自然と併走して未来へ。

三菱自動車は、美しい地球を次の世代につなぐため、カーボンニュートラル社会の実現とともに、電動車※1ならではのモータードライブによる意のままの走りを追求していきます。
- ※1 電動車:電気自動車(EV)、プラグインハイブリッドEV車(PHEV)、ハイブリッドEV自動車(HEV)
地球と人とクルマ
三菱自動車は、環境・エネルギー課題への取り組みとともに電動化を促進してきました。振り返ると 1960年代の大気汚染、1990年代の地球温暖化、2000年代のエネルギー課題の対応のため、電動車を開発し、他社に先駆けて商品化してきました。その中で環境性能を高めつつ、クルマ本来の走る楽しさ、加速の気持ちよさ、給電機能など電動化による新しい価値の創造にも取り組んできました。

三菱自動車が追及するEVらしい走り

電動化によって、三菱自動車は何を追求したのでしょうか?
モーターによる高出力化した凄まじい加速性能ではなく、求めたのは「意のままの加速」。レスポンスよく、強くアクセルを踏めば力強く加速し、優しく踏めば優しく加速する。静かに滑らかに、ドライバーの思い通りにクルマが加速する。それが三菱自動車が追求する「意のままの加速」なのです。
それは、2009年に発売の電気自動車i-MiEVで確信した、モータードライブの気持ちよさです。クルマが意のままに加速すると、運転が楽しくなるはもちろん、静かで滑らかでエンジン振動もないから、ストレスフリーで疲れない。運転の得手不得手によらず、どんな人でも乗りやすく、意のままに、安全に運転できる。そして、また運転したくなる。これこそが、三菱自動車が追求し、現在の電動車にも継承される、「EVらしい走り」なのです。
開発の歴史
三菱自動車の電動化の歴史は1966年に始まりました。1971年に三菱自動車初の電気自動車、ミニカバンEVが誕生、以降も研究を継続してきました。2009年に世界初の量産EV i-MiEVを世に送り出し、電動車時代の起点となりました。またその後の2013年には、EV技術に4WD技術を高次元で融合させたSUVタイプのプラグインハイブリッドEV アウトランダーPHEVを発売しました。
BEV

PHEV

PHEVコンセプト
日常では環境に優しいEV走行、遠出は航続距離に心配がないハイブリッド走行

自宅や充電スタンドで充電。
バッテリーに蓄えられた電気でクリーンで経済的なEV走行。

バッテリー残量が少なくなった時にはエンジンがサポート。
バッテリー残量を気にすることなく、モーター主体のHEV走行。
PHEVの基本システム
アウトランダーPHEV

前後に搭載したモーター 『ツインモーター4WD』によって、電動車ならではの力強い走りを実現しています。駆動用バッテリーの電力で走るEV走行、エンジンで発電した電気でのモーター走行、エンジン主体の走行を、状況に合わせて最適に切り替えています。
EV走行モード
バッテリーに蓄えた電力を使用し、モーターで走行します。走行中のガソリン消費やCO₂排出はゼロ。静かでクリーンかつモーター特有の力強い走行が楽しめます。
HEV走行モード
- シリーズ走行モード
エンジンを発電用として動かし、バッテリーの電力と合わせてモーターで走行します。 - パラレル走行モード
高速走行時は効率の良いエンジンの駆動力を主体に走行し、余剰出力分で発電し電池パックに充電、加速時にはモーターでアシストします。

三菱自動車のPHEVの魅力
モータードライブの気持ち良い走り
アクセルを踏んだ瞬間から力強い加速が滑らかに続くモータードライブの良さ、前後に搭載した高出力モーターと大容量・高出力駆動用バッテリーによってドライバーの思い通りの走りを実現しています。

必要かつ十分なEVドライブ
日常生活のほとんどをEVとして使用できる駆動用バッテリーを搭載。高効率エンジンでの発電や駆動の組み合わせにより、ロングドライブも安心。無駄なく必要にして十分なバッテリーを積むことにより、原材料の採掘からクルマの生産、廃却まで含む総CO₂排出量が少ない電動車がPHEVです。

原材料の採掘からクルマの生産、廃却まで含む総排出量(ライフサイクルアセスメント)

注)・2025年時点における、実質CO₂排出量の三菱自動車独自の評価。欧州は日本に比べて発電時のCO₂排出量が小さいため総排出量が少ない。
・発電時のCO₂排出量、生涯走行距離などによって、グラフの値は変動します。
停まっていても価値がある
給電性能
車両に搭載した100V AC電源から最大1,500Wの出力が可能です。アウトドアレジャーや出かけ先で照明や調理機器など消費電力の大きい機器も利用できます。クルマに蓄えた電気を家で使う仕組みを利用すれば、バッテリーの電力とエンジンでの発電を組み合わせで、V2Hだと最大11日分※1の電力供給が可能です。

もしもの時に役に立つ
DENDOコミュニティサポートプログラム
電気を自由に取り出せる電動車両は、もしもの時にも役に立ちます。災害発生時、停電している地域に、速やかに電動車両をお届けし地域の電源確保にお役立てていただきます。


多くの自治体が認めた三菱自動車のPHEVを活用した支援活動