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MEMBER
社員紹介

世界中のお客様に届けるために。

物流

K.O.

SCM本部
車両物流部
2019年入社
理工学部機械工学科卒

CAREER

ものづくりへのこだわり、
技術の高さに惹かれる。

子供の頃から自動車が好きだったこともあり、大学では機械工学を選択し、自動車部にも所属していました。就職活動は完成車メーカーやエンジンの製作を行う機械メーカーを中心に見て回っていましたね。それぞれの会社ごとに特色がありましたが、とくに印象に残っているのは、社員の雰囲気の違い。三菱自動車の社員からはものづくりに対するこだわりを強く感じました。WRCやダカールラリーなど、高い技術を求められるモータースポーツでの実績も入社を決めた理由です。ちなみに、入社前は「設計開発に携わりたい」という思いを持っていましたが、同時に関東を離れられない事情もあり、最終的には人事の配慮によって東京・田町本社にある物流部門・車両物流部への配属が決まりました。こうした社員のワークライフバランスをしっかり考えてくれる点は、入社後に感じた当社で働く魅力の一つかもしれません。

IN THE WORLD

海外工場担当として、
出荷や生産日程の調整に携わる。

車両物流部の主な仕事内容は、国内(岡崎・水島)・海外(タイ・フィリピン・インドネシア)の各工場で生産された車両を輸出・出荷するための船の手配です。生産部門から「何日に何処に何台出荷したい」という要望を受け、大手海運会社との間で船内のスペースを確保するための調整や交渉を行います。私の手配が一日遅れたら、国によっては到着が一ヶ月遅れることもあるため、仕事のスピードは常に意識していますね。さらに、船が到着する日に合わせて車両を生産する日程の調整も同部署の仕事です。現在私は海外工場担当ということもあり、現地のスタッフと日々英語でやりとりを行っています。配属された当初、英語はほとんどできませんでしたが、自分で調べたり、周囲のサポートを受けたりしながら徐々に自信が持てるようになり、今では海外のスタッフとのコミュニケーションを楽しく思えるまでになりました。また、この仕事のやりがいは世界中のお客様に三菱の自動車が愛され、乗られていることを実感できる点。各国にある販売会社の方から「無事に届いたよ。ありがとう」といったメールが届くと、仕事にもいっそう精が出ます。

新型コロナ禍の
ピンチを全員の力で
乗り越える。

入社1年目が終わろうとしていた2020年3月。新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、車両物流部の仕事状況は一変しました。半導体や各種部品が不足し、車両の生産計画が立てられない中、船の手配や調整を行うことになったのです。海運会社にスペースを確保してもらっていても、直前になってキャンセルしなければいけない時もありました。しかし、その一方で、当社の自動車が届くことを心待ちにしているお客様がいます。生産工場や海運会社と毎日のように連絡を取り合い、それこそ一台単位で情報を共有しながら被害を最小限に抑えるため奔走しました。先が見えない状況の中、心が折れそうになることが何度もありましたが、全員で力を合わせて乗り越えたことで、お互いの信頼関係もより強固なものになったと思います。そして何より、最後まであきらめることなく、お客様のもとに一台でも多く届けられたことに大きな達成感がありました。

担当できる
業務範囲の広さも、
当社の魅力の一つ。

三菱自動車で働く魅力をもう一つ挙げるとすると、担当できる業務範囲の広さだと思っています。他の完成車メーカーでは複数部門にわたるような業務も、当社では一つの部門で完結することが多いです。たとえば私自身、出荷に関する保険や各国との取引条件、輸出品質の向上などの業務にも携わりますし、車両の寸法や試験の日程を開発部門とやりとりする業務もあります。全体の流れを把握できることで、それぞれの業務の効率も高まり、より柔軟な対応も可能になりますね。今後の目標はようやく海外出張が解禁されたため、まずは海外工場へ赴き、車両が工場から港、船に乗るまでのルートを自分の目で確かめたいです。また、将来的には物流部門で得た知識や経験を活かし、設計開発の業務に携わることができたらうれしいですね。

A DAY社員の一日

MY CAR LIFE

現在の愛車は、三菱自動車のコルト!コンパクトながら、クルマを運転する面白さを体感できる点が気に入っています。趣味であるドライブやキャンプ、スノーボードなど、どこに行く時もコイツと一緒。多くの時を過ごすパートナーですね。