MITSUBISHI MOTORS

RALLI ART

Daily Report
2009年ダカールラリー
2008年8月22日(金)

チーム・レプソル三菱ラリーアート
ディーゼルターボエンジンを搭載する
新型競技車『レーシング ランサー』を鋭意開発中
−11月開催のバハ・ポルトガルでデビュー予定−
三菱レーシング ランサー
モロッコテスト




三菱レーシング ランサー
モロッコテスト




三菱レーシング ランサー
モロッコテスト

 三菱自動車及び同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、レプソル、バレオ、BFグッドリッチからのサポートを得て、チーム・レプソル三菱ラリーアートとして、2008年のクロスカントリーラリー活動を展開。ダカールシリーズなどのクロスカントリーラリーに『パジェロ エボリューション』で参戦するとともに、2009年ダカールラリーの制覇を目的とした新型競技車『レーシング ランサー』の開発も鋭意進めている。同車の心臓部となるディーゼルターボエンジンを搭載した『パジェロ エボリューション』を、ダカールシリーズ第1戦セントラルヨーロッパラリー、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第2戦トランスイベリコラリー、FIAクロスカントリーバハ・インターナショナルカップ第3戦バハ・スペインの3戦に出場させ、ライバルと切磋琢磨しながらのレーシングスピードによって、テストでは得難い貴重なデータを収集。このうち2戦に出場した増岡浩は「まずトルク自体が強力で、そのトルクバンドも広いので、圧倒的にドライバビリティが優れています。悪路でのコントロール性、コーナー出口からの加速、直線でのトップスピード、どれをとってもガソリンエンジンを凌いでいて、(セッティングさえ煮詰まっていれば)今までよりも楽に速く走ることができます」と語っている。また、トランスイベリコラリーでステアリングを握ったホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は、ガソリンエンジンと異なる特有のトルク特性にドライビングスタイルを適合させ、SSトップタイムを記録して一時ラリーをリードするなど、ディーゼルターボエンジンの試験を目的とした暫定的なラリーカーでありながら、そのポテンシャルの片鱗を見せている。

■『レーシング ランサー』
 実戦とテストの合計で8,000km以上を走破した『パジェロ エボリューション』では、ディーゼルターボエンジン搭載による重量配分の変化やガソリンエンジンとのトルク特性の差異をサスペンションジオメトリーに反映させたほか、エンジン及び補器類をより効率よく冷却するためのレイアウトを確認。また、ターボチャージャーの改良により、低回転域でのレスポンスと高回転域での出力をともに向上させながら、信頼性を高めるなど熟成を進めている。一方、6月初めに産声を上げた『レーシング ランサー』は、6月中旬にスペイン、また6月下旬にモロッコでそれぞれ1週間ずつのテストを実施し、基本性能の確認と初期トラブルの洗い出しを終えており、現在は『パジェロ エボリューション』から得られたノウハウをフィードバックして改良を進めている。

■後半戦の活動計画
 今後の活動計画としては、まず、9月9日(火)〜14日(日)にポルトガルで開催されるダカールシリーズ第2戦パックスラリーに、ステファン・ペテランセル(フランス)、リュック・アルファン(フランス)、ロマを『パジェロ エボリューション(ガソリンエンジン)』で出場させ、『レーシング ランサー』にも踏襲して採用するサスペンションやタイヤなど共通パーツの開発を進める。また、『レーシング ランサー』は、8月下旬〜9月上旬、10月中旬〜下旬の2回、モロッコにおいて約2週間のテストを行い、それぞれ約4,000kmの走り込みによって熟成を図る。これらのテストを経た『レーシング ランサー』は、10月30日(木)〜11月2日(日)にポルトガルで開催されるFIAクロスカントリーバハ・インターナショナルカップ第6戦バハ・ポルトガルに、ダカールラリーで二輪・四輪両部門の合計で最多の通算9勝を誇るペテランセルの手によりデビューさせる予定となっている。


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