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Daily Report
参戦体制
11月29日(木)

「チーム・レプソル三菱ラリーアート」
2008年ダカールラリーに『パジェロエボリューション』4台体制で参戦
30回目の記念大会で8年連続となる通算13回目の総合優勝を目指す


三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、記念すべき30回目の大会となる2008年ダカールラリー*に、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」から『パジェロエボリューション』(スーパープロダクション仕様)4台で参戦する。2008年大会は、1月5日(土)にポルトガルの首都リスボンをスタートし、スペイン、モロッコ、モーリタニアを経由して20日(日)にセネガルの首都ダカールにゴール。総走行距離9,273km、うち競技区間5,736kmで、モーリタニアにおける砂漠地帯での競技区間が増加されるなど、過酷なコース設定で競われる。
ドライバーは、2002年大会と2003年大会で2連覇を達成している増岡浩を筆頭に、二輪/四輪両部門合計で通算9勝を挙げている2007年大会の覇者ステファン・ペテランセル(フランス)、2006年大会で初優勝を飾るなど3大会連続で上位入賞を果たしているリュック・アルファン(フランス)、そして2004年大会の二輪部門を制した後に四輪部門に転向して上位入賞の実力を備えたホアン・ナニ・ロマ(スペイン)という磐石の4名体制。車両規則の変更に対応するとともにいっそうの熟成が図られた『パジェロエボリューション』で、8年連続となる通算13回目の総合優勝を目指す。

* 大会正式名称は「ユーロミルホー・リスボン〜ダカール2008」(Euromilhoes Lisbon - Dakar 2008)。冠企業のユーロミルホーはポルトガルのロトくじ運営組織

■「チーム・レプソル三菱ラリーアート」チーム体制
●メインスポンサー:レプソル(スペインに本拠を置く石油会社)
●出場車両:パジェロエボリューション(MPR13)
●チーム監督:ドミニク・セリエス(フランス)
●ドライバー/コ・ドライバー:
増岡 浩(日本)/パスカル・メモン(フランス)
ステファン・ペテランセル(フランス)/ジャン-ポール・コトレ(フランス)
リュック・アルファン(フランス)/ジル・ピカール(フランス)
ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)/ルーカス・センラ・クルス(スペイン)

■2008年ダカールラリー展望
三菱自動車チームは、第5回の1983年大会から26年連続出場となるダカールラリーに、8連覇・通算13勝を賭けて磐石の体制で臨む。2008年大会は、総走行距離9,273km、うち競技区間5,736kmで競われるが、2007年大会よりもそれぞれ1,000km以上も延長されているばかりか、難易度の高いモーリタニアでの砂漠地帯での走行距離が増え、競技終了後にサービス部隊からの整備が受けられないマラソンステージが2ヶ所設けられるなど過酷な設定となっている。『パジェロエボリューション』はレギュレーションの変更により、エンジンのリストリクター径がφ32からφ31に縮小され、トランスミッションは6速から5速となり、動力性能は従来よりも抑えられている。しかし、サスペンションと駆動系を重点的に改良したことで、ハンドリング性能と悪路走破性はさらに向上しており、近年稀に見る難コースへの適応能力を高めている。
2002年大会と2003年大会で2年連続総合優勝を飾った、21回目の出場となるベテランの増岡浩は砂漠を得意としており、通算3勝目に自信を深めている。2005年大会と2006年大会では無念のリタイアを喫したが、2007年大会はパンクとクラッチトラブルに見舞われながらも総合5位で完走を果たして復調の兆しを見せ、7月にはモロッコでの3週間にわたる実戦を想定した過酷なテストを消化しており、チーム合同のフィジカルトレーニングも精力的にこなし、心身・マシンともに充実した状態で2008年大会を迎える。
また、ステファン・ペテランセル(フランス)は、二輪部門で歴代最多の通算6勝を記録したあと、四輪部門転向後も三菱自動車チームで活躍。2004年大会、2005年大会に続いて2007年大会で総合優勝を飾り、四輪部門でも通算3勝を挙げている。ダカールラリー前哨戦となる FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップの最終戦UAEデザートチャレンジでも総合優勝を果たすなど好調を維持しており、2008年大会では二輪/四輪両部門合計で通算10勝目を目指す。
一方、元アルペンスキーチャンピオンで知られるリュック・アルファン(フランス)は、三菱自動車チームから初めて出場した2005年大会でいきなり総合2位に入り、チームのワン・ツー・フィニッシュに貢献。さらに2006年大会では僚友ペテランセルとの接近戦を制して初の総合優勝を飾った。2007年大会でもペテランセルと終盤まで首位を争った末に再び2位入賞を果たしており、通算2勝目を狙う今大会でも活躍が期待される。 −2− そして2004年大会の二輪部門で総合優勝を果たし、三菱自動車チームからの抜擢を受けて2005年大会から四輪部門に転向したホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は、2年目の2006年大会では総合3位に入るなど、期待通りの実力と才能を見せている。2007年大会ではアクシデントにより総合13位にとどまったが、その後FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップの開幕戦トランス・イベリコラリーで2位入賞を果たすなど、今大会でもその成長ぶりが楽しみだ。
チーム監督を務めるドミニク・セリエス(フランス)は「第30回目のダカールラリーはコース設定の難易度が高く、とりわけモーリタニアには過酷なステージが待ち受けていると想像しています。そこで『パジェロエボリューション』持ち前の運動性能と信頼性・耐久性、またチームクルーの豊富な経験は確かなプラスになるはずです。前哨戦となるUAEデザートチャレンジでの勝利も、砂丘ステージでの優位性を示すものでしょう。ライバルも強豪揃いですが、我々の4台のクルーも前回大会から不変のラインアップで強い連帯感を持っています。通算13勝目、大会8連覇という目標は決して簡単なものではありませんが、我々の一年をかけた準備は必ず結果につながるものと信じています」と勝利への手応えを述べている。

