| 2008年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦 ラリー・ドイツ 8月14日(木)〜8月17日(日) DAY 1 - 3 トリアー〜トリアー(総走行距離 1466.68km) SS1〜19 (SS総走行距離 352.89km) DAY 1 SS 1〜SS 6 (SS総走行距離 108.16km) DAY 2 SS 7〜SS 14 (SS総走行距離 159.76km) DAY 3 SS 15〜SS 19 (SS総走行距離 84.97km) 参加台数:全80台(三菱車12台) グループN 33台(三菱車12台) 三菱ランサーエボリューションのH・ガスナーJr.がグループN優勝 三菱ランサーエボリューションは今季負けなしのグループN 10連勝 |
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2008年FIA世界ラリー選手権の第10戦となるラリー・ドイツが8月14日(木)から17日(日)にかけてドイツのトリアーを中心に行われ、三菱ランサーエボリューションで出場したヘルマン・ガスナー・ジュニア.(ドイツ)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム3時間56分41秒3でグループN優勝(WRC総合27位)を果たした。グループN2位(WRC総合31位)はヘンク・ボーセン(オランダ)、グループN3位(総合32位)はM・リスカと、三菱ランサーエボリューションがトップ3を独占。三菱ランサーエボリューションは今季WRCのグループNをここまで完全制覇しており、連勝記録は10に更新された。 WRCとしては開幕戦ラリー・モンテカルロ以来となるターマック(舗装路)イベント、ラリー・ドイツ。このイベントには大径タイヤを履き車高をぎりぎりまで落とした精悍な姿のランサーエボリューションが12台集結した。いずれの選手もヨーロッパ各国から集まった腕ききばかり。その中で終始飛び抜けた速さを披露したのは、ドイツの有名ラリーファミリー、ガスナー親子の熱いターマックバトルであった。父親であるガスナー・シニアは、DAY 2でトップに躍り出た後、そのまグループN 1位でチェッカーを受けたものの、ラリー後の再車検で失格となってしまう。代わってラリー・ドイツのグループNを制したのは、時にはガスナー・シニアの上まわる速さをみせた19才になる彼の息子であるガスナー・ジュニアだった。 ガスナー・ジュニアは青空の下で行われたDAY 1で3本のベストタイムをマークしてラリーリーダーに。しかし、DAY 2最初のSS7でガスナー・ジュニアはコースを外れて15秒をロス。父親にラリーリーダーの座を譲り渡してしまった。さらに、ガスナー・ジュニアはコースアウト時にエンジンのターボパイプが破損してしまいSS7とSS8でペースが上がらず。父親に2分程度後れをとってしまった。それでもガスナー・ジュニアは2位をキープし、その後ベストタイムを連発して後続との差を拡大し、最終的には父親の失格により初のグループN優勝を手にすることとなった。ラリー終了後、ガスナー・ジュニアは「DAY 2でミスをしてしまい、そのタイムロスを取り返そうと猛プッシュしました。それで自分の速さも知ることができましたし、WRCでSSベストタイムを出す事もでき自信にもなりました。」と喜びを露にした。 ガスナー親子のスピードにはかなわなかったものの、オランダから参じたボーセンはトラブルフリーでグループN2位を手にし、チェコのミラン・リスカは3位でフィニッシュ。グループNはトップ3がランサーエボリューションによって占められるなど、改めてそのパフォーマンスの高さが証明される結果となった。 なお、WRC総合優勝はラリー・ドイツ7連覇を達成したセバスチャン・ローブ(フランス/シトロエンC4WRC)で今季7勝目。総合2位はダニエル・ソルド(スペイン/シトロエンC4WRC)、総合3位はフランソワ・デュバル(ベルギー/フォード・フォーカスRS WRC07)という結果に。同時開催となったJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)ではセバスチャン・オジェ(シトロエンC2 S1600)が優勝している。 WRC次戦(第11戦)は、8月29日(金)から31日(日)にかけてニュージーランドのハミルトンを中心に開催されるラリー・ニュージーランド。このグラベルイベントはPWRCの第6戦が併催となり、奴田原文雄ら数多くの選手がランサーエボリューションで出場を予定している。 |
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| ■グループN【最終成績】 |
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| 完走17台 |
| ■WRC【最終総合成績】 |
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| 国籍:AUS=オーストラリア、B=ベルギー、CZ=チェコ、D=ドイツ、E=スペイン EE=エストニア、F=フランス、FIN=フィンランド、N=ノルウェー、NL=オランダ 1位のタイムはDAY1からのSS合計所要時間とペナルティーの合計 2位以下のタイムはトップとの差 *マニュファクチャラー対象ドライバー N=グループN |
| ■2008年FIA世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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