PHEVシステム

ブランド・メッセージを体現する、三菱自動車のテクノロジー

日常では環境に優しいEV走行、遠出はモーター主体のハイブリッド走行。そして、もしもの時には頼もしい電源に。

三菱自動車は地球温暖化や大気汚染などの環境問題に対応するため、早くから電気自動車(EV)の開発に取り組んできました。主にシティコミューターとして『アイ・ミーブ』『ミニキャブ・ミーブ』といったEVを発売してきましたが、さらに幅広い用途への期待に応えるためには、EVでは依然として航続距離や充電インフラといった課題が残ります。これに対する三菱自動車の答えがPHEVです。

日常の買い物や送迎、通勤などは主にEVで、休日のお出かけや旅行などの遠出はハイブリッドで走行することで充電の心配なく電動車ならではの走りを楽しめます。また、駆動用バッテリーに蓄えた電気は、キャンプやBBQなどのアウトドアレジャーや、停電などのもしもの時に非常用電力源として利用することができます。また、家庭ではV2H(Vehicle to Home)機器を介し電気を使用することもできます。いわば走る蓄電池であり、走行で環境問題に貢献するだけでなく、停車時もインフラの一部となり電力供給できるソーシャルグッドなモビリティです。三菱自動車はPHEVを中心とした環境対応技術で、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

『アウトランダー』PHEVモデル

約8年半ぶりにフルモデルチェンジして2代目となった新型『アウトランダー』PHEVモデルは、「ツインモーター4WD」方式のPHEVシステムを新世代化。モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りを実現させながら、外部給電の電力供給量も増大。また、コンポーネントの小型化とレイアウトの最適化により3列7人乗りを実現しています。さらに、様々な天候や路面に対応する7つのドライブモードを設定するなど、あらゆる状況で安心・安全で快適な走りをすべてのドライバーに提供します。

『エクリプス クロス』PHEVモデル

スタイリッシュなフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合させた『エクリプス クロス』に、『アウトランダーPHEV』で培った信頼性ある高性能なツインモーター4WD方式のPHEVシステムを搭載。三菱自動車で2車種目となるPHEVモデルとして国内で発売し、オーストラリア、ニュージーランド、欧州の一部に展開しています。

主な受賞履歴

  • 2020年 「グッド・デザイン賞」など

『エクリプスクロス』車種ページはこちら

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/

『アウトランダーPHEV』(初代)

2013年に世界初のSUVタイプのプラグインハイブリッドEVとして日本で発売し、技術賞を受賞するなど高い評価を獲得。日欧米豪など世界60ヶ国以上に販路を広げ、これまでに約29万台* 1販売し、PHEVカテゴリーをリードしてきました 。アセアン地域でもインドネシア、フィリピン、タイへと展開を拡大し、グローバルで電動車の普及を推進しています。
一方、2013~2015年にはアジア、オセアニア、欧州の国際ラリーに参戦し、量産技術の信頼性と先行技術の可能性を確認、電動車の高性能化を追求しています。

主な受賞履歴

  • 2013-2014年日本カー・オブ・ザ・イヤー「イノベーション部門賞」
  • 2013年「RJCテクノロジー・オブ・ザ・イヤー賞」
  • 2018年 米国Green Car Journal誌の「Green SUV of the Year」
  • 2018年 英国COMPANY CAR and VAN誌の「2019ベスト・プラグイン・ビークル賞」など
  • * 1:2021年9月末時点