京都工場内での絶滅危惧種「オニバス」育成事例を発表

2021年07月23日
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@京都府 京都市
三菱自動車工業株式会社 総務渉外部 京都総務 西村

ビオトープ

オニバス

アサザ

コガマ

2021年5月、京都市南部クリーンセンター内の環境学習施設「さすてな京都」主催の「オニバス里親プロジェクト」第1回「オニバス里親ミーティング」にて、総務渉外部 三上社員が京都工場のビオトープで育成しているオニバスの育成事例を発表しました。

 

「オニバス里親プロジェクト」とは、2021年3月から開始した活動で、「さすてな京都」周辺にかつてあった横大路沼や巨椋池に自生し、現在は絶滅危惧種となった「オニバス」等を育てる里親になり、育てて増やした種子を、「さすてな京都」に里帰りとして届け、地域の自然を学び、京都市の自然再生へ繋げる取り組みです。

 

京都工場では、生物多様性保全活動の一環として、プロジェクト開始前の2020年6月より、「オニバス」の苗を「さすてな京都」から譲り受け、工場内のビオトープにて育成しており、プロジェクト参加者の交流会である「オニバス里親ミーティング」にて、昨年の育成の様子(植え付け、生育状況の変化、種子の採取など)を発表し、情報を共有しました。

ビオトープでは、「オニバス」の他、希少な水生植物「アサザ」「コガマ」の苗も「さすてな京都」から譲り受け、育成しています。

 

なお、今回のミーティングは、緊急事態宣言発令により、オンラインでの開催となり、ミーティングの様子はYouTubeで配信されています。

 

■参加した社員の声(総務渉外部 三上 楓)

絶滅危惧種であるオニバスの種子を無事里帰りさせられたことを嬉しく思っています。また、植物を育てる楽しさや日々の変化を見つける面白さなどを久しぶりに実感することができました。今年度は昨年度の反省も踏まえながら、再び種子の里帰りができるように大切に育てていきたいと思います。これからも、たくさんの方に当社の生物多様性保全活動の取り組みを知っていただけるよう活動していきます。 

 

■京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」

 

■YouTube 第1回「オニバス里親ミーティング」  

※三菱自動車工業株式会社からの発表 24:00~

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