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2008年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦 2008年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第5戦 ラリー・フィンランド 7月31日(木)〜8月3日(日) DAY 1 - 3 ユバスキラ〜ユバスキラ(総走行距離 1466.68km) SS1〜24 (SS総走行距離 342.08km) DAY 1 SS 1〜SS 11 (SS総走行距離 130.69km) DAY 2 SS 12〜SS 21 (SS総走行距離 169.95km) DAY 3 SS 22〜SS 24 (SS総走行距離 41.44km) 参加台数:109台(三菱車26台) グループN 54台(三菱車26台) PWRC 18台(三菱車11台) 三菱ランサーエボリューションのJ・ハンニネンがグループN/PWRC今季2勝目 グループNはランサーエボリューションが9連勝で全勝を貫く |
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2008年FIA世界ラリー選手権の第9戦およびPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)の第5戦となるラリー・フィンランドが7月31日(金)から8月3日(日)にかけてフィンランドのユバスキラを中心に行われ、三菱ランサーエボリューションで出場したユホ・ハンニネン(フィンランド)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム3時間8分38秒1でグループN/PWRC優勝(総合13位)を果たした。グループN/PWRC 2位(総合14位)はユッシ・ヴァリマキ(フィンランド/ランサーエボリューション)、グループN/PWRC 3位(総合16位)はヤリ・ケトマー(フィンランド/スバル・インプレッサ)。今回がラリー・フィンランド初出場だった奴田原文雄(ランサーエボリューション)はグループN6位、PWRCでは北欧勢以外の最上位となる5位(WRC総合23位)に入るなど健闘した。 世界選手権きってのハイスピード・グラベル(未舗装路)イベントであるラリー・フィンランドで、ランサーエボリューションが圧倒的な速さを示した。今年のラリー・フィンランドは去年までと多くのステージが重なるが、ビッグジャンプで有名なオウニンポウヤのステージを使わなくなるなど様々なモディファイが施された。しかしながらハイスピードコーナー、ブラインドのクレスト(丘)、そして数えきれないほどのジャンプなどチャレンジングなステージが続く。ラリーウィークの天候は全般的に晴れ。31日(木)のシェイクダウンの後に雨が降ったが、地面が軽く潤う程度でラリー期間中を通してコースコンディションはほぼドライが保たれた。 ラリーは7月31日(木)の夜に1本のスーパーSSでスタート。このオープニングと、翌日8月1日(金)のSS2でハンニネンがベストタイムをマークしてまずはグループN/PWRCのラリーリーダーとなった。しかし、SS3では地元枠でPWRCスポット参戦を果たしたユハ・サロ(フィンランド/ランサーエボリューション)が最速タイムをマークしてグループN/PWRC 1位に浮上。サロはその後DAY 1のSS9まで7本連続でSSベストタイムを刻み続け、グループN/PWRC 2位のハンニネンに8秒7差をつけてDAY 1をラリーリーダーとして締めくくった。 2日(土)のDAY 2に入ってもサロのスピードは衰えなかったが、サロはSS 16でまさかのコースアウト。ハンニネンは労せずしてトップに立った。この時点でグループN/PWRC 2位のパトリック・フローディン(スウェーデン/ランサーエボリューション)には2分以上の大差をつけていたハンニネンだが「競争相手がいなくなると集中力を保つのが難しいです。あまり極端にペースを落とさないように走ります」と、気持ちを緩めない。ハンニネンは3日(日)のDAY 3でも危なげない走りで首位を譲らず、WRC第2戦スウェーデン以来となるグループN優勝、PWRCでも同じく第1戦のスウェーデン以来今季2勝を挙げた。ハンニネンは「DAY 1ではなかなかサロに追いつけませんでしたが、彼がいなくなってからは楽な展開となりました。彼は今回がスポット参戦の為、自分としては年間のポイントのことを考えて、あまり無理をしないように走りました。ランサーエボリューションはまったくのトラブルフリーで、トラブルを気にすることなく走ることができ気分的にはとても楽でした」と、コメント。PWRCドライバーズ選手権では、これでPWRC 3勝を挙げているポイントリーダーのアンドレアス・アイグナー(オーストリア/ランサーエボリューション)に8ポイント差の2位となったが、ハンニネンのほうがアイグナーよりも出場できるラリーが1戦多く残っている。チャンピオンシップ争いは、今後さらに激しさを増すことだろう。 グループN/PWRC 2位には、2番手でフィニッシュしたフローディンがラリー後の車検で失格となったため3位のヴァリマキが順位を上げた。そして、三菱勢では奴田原が北欧系以外のドライバーではPWRC最上位となるグループN 6位/PWRC 5位となるなど大健闘。奴田原は「初出場ということでもっと上位に差をつけられるかと思いましたが、予想していたよりは速く走れたと思います。私が今まで出たラリーの中でも今回のラリー・フィンランドはもっとも楽しく、そして勉強になりました。これまで体験したことのないようなハイスピードなラリーを戦って、次の第6戦ラリー・ニュージーランドや第7戦ラリージャパンの良いトレーニングになったと思います」と、完走の喜びを語っている。 なお、総合優勝はセバスチャン・ローブ(フランス/シトロエンC4WRC)で今季6勝目。総合2位はミッコ・ヒルボネン(フィンランド/フォード・フォーカスRS WRC07)、総合3位はクリス・アトキンソン(オーストラリア/スバル・インプレッサWRC2008)。同時開催となったJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)第4戦ではマーティン・プロコップ(シトロエンC2 S1600)が優勝(総合20位)をしている。 WRC次戦(第10戦)は、8月15日(金)から17日(日)にかけてドイツのトリアーを中心に開催されるラリー・ドイツ。このターマックイベントはJWRCの第5戦が併催となるが、数多くのドライバーがグループN仕様のランサーエボリューションでエントリーを予定している。 |
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| ■PWRC【最終成績】 |
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| ■WRC【最終総合成績】 |
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| 国籍:AUS=オーストラリア、F=フランス、FIN=フィンランド、GB=イギリス、I=イタリア、N=ノルウェー、 RSM=サンマリノ、RUS=ロシア、S=スウェーデン、ZW=ジンバブエ 1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計 2位以下のタイムはトップとの差 *マニュファクチャラー対象ドライバー N=グループN |
| ■2008年FIA世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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| ■2008年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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