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MEMBER
社員紹介

品質保証のプロになるために。

品質保証

C.M.

TCS本部
市場品質改善部
2018年入社
工学部材料開発工学科卒

CAREER

「三菱」から連想していた
印象と大きく異なった。

以前は、福井県にあるメガネの金属加工会社で働いていました。学生時代からお付き合いしていた彼との結婚を機に岡崎市に引っ越すことになり、転職先を探すことに。その際、夫となった彼が、自分が勤めている三菱自動車を勧めてくれたのです。日頃から「とても良い会社だよ」という話を聞いていたこともあり、思い切って受けてみたところ、採用していただくことができました。入社してまず驚いたのは、社内の雰囲気です。もともと「三菱」と聞いて、古くて堅い会社をイメージしていましたが、まったくの逆。新しい分野にも積極的に取り組む風土がありますし、若手の意見も通りやすい職場でした。そうした風通しの良い環境の中、私は市場品質改善部に配属され、品質保証の業務にあたることになったのです。じつは、前職の金属加工会社でも品質保証に関わる業務は経験したことがあったのですが、自動車の品質保証はまるでレベルが違いましたね。部品だけでも何万点にも及び、その難易度、責任の重さも桁違いでした。

PROFESSIONAL

初動で、どれだけ正確な
情報を集められるか。

市場品質開発部の主な仕事の流れは、国内外の販売会社から寄せられる品質に関する情報をもとに、まずは不具合の原因を調査し、販売会社に調査結果を回答します。その後、発生率や発生件数、傾向などを分析し、社内の各部門に対して生産中のクルマへの早急な対策の実施や、再発防止の徹底を依頼。対策が反映されたら、不具合が起きているクルマに対してどう処置すべきかを販売会社に連絡します。また、関係官庁への報告や、品質マネジメントシステムISO09001関連の業務も担当します。この業務はスピードが求められると同時に、初動でどれだけ正確な情報が集められるかが重要です。海外とは英語でのやりとりを通して、不具合が起きた時の操作方法や天候など、細かな状況を聞き取っていきます。原因を突き止めることができ、私が案内した処置方法でクルマの修理が完了し、販売会社の方から「お客様に喜んでもらえました」と報告が来た時はうれしいですね。また、安全性に関わるような不具合の場合、1秒でも早く解決する必要があるため、対応が完了した際にはほっと胸をなでおろします。

何よりスピードが大事。
協力関係の構築も重要。

入社2年目時、私がカーナビの品質保証を担当している際の不具合への対応は、一つの成長のきっかけとなりました。スマートフォンと連携しているカーナビを立ち上げる際、生産ラインにおいて様々な事象の不具合が同時に発生したのです。それぞれに原因を追及し、適切な処理方法を連絡する必要があり、この時はもう目が回る忙しさでしたね。同時にいくつもの関係各所と連携しながら、この不具合対応の司令塔として奔走しました。品質部門は何よりスピードが大事ということを改めて認識したのも、この案件です。また、限られた業務時間の中で適切に対応するためには徹底したタスク管理と、関係各所との協力関係の構築が重要だということも学びました。日頃から顔を合わせて話したり、電話でコミュニケーションを図ったり、いざという時にすぐ対応してもらえる状況をつくるよう心がけています。

品質保証の
プロとして、
総合力を高めていく。

所属している市場品質改善部では、車体やシャシー、パワートレインなど、クルマのコンポーネント(構成部品)ごとにチームが分かれており、メンバーは約半年ごとに対応する部品が変わっていきます。カーナビのような商品性が高いものと、ドライブシャフトのような安全性への影響が高いものでは、求められる対応・学ぶべき専門知識・連携する部署も異なるため、幅広く経験することで品質保証のプロとして総合力を高めていくことができるのです。また現在の部署は、当社のクルマを販売した後の品質保証に関わる業務のため、ここである程度の経験を積んだ後は、開発部門の品質保証など、より上流工程で不具合防止のための業務に携わってみたいと考えています。

A DAY社員の一日

MY CAR LIFE

父親が最近、3代目となるデリカを購入しました。幼い頃の私の思い出もデリカに詰まっています。夏は毎週末のように家族で釣りに出かけ、川の浅瀬をデリカで渡ったりしました。冬も多少の積雪なら余裕で走ることができたので、頼もしかったですね。