店舗の近くには三菱自動車の工場があります。とりわけ点検や修理の「引取り」と言われる仕事が多いのが地域性かもしれません。工場の社員さんが自家用車で出勤して駐車してあるクルマを引き取りに行き、勤務中に作業を終えて、終業になる頃にはまた戻すという流れです。毎日通勤に使うクルマなので、あまり預けている時間が長くなると不便ですし、わざわざ休日に店舗まで乗り付ける手間も省けます。また、卒業した学校も近くにあったので、うちのお店には学校でお世話になった先生たちがよく来店してくれます。あまり意識しないようにしていても、やっぱり先生のクルマを点検するとなると少し気が張ります。でも、そこできちんと的確な仕事をすることが一番の恩返し。卒業生として、“何も言うことのない”完璧な仕事で恩返しができたらと思います。 僕が整備士にとって最も大切だと思っていることは、自分がクルマを預けたい整備士であるかという一点です。自分がお客様になったとき、深津という整備士に預けて安心できると思える仕事をしているかどうか?それをいつも問いかけて働いています。「たぶんこれが原因です」では、お客様も不安になってしまいます。必ず原因を突き止めてからお客様に伝えるようにしています。最近では自動車が電子制御になりPCにつないで専門の故障診断機の数値で診断することが多くなりましたが、あくまで数値なので思い込みは禁物です。特に単純作業ほど慎重に間違いなく作業しようと心掛けています。初心を忘れず!です。先輩にはこの人ならどんなクルマでも直してしまうんじゃないかと思える凄腕の整備士もいます。その先輩に追いつけるように一步一步、技術を磨いていきたいと思います。

子どもが生まれたばかりなんです。だから休日は1分1秒でも多く子どもと一緒にすごしています。もうかわいくて、かわいくて。親バカです。とはいえ、普段僕が働いているときにしっかり家庭を守ってくれている奥さんにも、少し楽をさせてあげたいので、もっぱら休日の掃除やゴミ出しは僕の仕事です。まだ子どもが小さいので近くの公園くらいにしか出かけることができませんが、そういう何でもない平凡な休日が本当に幸せだなあと感じています。 子どもがいるから、仕事でも子どもを持つ親の気持ちがわかるし、チャイルドシートに乗せて走るときに安心して運転できるようにしてあげたいと思います。趣味は読書ですね。アクション小説ってジャンルがあって、1人の時間がとれるときはだいたい海外のアクション小説を読みふけっています。面白いですよ。でも、ちょっと地味ですかね(笑)。

中部地区 2009年入社

サービススタッフ

深津博幸さん