三菱自動車では、従業員の安全と健康の確保は企業活動の基盤であると考え、「労働安全衛生の推進」をマテリアリティと特定し、「全社安全衛生管理方針」にもとづき、すべての従業員が安心して仕事に専念できるよう、取り組みを推進しています。
さらに、海外関連会社も含め、安全関連法令遵守評価を実施し、安心で安全な職場の実現に取り組んでいます。
特に、労働災害の多くを占める生産現場では、災害を未然に防止するため、従業員全員の活動として不安全な状態の洗い出しを行い、改善につなげています。2023年度は事業所内の安全道場に加えて、社外の施設を活用した体感訓練実施などの対策を行い、日常に潜む危険に対する感度を高め、さらなる危険予知力の向上により、災害の防止に努めます。
加えて、従業員の心身の健康維持・増進を目的とし、生活習慣病の改善指導とメンタルヘルス対策を重点施策として取り組んでいます。病欠の約半数を占めるメンタル疾患の対策として、社外プログラムを導入し、個人の悩み相談やメンタルヘルス教育、職場環境改善のための支援に取り組んでいます。