■ 『パジェロ エボリューション』(MPR13)概要
『パジェロエボリューション』は、2002年大会から導入されたFIAグループT1(改造クロスカントリーラリー車両)規定に則って製作されたスーパープロダクション仕様のラリーカー。2003年大会にデビューした『パジェロエボリューション』は、従来の開発コードを引き継ぎMPR10と命名され、2005年大会でMPR11、2006年大会でMPR12とバージョンアップを重ね、2007年大会ではフレーム構造を一新するなど大幅な改良が施されたMPR13となる。
軽量かつ高剛性の一体構造マルチチューブラーフレームを採用したMPR13は、燃料タンクやスペアタイヤなどの重量物の搭載位置が、より低く、より中央に配置されており、重量バランスに優れている。拡大されたトレッドと一新されたサスペンションジオメトリーとあいまって、高速安定性と操縦安定性が格段に向上。ゆとりある室内空間はドライバーに最適なドライビングポジションと過酷なラリーを戦ううえでの快適性を提供している。このスーパープロダクション仕様の『パジェロエボリューション』は5年連続で総合優勝を果たし、三菱自動車チームのもつ連勝記録を7年連続の通算12勝まで更新した。
2008年大会を戦う『パジェロエボリューション』(MPR13)は、車両規則の変更を盛り込むとともに一部改良を施して熟成の領域に到達。まず、エンジンのリストリクター(吸入空気量制限装置)の径がφ32からφ31に縮小されたことに伴い、吸排気系とのマッチングを改めて実施。また、トランスミッションのギヤが6速から5速となったことに伴い、ギヤ比を最適化した。さらに、クラッチ容量を増大させて、耐久性を向上させている。7月にはモロッコにおいて3週間で合計7,600kmに及ぶテストを行うなど、年間を通じた開発によってサスペンションの熟成が図られ、操縦安定性、走破性だけでなく乗り心地もともに向上。最高出力、最大トルクのいずれも若干低下しているが、ハンドリング性能を磨き上げることで、補って余りある進化を果たしている。

