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MEMBER
社員紹介

三菱のEVを進化させていく。

開発(設計)

Y.K.

第二EV・パワートレイン
技術開発本部
EV 要素開発部
2014年入社
工学研究科 応用化学専攻修了

CAREER

これからの時代を担う
EVの開発に挑戦したい。

地方出身だったこともあり、クルマは常に身近な存在でした。中学生くらいの頃からクルマに憧れを持ち、友人ともクルマの話題で盛り上がる事が多かったです。「将来は自動車をつくる仕事に携わりたい」と思いはじめたのもこの頃です。大学に入り、就職活動を考える時期になると、世の中や自動車業界の動向についても調べるようになり、EVの時代が到来することを知りました。私は「これからの時代を担っていくEVの開発に挑戦したい」と強く思うようになり、当時すでに日本初のEVの量産に成功していた三菱自動車に興味を持ちました。入社後は希望どおり、EV要素開発部に配属されました。ここはEVやPHEV、ハイブリッド車といった電気自動車特有のコンポーネントであるリチウムバッテリーやモーター、車載充電器などの部品を開発する部署です。この部署で約8年強、電動車両の充電試験に携わりました。そして、2022年の2月から設計グループに異動となり、次世代の車載充電器の部品設計を担当しています。

EVOLUTION

日々、様々な疑問や難問が
目の前に現れる。

電動車は大型の車両用バッテリーを搭載し、その電力でモーターを動かして走行しているため充電が不可欠です。さらに、家のコンセントに来ている電気から車両用バッテリーを充電する際は電力の変換が欠かせず、そのための専用部品も必要になります。現在、私が担当している業務はその電力変換部品の設計です。次世代の車載充電器の開発を見据え、より効率良く、短期間で充電するためには、どのくらいの出力が必要かといった様々なパラメーターの数値をまとめ、実際の製作を担当するサプライヤーとともに開発を進めています。ちなみに、このサプライヤーを探すのも私たちの仕事です。調達部門と連携し、世界中のサプライヤーから今回の要求に応えてくれそうな会社を探し出していきます。その後は、試作品の製作とレビュー、フィードバックの繰り返し。日々、「なぜ、こうなるのか?」「どう解決しよう……」といった様々な疑問や難問が目の前に現れますが、その一つひとつとじっくり向き合い、自分なりに導き出した答えを開発に反映させていく仕事は大きなやりがいがあります。

ヨーロッパに単独で渡り、
責任ある仕事を
やり遂げる。

入社6年目。次期車開発の一環で行った充電インフラ(充電器)との互換性試験での経験は、私にとって大きなターニングポイントとなりました。市街地などに設置されている充電器は国によって仕様が若干異なるため、市場導入前に発売を計画している国での検証が必要なのですが、その試験をすべて任されることになりました。各国の充電器を調査することからはじまり、試験で使用するシミュレーターの設計・開発、実際の現地で行う試験まで一連の業務を担当しました。とくに、現地での試験は印象に残っています。ドイツ人の担当者と約2週間、ドイツ、オランダ、ベルギーなどのヨーロッパ各地のホテルを転々としながら、シミュレーターを搭載したクルマで回り、それぞれの充電器との互換性をチェックしていきました。真冬の出張だったこともあり、外での作業は常に凍えていましたね。また、到着してシミュレーターを組み上げ、いざスイッチを入れた際、まったく動かなかった時は焦りました。ただ、そうした一つひとつのトラブルをなんとか乗り越え、この責任ある仕事をやり遂げたことによって、仕事に対する自信が持てるようになりました。

困りごとや課題は
チームで解決する
風土がある。

若手から責任ある仕事を任せてもらえる風土があると同時に、困りごとや課題はチームで解決しようという風土もある会社です。「困った」と思うことがあった時は個人で抱えず、すぐ上司に相談できる環境があります。また、幅広い業務に携わることができるのも、この会社の大きな魅力です。設計業務でも電気回路から部品の機構や構造など広い範囲に携わることができます。さらに、設計業務以外でも自動車工業会などの業界団体への参加、メンターとしての後輩育成、リクルーター活動など、様々な経験をさせてもらっています。今後の目標は、まず設計業務をしっかりマスターすること、自ら関わったクルマが市場に出るまでの一連のプロセスは経験したいですね。その上で、自分がやったことのないこと、知らないことにも挑戦してみたいと考えています。

A DAY社員の一日

MY CAR LIFE

現在のマイカーはデリカD5。納車されたばかりです!もともとセダンタイプに乗っていたのですが、子供たちの成長に合わせて買い替えました。クルマが大きくなって、子供たちも大喜び。休日は家族全員で愛車に乗り込み、キャンプなどに出かけています。