプト
『エクリプス クロス』は、コンパクトSUV『RVR』とミッドサイズSUV『アウトランダー』及び『アウトランダーPHEV』のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わる新型コンパクトSUVです。これまでにないスタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した、三菱自動車らしいクーペSUVとし、行動意欲を掻き立てる個性的なデザイン、新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティ、四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィールを特長としています。「行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したい」というお客様の想いに応えるクーペSUVとしています。
 
(2)商品特長
(1)行動意欲を掻き立てる個性的なデザイン
  • 高いヒップポイントによる見晴らしのよさやルーミーな室内空間といったSUVとしての機能性を一切妥協せず、都市に際立つダイナミックで存在感のあるクーペスタイルを実現。SUVにこだわりを持つ三菱自動車らしいクーペSUVとしました。
  • 力強いパフォーマンスと、人とクルマを守る安心感を表現した「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを更に進化させました。薄くてシャープなLEDヘッドライトとデイタイムランニングライトをフロントフェイス上部に配置し、ターンランプとフォグランプを下部に配置することで、より精悍なイメージを表現するとともに、ターンランプの視認性の向上を図りました。
  • ベルトラインや彫刻的なキャラクターラインによるウェッジシェイプ(前傾姿勢)、前傾したリヤウインドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンド、アスリートを彷彿とさせる大きく張り出した筋肉質な前後のフェンダーにより、シャープでダイナミックなクーペSUVとしています。
  • 高い位置に配したワイドなリヤランプと前傾したリヤウインドウを上下に二分することによって、立体的で個性的なリヤスタイルとしました。
  • インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティでありながら上質な室内空間としています。またヘッドアップディスプレイを搭載することで、運転席の先進感を高めています。
  • スタイリッシュなクーペSUVフォルムを損なうことなく居住空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリヤシートに200mmのロングスライド&9段階リクライニング機構を採用しました。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、十分なヘッドクリアランスを確保しました。
(2)新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティ
  • 速度や予防安全装備からの情報等を表示するヘッドアップディスプレイを採用することで、少ない視線移動で的確に情報を認識できます。
  • 中国仕様車では、8インチの薄型ディスプレイを採用するナビゲーションを搭載しており、「百度(バイドゥ) *4Car Life」に対応しているためスマートフォン*5と接続するだけでマップ、音楽などのアプリを音声で操作することが可能です。
*4:中国の大手IT企業
*5:一部のスマートフォンは「百度(バイドゥ)Car Life」に対応していないものがあります。
(3)四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィール
  • 4WD車に、アクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WDシステムを搭載。これにAYC*6ブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」*7を採用し、ドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現しています。「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」の3つの走行モードを設定し、センターコンソールに配置したドライブモードセレクターで選択できます。
*6:Active Yaw Control の略。
*7:Super All Wheel Controlの略。
  • ボディのフロント部を3点式のストラットタワーバーで補強し、リヤ周りを中心に構造用接着剤の塗布によって高剛性化したボディや、細部にわたり最適化を図ったサスペンションなどと相まって、意のままの操縦性と卓越した安定性を実現しています。
  • 新開発した1.5Lダウンサイジング直噴ガソリンターボエンジンを採用。運転状態により筒内噴射と吸気ポート噴射をきめ細かく制御することで、優れた燃費性能とクリーンな排出ガス特性を実現しています。また、過給機エンジンのため、排気量は1.5Lでありながら従来型の2.4L自然吸気エンジンを凌ぐ中低速トルク*8を発揮。排気マニホールド一体型シリンダーヘッド、吸排気MIVEC*9、電動ウエストゲートアクチュエーター付小型ターボチャージャーにより、レスポンスを向上させています。
*8:当社比。
*9:Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control systemの略。
  • トランスミッションには、8速スポーツモード付のINVECS*10-III CVTを採用。8速スポーツモードは、各段をクロスレシオとしながらワイドなギアレシオとすることによって、エンジン性能を最大限に引き出します。また、ステップアップシフト制御を採用することで、CVT特有の回転が先行するような吹け上がり感を低減し、ダイレクトで力強い加速感を実現しています。
*10:Intelligent & Innovative Vehicle Electronic Control Systemの略。
  • 前後のオーバーハングを切り詰めタイヤを四隅に配置。クーペフォルムでありながら十分なアプローチアングルおよびディパーチャーアングル、最低地上高を確保することで、SUVとしての確かな走破性を実現しています。
 

3.出品車一覧
車種
展示台数
備考
プレスデー
一般公開日
MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT
1台
1台
中国初披露(参考出品)、
コンセプトカー
エクリプス クロス
2台
2台
中国初披露(参考出品)、
中国仕様*11
アウトランダー
 
1台
中国生産車
アウトランダー Black Edition
1台
1台
中国生産車
ASX
 
1台
中国生産車、日本名:RVR
パジェロ
 
1台
日本生産車
祺智(チーツー)-PHEV
1台
1台
中国生産車[広汽三菱汽車有限公司]
合計
5台
8台
 
*11:中国仕様のプロトタイプでモーターショー展示車専用色。
 
なお、三菱自動車の2018年北京国際モーターショーに関する様々な情報を発信していくスペシャルサイトを開設しています。
 
<日本語>
<英語>