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新車



2011年10月20日
三菱自動車、新型MIVECエンジン、及びアイドリングストップ機能
「オートストップ&ゴー(AS&G)」を開発
- 『RVR』『ギャラン フォルティス』『ギャラン フォルティス スポーツバック』に搭載 -
三菱自動車は、燃費向上の新技術として、シンプルな構造の新しい可変動弁機構(連続可変バルブタイミング機構「MIVEC*1」)を新たに採用した、軽量・コンパクトな新型1.8Lガソリンエンジン(4J10型)と、アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー(AS&G)」を開発した。
これらは、10月20日より一部改良して発売するコンパクトSUV『RVR』、同じく10月27日より発売するスポーティセダン『ギャラン フォルティス』、5ドアハッチバック『ギャラン フォルティス スポーツバック』の3車種に搭載され、各車で約12%の燃費向上(10・15モード燃料消費率で比較)を実現し、平成22年度燃費基準+25%を達成してエコカー減税(75%軽減)に適合した。
*1: Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system(三菱自動車の可変バルブタイミング機構の総称)
 
三菱自動車は、中期経営計画「ジャンプ2013」における重点施策の一つとして、環境取組の中期計画「三菱自動車 環境行動計画2015」を推進しており、2015年時点での目標として、自動車(新車)1台あたりの走行時のCO2排出量を、世界全体平均で2005年度比25%低減する目標を掲げている。さらに「三菱自動車グループ 環境ビジョン2020」では、同じく2005年度比50%低減を目指している。
これを踏まえ、同社は、新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』の世界展開をはじめ、軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)』やプラグインハイブリッド車など電動車両の開発・商品化を進めるとともに、ガソリンエンジンの更なる進化や、日本・欧州の最新規制に適合したクリーンディーゼルエンジンの展開拡大、さらにAS&G機能の採用など、内燃機関の燃費向上技術についても開発を積極的に進めていく。
 
4J10型 1.8L MIVECエンジン

1.新型MIVECエンジン(4J10型)について
 
『RVR』『ギャラン フォルティス』『ギャラン フォルティス スポーツバック』に新しく搭載する4J10型MIVECエンジン(1.8L 4気筒 SOHC16バルブ)には、吸気側のバルブリフト量、開弁期間、開閉タイミングを連続的に可変させる新開発のMIVEC機構を採用し、さらに燃焼安定性の向上や、ピストンの摩擦抵抗の低減などによって、従来の4B10型MIVECエンジン(1.8L 4気筒 DOHC16バルブ)と同じ動力性能(出力・トルク)を確保しつつ、燃費の向上を実現した。
 
三菱自動車は、低速~高速域まで全域でのエンジンの高効率化を目指し、可変バルブタイミング機構「MIVEC」を1992年に実用化、これまで多くのエンジンにMIVEC機構を採用しており、環境性能(燃費、排出ガス)と、動力性能の両立に大きく寄与している。これまでは、エンジン回転数に応じて、バルブリフト量と開弁期間を切り替える方式と、開閉タイミングを連続的に可変する方式(4B10型にはこちらを採用)の、大きく分けて2種類のMIVEC機構を展開してきた。
 
今回新たに開発したMIVEC機構は、吸気側のバルブリフト量、開弁期間、開閉タイミングを、単一の機構で機械的に連動する構造とすることで、同時かつ連続的に可変させることを可能とし、より理想的なバルブ制御を実現。吸入空気量を、従来のスロットルバルブだけでなく、吸気バルブの制御によっても調整することで、吸入時の損失(ポンピングロス)を低減し、燃費を向上させることができた。また、SOHC構造に適用することができるため、部品削減によるシステムの軽量化・コンパクト化も同時に実現した。
 
なお、本エンジンは、同社のパワートレイン製作所滋賀工場で生産しており、他の車種にも順次搭載していく計画である。
 
●新型MIVECエンジン 主要諸元
 
エンジン型式
4J10 MIVEC
弁機構・気筒数
SOHC 16バルブ 4気筒
内径×行程
86.0mm×77.4mm
総排気量
1.798L
圧縮比
10.7
最高出力
102kW[139PS]/6000rpm
最大トルク
172N・m[17.5kgf・m]/4200rpm

2. アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー(AS&G)」について
 
「オートストップ&ゴー(AS&G)」は、信号待ち等の際、自動的にエンジンを停止させることにより、燃料の消費量を抑制するアイドリングストップ機能である。現在、三菱自動車では、欧州向けの『ASX(日本名:RVR)』『ランサー(日本名:ギャラン フォルティス)』等のマニュアルトランスミッション車に搭載している。
 
今回の「AS&G」は、CVT搭載車向けに新たに開発したものであり、エンジン、CVT、アクティブスタビリティコントロール(ASC)、エアコン等を制御する既存のシステムに、AS&G制御用のコントロールユニット(AS&G ECU)を追加して、車両を統合制御している。また、耐久性を向上した12Vバッテリーや、DC/DCコンバーター(エンジン再始動時のオーディオの音切れやカーナビのリセット発生を防ぐ)を採用した。
 
新型MIVECエンジンと組み合わせることで、エンジンをスムーズに再始動し、従来車から乗り換えても違和感のない発進性能を実現している。また、エンジンが停止状態から再始動し、タイヤへ動力が伝達されるまでの間、車両の統合制御によってブレーキ力を保持し、坂道等での車両のずり下がりを防止している。

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