全長
4195 mm
全幅
1990 mm
ホイールベース
2775 mm
トレッド(前/後)
1750 mm/1750 mm
エンジンタイプ
V型6気筒 DOHC24バルブMIVEC
(ドライサンプ式オイルシステム付)
燃料噴射装置
ECIマルチ
排気量
3.997 L(φ31リストリクター付)
最高出力
188kW(255ps)/4500rpm
最大トルク
412Nm(42.0kgfm)/3500rpm
変速機
リカルド社製5速シーケンシャルマニュアル
4WDシステム
フルタイム4WD デフロック付セルフロッキングデフ
フロントデフ
Xトラック製 デフロック付セルフロッキングデフ
リアデフ
Xトラック製 デフロック付セルフロッキングデフ
フロントサスペンション
独立懸架/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
+アンチロールバー
リヤサスペンション
独立懸架/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
+アンチロールバー
ショックアブソーバ
BOS社製 減衰力調整式ダンパー
ステアリング形式
ラック&ピニオン(パワーステアリング)
ホイールストローク(前/後)
250 mm/250 mm
ブレーキ形式
ブレンボ社製 6ポッドキャリパー+ベンチレーテッドディスク
ホイール
OZ社製 7x16インチアルミニウムホイール
タイヤ
BFグッドリッチ社製 235/85-16
車両重量
1825 kg(規則最低重量)
その他特徴
スチール製マルチチューブラーフレーム+カーボン製ボディ
タンク容量
500 L


■ ドライバープロフィール及びコメント
●増岡 浩 (Hiroshi Masuoka)
埼玉県出身、1960年3月13日生まれ。日本を代表するクロスカントリーラリードライバーである増岡の国際ラリーデビューは、1985年のファラオラリーで、ダカールラリーには1987年大会から出場。今回で21回目の挑戦となる。1990年大会と1994年大会では市販車改造クラスで優勝を飾り、2002年大会では悲願の総合初優勝。続く2003年大会も制して2連覇を達成した。2004年大会は総合2位となるも、2005年、2006年大会は連続リタイア。2007年は相次ぐパンクとクラッチトラブルに見舞われながらも総合5位で完走を果たし、今大会では自身3度目の総合優勝に挑む。なお、2006年、2007年大会に続き、2002年の初優勝時のパートナーでもあるパスカル・メモン(フランス)がコ・ドライバーを務める。
「僕にとって21回目となるダカールラリーが目前に迫ってきました。モロッコなどで精力的にテストを重ねてきた結果、5速となったトランスミッションはギヤ比の見直しにより満足の行くところまで仕上がりました。また、サスペンションのセッティングも徹底的に熟成させ、前回と比べて悪路走破性は格段に向上したと感じています。目標はもちろん、三菱自動車チームの8連覇・通算13勝ですが、ぜひとも僕の手で成し得たいと思っていますし、そろそろ僕の番だと思っています。ライバルチームとはきっと僅差の戦いになるでしょうし、我々が勝利をつかむのは簡単ではないと思います。しかし、今度のコースは砂の深い砂丘地帯が多くなると聞いています。この難易度の高いコンディションは、悪路走破性に優れた『パジェロエボリューション』にとって非常に有利です。また、僕も砂丘越えのドライビングを一番得意としていますので、とても楽しみにしています」

●ステファン・ペテランセル (Stephane Peterhansel)
フランス出身、 1965年8月6日 生まれ。ダカールラリーの二輪部門で史上最多記録となる6度の総合優勝を獲得しているペテランセルは、まさにダカールラリーの申し子といえる。二輪部門では1991年大会で初の総合優勝を飾り、以後1998年大会までの8回のダカールラリーで6勝をマーク。1999年大会から四輪部門に転向し、2002年夏に三菱自動車チームに加入した。そして2004年大会では四輪部門でも総合優勝を果たす。ユベール・オリオール以来、史上2人目の二輪/四輪両部門制覇を成し遂げた。さらに2005年大会でも総合優勝を飾り2連覇を達成した。2006年は総合4位となったものの、2007年大会では総合優勝、四輪部門で自身3度目の総合優勝を飾った。コ・ドライバーは、四輪部門転向後、長年コンビを組んでいるジャン-ポール・コトレ(フランス)。
「車両規則の変更は『パジェロエボリューション』にハンディキャップをもたらすものですが、我々はこの一年をかけて開発を重ね、優れたハンドリングと乗り心地を追求してきました。ダカールラリーの前哨戦であり砂丘ステージが多いUAEデザートチャレンジで優勝できたことも、我々を勇気付けてくれるものです。連覇のかかる2008年大会への挑戦は決して簡単ではありませんが、昨年一緒に優勝をつかみとったコトレと組み、経験豊富なチームから同じクルマで参戦するというのは、大きなアドバンテージです。力を合わせて三菱自動車チームのためにベストを尽くします」

