働き方とキャリア支援
ダイバーシティを、
三菱自動車の新たな力に。
ABOUT DIVERSITY
01
三菱自動車が考えるダイバーシティ
Di@MoND活動が生まれた背景
多様化するお客様ニーズ、市場のグローバル化など、経営や市場の環境は変化し続けています。この厳しい状況に対応し、「持続的な成長」と「企業価値の向上」に貢献するため、風土改革活動の一環として、2014年より“Di@MoND(Diversity @ Mitsubishi Motors New Drive)活動”として取り組んでいます。
Diamondはそれぞれ個性ある輝きを持ち、岩をも貫く強度を持っています。社員一人ひとりがその個性を発揮して光り輝くとともに、それぞれが強固な意志を持って大きな目標を成し遂げていく。このDi@MoND活動を推進していくにあたっては、三菱自動車がそんな企業でありたいという想いが込められております。
その実現のために、個々が持てる力を最大限に発揮し、活躍し続けるための支援に力を注いでいます。
Di@MoND活動の目的
ダイバーシティには性別、年齢、国籍、障がいの有無に加え、価値観やライフスタイルなどさまざまな要素がありますが、2014年から重点課題として「女性活躍推進」に取り組み、その他の多様性についても、随時対象を広げて取り組んでいます。
私たちが目指すダイバーシティとは、誰もが個性を存分に発揮し、多様な視点・多様な発想を取り入れて、クルマの新しい魅力、新しい価値を創り出していくことです。
そのためには、それぞれの個性を認めて意欲や能力を尊重し、多様性を強みにしていく環境整備が必要であり、制度の拡充や各階層別の意識変革研修を行っています。
こうしたダイバーシティの推進を通して、改めて「働きがいのある会社」「自信と誇りの持てる会社」を目指していきたいと考えています。
ABOUT DIVERSITY
02
女性リーダー育成
女性社員のキャリア形成支援として、女性主任層を対象とした「女性リーダー育成支援プログラム」や若手女性社員を対象とした「キャリア研修」を実施しています。
女性管理職は10年前(2006年)と比べ約6倍となる48名が各分野で活躍しており、2020年度までに女性管理職を100名にする目標も掲げています。
育児支援
育児社員の声を参考に制度の大幅な拡充に取り組むとともに育児休業中の社員を対象としたランチ会を定期的に開催し、職場復帰への不安や育児の悩み解消を図るなど育児勤務者のネットワーク構築もサポートしています。
グローバル人材の活躍推進
海外での生産・販売台数の増加にともない、世界的な視点で考え、活躍できる人材を育成する取り組みに力を入れています。海外との連携には欠かせない英語力向上を図る研修をレベル別に設定しています。さらに英語圏以外の国への駐在予定者には、第二外国語クラスとして、現地語の研修も用意しています。語学研修のほかにも、社員のステップアップを図る研修の一環として、海外工場を訪問して工場見学や現地スタッフと意見交換を行うカリキュラムを組み入れることを計画しています。 また、外国籍社員の活躍を推進するために文化の違いや慣習の違いなどの異文化コミュニケーションについても今後さらなる強化に取り組んでいきます。
介護支援
仕事と介護の両立支援も重要課題として取り組んでおり、全社員を対象とした実態調査を実施し、社員の現状を把握するとともに、社員から寄せられた要望をもとに、相談窓口の設置や、介護支援制度に関するセミナー、個別相談会などを定期的に開催しています。
障がい者社員の活躍推進
誰もが働ける職場を目指し、障がいのある方を幅広い職種で積極的に採用しています。
2007年4月に設立した特例子会社の「株式会社MMCウイング」においても雇用を推進、当社の2016年4月時点での障がい者雇用率は2.07パーセント(法定雇用率2.0パーセント)となっており、今後もさらなる雇用促進と社内環境の整備に取り組んでいきます。
ABOUT DIVERSITY
03
ワークライフバランス&シナジー
育児や介護のみならず、多様な働き方を支援していくことが大切です。それはすなわち、仕事を進める上で、能力を最大限に発揮しようとしたとき、阻害する要因を取り除いていくということです。両立支援制度の拡充により、社員のワーク・ライフを充実させるだけでなく、相乗効果を発揮し、社員一人ひとりが成長し、自分の力を100パーセント発揮できる環境の整備に取り組んでいます。
Di@MoNDサポート〈1〉
育児を支えたい
育児社員の声を参考に時間短縮勤務を小学校6年生になるまで延長したり、
フレックスタイムを併用できるようにするなど、大幅に拡充しています。
妊娠期休業
妊娠から産前休業までの間で、1回取得可能
産前産後休業
産前6週間、産後8週間の休業制度
育児休業
3歳到達日の翌年度4月末まで取得可能
子の看護休業
小学校6年生の年度末まで、対象となる子1人につき5日以内、2人以上の場合、10日以内、それぞれ最初の5日間は有給休暇
育児勤務
小学校6年生の年度末まで、勤務時間を4、5、6、7時間から選択可能
フレックスタイム併用可
利用者の声
育児勤務制度でフレックスタイムを利用し、勤務時間を調整しています。子どもの急な病気で早めに退社したり、夫が子どもを見てくれる日は早めの出社をすることで業務との両立を図っています。
Di@MoNDサポート〈2〉
介護を支えたい
介護セミナーや相談窓口を設置するとともに
仕事と介護の両立を支援するために制度も拡充しています。
介護休業
介護対象者1人につき、通算3年まで取得可能
短期の介護休業
介護対象者1人につき5日以内、2人以上の場合10日以内、それぞれ最初の5日間は有給休暇
介護勤務
介護対象者の介護事由が終了するまで取得可能
勤務時間を4、5、6、7時間から選択可能
フレックスタイム併用可
Di@MoNDサポート〈3〉
いろんな働き方を支えたい
時間や場所の制約に関わらず働くためのサポートとして在宅勤務制度やフレックスタイム制度を導入しています。
また、さまざまなライフイベントへの支援としてライフプラン休業や帯同休業などを導入しています。
ライフプラン休業
業務外の傷病への対応、親族の介護・看護・子の育児、不妊治療、ボランティア活動、語学研修などを行うための休業、1年間で10日間まで取得可能
積立休暇
業務外の傷病への対応、親族の介護・看護・子の育児、不妊治療、ボランティア活動を行うための休業、年次有給休暇の残存日数のうち、年4日を限度に最大40日まで積み立て可能
フレックスタイム
所定労働日に勤務時間帯の中で、始終業時刻を自主的に選択可能(コアタイムなし)
在宅勤務
80時間/月を限度に実施可能
自宅に加え、育児や親族の介護・看護の場合は親族の自宅にパソコンを持ち帰り業務の遂行が可能
再雇用制度
妊娠・出産・育児・介護・結婚・居住地変更を伴う配偶者の異動、その他会社が認めた理由により退職する社員が対象
資格期限は退職後5年以内まで
帯同休業
配偶者の国内外の転勤や留学先に帯同するための休業
休業期間は1カ月以上5年以内の範囲
利用者の声
在宅勤務制度を利用しています。通勤の往復2時間がなくなるので、家事や子どもと関わる時間に余裕が生まれます。家族の評判も良く、下校した子どもに「おかえり」と言えるのも魅力です。