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新車



2000年07月03日
「パジェロイオ」
世界初、高レスポンス・高出力・低燃費の「GDI ターボ(1.8L)」を搭載

2000年7月3日

三菱自動車では、三菱独自のガソリン直噴エンジン「GDI」の特性を活かし、高レスポンス・高出力・低燃費の世界初「GDIターボ(1.8L)」を新開発し、『パジェロイオ』に搭載、7月3日(月)から全国のギャラン系及びカープラザ系販売会社より発売する。

『パジェロイオ』は、本格的な4WD性能と手軽で扱いやすいボディサイズ、利便性の高さ、優れた燃費性能により、日常生活からあらゆるレジャーユースまで幅広い使用シーンでお客様の好評を得ている。
今回、その好評点に加え、ゆとりの動力性能、燃費性能を併せ持つ世界初のガソリン直噴ターボエンジン「GDIターボ(1.8L)」を搭載。
従来の1.8Lベースエンジンと同等の燃費を確保しながら、2.4Lエンジン並みの出力特性を実現することで、多人数乗車、レジャー用品積載、ロングドライブ等における、より一層のユーザー満足度の向上を図った。

新開発の「GDIターボ(1.8L)」は、従来型ターボエンジンでの課題を三菱独自のガソリン直噴エンジン「GDI」の特性で解決し、「低速域からでも素早くターボ効果を最大限発揮でき、しかも燃費性能に優れたターボエンジン」とした。

(  )内は2.0L GDIとの比較

  • 最高出力……118kW{160PS}/5200rpm(+18kW{+24PS})
  • 最大トルク……220N・m{22.4kgf・m}/3500rpm(+29N・m{2.9kgf・m})
  • 燃料消費率…13.0km/L<10・15モード>(2.0L GDI及び従来1.8L GDIと同様)
  • 平成12年排出ガス規制に適合および2010年新燃費基準をクリア

また、本エンジン搭載の「パジェロイオ(5ドア)」は、専用の太い横桟タイプのフロントグリルや専用のアルミホイールを装着したほか、内外装をGDIターボ車としての高性能なイメージとした。


「パジェロイオ」
5ドア TR 4WD 4A/T

1.「パジェロイオ・GDIターボ」商品概要

(1)1.8L 4G93型GDIターボ

  • 1.8L GDIエンジンにターボを組み合わせた1.8L 4G93型GDIターボを新開発、2.4L エンジン並みの出力性能を実現した。
  • GDIエンジンとターボを組み合わせることにより、加速前から常にタービン回転数を高く保ち、従来型ターボエンジンにおいて問題であった"ターボラグ"を解消、低速域から高レスポンスで軽快な走りを可能とした。
  • また、高効率化の妨げとなるノッキングについても、GDIの特有技術である吸気冷却、2段混合で抑制し、ターボエンジンとしては極めて高い10.0という圧縮比を実現した。この結果、2010年新燃費基準をクリアできた。

 

(2)機能・装備

  • 2.0L GDI搭載車に対して約20mm車高を下げるとともに、リヤにスタビライザーを追加、ショックアブソーバ-の減衰力を最適化することによって、高い動力性能に相応しい優れた操縦安定性を実現した。
  • タイヤサイズを215/65R16(←215/70R16)に変更した。

 

(3)安全性

  • 2.0L GDI搭載車同様、Aピラー、サイドルーフレール、Bピラーをさらに強化し、キャビンの変形を最小限に抑え客室空間を確保。64km/h 40%オフセットデフォーマブルバリア衝突の試験を実施し、三菱独自の衝突安全強化ボディ"RISE"をさらに強化した。
  • フロントシートベルトに乗員の拘束性を向上させるプリテンショナーや、ベルトに規定値を超える荷重がかかった場合は、シートベルトを送り出すことにより胸部への衝撃を緩和するフォースリミッター機構を採用した。
  • 路面状況、積載状況にあわせ、前後の制動力配分を最適化するEBD(電子制御 前後制動力配分システム)を採用した。
  • フロントブレーキは16インチベンチレーテッドディスクとし、リヤブレーキは高い動力性能に合った14インチディスク(←9インチドラム)を装着した。

 