●リュック・アルファン (Luc Alphand)
フランス出身、1965年8月6日生まれ。1997年のワールドカップ年間タイトル獲得など、アルペンスキーの元世界王者としてヨーロッパでは非常に高い知名度を誇るアルファン。スキー引退後はモータースポーツに打ち込み、自らチームを組織してル・マン24時間などの耐久レースにも参戦。その一方でダカールラリーをはじめとするクロスカントリーラリーにも挑戦してきた。ダカールラリー初参戦は1998年大会で、翌1999年大会では市販車無改造クラスで優勝。三菱自動車チームには2004年夏に加入し、ワークス体制で2度目のダカールラリーとなった2006年大会で初の総合優勝。2007年は大会2連覇を目指すも惜しくも総合2位。再び2008年は総合優勝を狙う。コ・ドライバーのジル・ピカール(フランス)は2006年大会以来のコンビ。
「2008年大会のコースは相当厳しくなることが予想されています。信頼性が例年以上に勝利の鍵を握ることになるでしょうが、勝利を得るにはライバルのトラブルを待っているわけには行きません。最大の難関と予想されるモーリタニアのマラソンステージを迎える前の、モロッコステージの段階でトップグループに加わっていることが重要です。本戦を控えた今、我々はチームのトレーニングプログラムのおかげで体調もよく、チームメイトと結束を固めています」

●ホアン・ナニ・ロマ (Joan "Nani" Roma)
スペイン出身、1972年2月17日生まれ。チームメイトのペテランセルと同じように、ダカールラリーの二輪部門で総合優勝を飾った後に四輪部門に転向してきたロマ。1994年にエンデューロ(二輪のオフロード耐久レース)のヨーロッパ選手権チャンピオンとなり、ダカールラリーには1996年に初出場。そして2004年大会で総合優勝を果たした。2005年夏には彼の将来性を見込んだ三菱自動車チームに抜擢されて、四輪部門に転向。四輪部門で初のダカールラリーとなった2005年大会で6位、2年目の2006年大会では3位に入賞している。四輪部門転向以来、彼のコ・ドライバー兼指南役を務めてきたベテランのアンリ・マーニュ(フランス)は、2006年6月のFIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第4戦モロッコラリーで発生したアクシデントによって還らぬ人となった。新たにコ・ドライバーとなったルーカス・センラ・クルス(スペイン)と挑んだ2007年大会はアクシデントにより総合13位となったが、コンビ結成2年目の今年は上位進出を狙う。
「ダカールラリーで勝つために必要な経験は、まだ不足しているかも知れません。しかし、同じスペイン語を話し、全幅の信頼を置いているコ・ドライバーのルーカスと再びコンビを組めることを嬉しく思いますし、彼との良好なパートナーシップをもとにベストを尽くします。前回、新加入のルーカスは他のコ・ドライバーから手厚いサポートを受けたのですが、こうした結束の強さは三菱自動車チームの強さの一端でしょう」