(4)エクステリア

  • フロントグリルを太い横桟タイプに変更し、専用のアルミホイールを装着するなど、コンパクトボディでありながら、GDIターボの力強さを表現したエクステリアとした。

 

(5)インテリア

  • ダークブルーを基調色としたシート生地を採用し、洗練されたインテリアとした。

 

(6)「TRスポーティパッケージ」

  • メーカーオプションで、サイドシルガーニッシュ、ルーフスポイラー、フォグランプ、スペアタイヤケース、ナルディ社製ウッドステアリングを装着することによって、スポーティでスタイリッシュな内外観とした。

 

2.販売概要

(1) 販売目標台数

1,000台/月(パジェロイオ全体で3,600台/月)

 

(2) 取り扱い販売会社

全国のギャラン系及びカープラザ系販売会社

 

3.メーカー希望小売価格

(単位:千円)

ドア
駆動
類別
T/M
全国メーカー希望小売価格
5ドア
4WD
TR
4A/T
2100
  • メーカーオプションの「スポーティパッケージ」は+60千円
  • 望小売価格(車両本体価格)は、参考価格です。価格は各販売店にお問合せ下さい。
  • 価格には、スペアタイヤ、標準工具、ジャッキが含まれます。
  • 販売店でセットする付属品は、別途扱いとなります。 保険料、税金(含む消費税)、登録に伴う費用は別途申し受けます。

 

パジェロイオ用1.8L GDIターボエンジンの概要

GDIエンジンの特性を生かし、従来ターボの課題であった燃費の悪化を払拭し、「高レスポンス」と 「低燃費」を高次元でバランスさせた。

1. 主要諸元

エンジン形式
1.8L GDIターボ
(4G93型)
2.0L GDI
(4G94型)
1.8L GDI
(旧4G93型)
総排気量   cc
1834
1999
1834
ボアxストローク mm
81 X 89
81.5 X 95.8
81 X 89
圧縮比
10.0
11.0
12.0
動弁形式
DOHC 16バルブ
吸入空気量制御
電子制御式
過給方式
インタークーラー付き
ターボチャージャ
-
-
使用燃料
無鉛プレミアム
無鉛プレミアム
(無鉛レギュラーも可)
最高出力  Kw{PS}/min-1
118{160}/5200
100{136}/5500
96{130}/5500
最大トルク N・m{kgf・m}/min-1
220{22.4}/3500
191{19.5}/3500
181{18.5}/3500

 

2. 特長

[高レスポンス]

(1)レスポンス特性

一般にMPIターボエンジンは排気流量の少ない低速低負荷運転域ではタービン回転数が低く、加速してもタービン回転数が上昇するまで過給が遅れるいわゆる "ターボラグ"の問題がある。
GDIターボは、低速低負荷運転域において超リーン運転をしていることによって排気流量が多くなり、(その排気流量が)同運転域で理論空燃比運転を行うMPIエンジンの排気流量の2倍近となる。
このため、加速初期のタービン回転数もより高回転が維持できており、"ターボラグ"の問題を解決(図1)。


図1.レスポンス特性

 

(2)実車加速レスポンス

MPIターボ車に対し、高レスポンスで極めて軽快な走りが実現(図2)。


図2.実車加速レスポンス(40→60km/h)

 

[低燃費]

(1)高圧縮比の実現

GDI特有技術である吸気冷却(*1)、2段混合(*2)でノッキングを抑制し、ターボ エンジンとしては極めて高い10.0という圧縮比を実現(図3)。

*1:噴霧の気化潜熱で吸気を冷却
*2:吸気行程と圧縮行程の2分割燃料噴射方式


図3.高圧縮比の実現

 

(2)過給圧コントロール

高過給域の過給圧を抑えることによりGDIノンターボ車と同等の燃費率を実現(図4)。


図4.過給圧コントロール

 

(3)燃費特性

MPIターボと比較し、全域で良好な燃費率を達成(図5)


図5.MPIターボに対する燃費向上度

 

(4)実車燃費

定常燃費の向上に加え、GDI特有の過渡制御特性、低アイドル回転化やAT制御、各種効率改善を盛込み、GDIノンターボと同等で、MPIターボを大きく上回る燃費を達成(図6)。


図6.実車燃費(10・15モード)

以 上


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