■大会概要

第30回の節目となる2008年大会には、2輪245台、クアド(バギー)20台、4輪205台、カミオン(トラック)100台の総勢570台がエントリー。これは過去最多だった1988年大会の602台に次ぐ台数で、ひときわ賑やかな大会となる。3年間連続でスタート地に選ばれたポルトガルの首都リスボンで2008年1月2日(水)〜4日(金)に車検と書類審査を行ったあと、1月5日(土)にスタート。7日(火)未明にモロッコのラバトからアフリカに上陸し、モーリタニアを経て20日(日)にセネガルの首都ダカール近郊にある塩湖ラックローゼにゴールする15日間の行程が予定されている。全行程は9273km、うち競技区間(SS)は5736kmで、直前のルート変更もあって約4300kmにとどまった2007年大会からSS距離を大幅に延長。治安情勢の安定しないマリ共和国を通過せず、モーリタニアでのステージを重点的に増やしたのが大きな特徴だ。このため一日あたりの競技走行時間が長くなり、路面についても砂の区間が増えるなど、全体に難易度の上昇が予想される。なお、ラリー中に1日だけ設けられる休息日は、1月13日(水)にモーリタニアの首都ヌアクショットに設定されている。
ポルトガルでの2日間のSSを終えてアフリカに上陸すると、モロッコではアトラス山脈越えのグラベル路から始まり、2日目には早くも砂丘越えが登場。その後モロッコ特有の硬い土漠から砂地の路面へと変化し、モーリタニアに入るとまずは広い砂地の高速ステージが待ち受ける。そして今回の主戦場となるモーリタニア国内は土漠から柔らかい砂丘、エルグと呼ばれる砂の畝を越えていく区間やラクダ草の生い茂るバンピーな砂漠などステージは多彩に変化し、車両とクルーの総合力が問われることになる。アシスタンス部隊が不在のビバーク地(競技終了後に整備を行う停泊地)もモーリタニアのアタール(2回通過するうちの前半戦時)とティジクジャの2箇所に設けられており、信頼性・耐久性も勝負の重要な鍵を握る。

■チームサポートカー『アウトランダー』

「チーム・レプソル三菱ラリーアート」をサポートする車両は、カミオン7台、『パジェロ』5台、そして『アウトランダー』1台の合計13台となる。今回、初めてサポートカーを務める『アウトランダー』は、2.2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンと6速マニュアルトランスミッションを搭載した欧州仕様をベースとして、ロールゲージやバケットシートなどの安全装備、サスペンション、タイヤ、各種ガード類などのラリー専用装備を装着している。エンジン、トランスミッション、電子制御4WDシステムは、ハードそのものには手を加えず、過酷な走行に適したセッティングに一部仕様を変更。尚、1日の総走行距離が長いため、燃料タンクは容量を増やして対応する。2007年大会の『デリカD:5』同様、ラリーアートの田口勝彦がドライブして、エンジニアを同乗させ、各種サービスツールを積載して三菱自動車チームをサポートする。

■「チーム三菱ラリーアート」のサテライトチームも参戦

三菱自動車及びラリーアートがサポートするサテライトチーム「チーム三菱ラリーアート・チャイナ」と「チーム三菱ラリーアート・タイランド」も昨年に引き続き参戦。「チーム三菱ラリーアート・チャイナ」では、『パジェロ』(市販車改造クラス、3.2Lディーゼル)をリュウ・ビン(中国)がドライブ。リュウは2007年大会で初参戦・初完走(総合47位)により新人賞2位に輝いている。尚、同チームは俳優のジャッキー・チェン氏が名誉監督を務める。一方、「チーム三菱ラリーアート・タイランド」では、『トライトン』(市販車改造クラス、3.2Lディーゼル)をマナ・ポーンシリチャン(タイ)がドライブ。マナは2度目の出場となった2007年大会で初完走(総合67位)を果たしている。今年10月には両チーム合同で、1998年大会で『パジェロ』を総合優勝に導いたかつてのワークスドライバーであるJ-P.フォントネ(フランス)の指導のもと、UAE(アラブ首長国連邦)の砂丘地帯でトレーニングを積んでおり、2008年大会ではさらなる飛躍が期待されている。

■アフリカ支援活動

「チーム・レプソル三菱ラリーアート」は、これまで行ってきたアフリカ支援活動を、2008年大会でも継続する。まず、ダカールラリーの主催者であるASO(アモリー・スポーツ・オーガニゼーション)とフランスのSOSサヘル・インターナショナルが展開している「アクション・ダカール」に参加。砂漠化が進むアフリカ大陸西部一帯を対象に、植林や干ばつ対策、或いは子供たちへの環境保護教育などを実施しているこの活動に協力していく。また、様々なチャリティ活動を行っているダカールのソリダリオ基金に対しても協力。同基金は「チーム・レプソル三菱ラリーアート」のメインスポンサーであるレプソル社がかねてより支援を行っているもので、大会運営物資の運搬車両に医療機器や薬品、物資などを混載して通過国へ提供、同時に医療スタッフの派遣なども行っている。
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