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2008年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦 「ヨルダンラリー」 4月25日(金)〜4月27日(日) DAY 1 - 3 デッドシー〜デッドシー(総走行距離 983.44km) SS1〜22 (SS総走行距離 359.26km) WRC初開催となるシリーズ第5戦ヨルダンラリーで 三菱ランサーエボリューションのA・アルカッシミがグループN優勝 ランサーエボリューションがグループNのトップ3を独占 ランサーエボリューションは開幕戦からグループN5連勝 |
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2008年FIA世界ラリー選手権の第5戦となるヨルダンラリーが4月25日(金)から4月27日(日)にかけて中東ヨルダンの死海を中心に行われ、三菱ランサーエボリューションで出場したアヴドゥラ・アルカッシミ(UAE)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム4時間37分33秒3でグループN優勝(総合15位)を飾った。これで、ランサーエボリューションは開幕戦からグループN5連勝を記録している。また、グループN2位(総合16位)には同じくランサーエボリューションのニック・ジジョルジオ(レバノン)が、グループN3位(総合17位)にはやはりランサーエボリューションのアマー・ナジャール(ヨルダン)が入るなど、ランサーエボリューションを駆る中東の選手がグループNのトップ3を独占。グループN全体ではトップ10のうち7台がランサーエボリューションだった。なお、WRC総合優勝はミッコ・ヒルボネン(フィンランド/フォード・フォーカスRS WRC07)で今季初優勝。総合2位はダニエル・ソルド(スペイン/シトロ
ンC4WRC)。総合3位はクリス・アトキンソン(オーストラリア/スバル・インプレッサWRC2007)という結果となった。 ヨルダンは記念すべきWRC初開催に沸いた。主催者やヨルダン王室の長年にわたる努力がついに実り、死海をベースとする中東色豊かなラリー開催が実現した。コースは山岳地を縫うようにして走る堅く締まったグラベルロード(未舗装路)が中心ながら、簡易舗装のコースもミックスされている。基本的には晴天でコースはドライ、時に摂氏40度以上に達する外気温と相まってマシンにとっても選手にとっても非常に厳しいラリーとなるであろうことは、スタート前から十分に予想された。 ヨルダンラリーには中東出身の選手が多数出場したが、とくに地元ヨルダンのドライバーがラリーのスタートから強さを示した。最初にグループNをリードしたのはヨルダンの英雄、アムジャド・ファラだ。彼のランサーエボリューションは灼熱の大地を軽やかに疾走した。ファラはグループN最速タイムを刻むなどして、DAY 1の序盤をリード。そのまま最後まで勢いを保つかに思われたが、SS6の中ほどでバンクにヒット。「マシンをスライドさせ過ぎてしまい、マシンのフロント部分をバンクに当ててしまいました。ダメージはターボのインタークーラーにまで及んでいたのです。とても残念です」と、ファラ。彼がトップ争いから脱落した後は、やはりヨルダン出身のナジャールがトップに浮上するが、SS7ではサヘル・アル-マクトゥム(UAE/スバル・インプレッサ)がグループNリーダーとなりDAY 1は終了した。 DAY 2に入るとナジャールが盛り返し、ファラを従えてトップを走るなどヨルダン勢がグループNトップ争いを繰り広げる。そこに、じわじわと順位を上げていったアルカッシミが加わり機をうかがう。アルカッシミはDAY 2、DAY 3と4番手前後のポジションにつけていたがDAY 3最終のSS22で一気にグループN首位に浮上。鮮やかにクラス優勝を飾ったのだった。「最高の結果に自分でも驚いています。このラリーはとてもタフなイベントなので、自分としては完走を目標に堅実な走りをしてきました。それが優勝できるなんて! ほとんどノートラブルで走ってくれたランサーエボリューションに感謝ですね」と、笑顔のアルカッシミ。 2位に入ったジョルジオに続いてはナジャールも3位でフィニッシュを果たし、5位にファラ、6位にマゼン・タンタシュ(ヨルダン)が入るなどランサーエボリューション活躍ぶりが際立った。 なお、同時開催となるJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)第2戦では、セバスチャン・オジエ(フランス/シトロエンC2 S1600)が第1戦ラリー・メキシコに続いて2連勝を飾っている。 WRC次戦(第6戦)は、5月16日(金)から18日(日)にかけてイタリアのサルディニア島、オルビアを中心に開催されるラリー・イタリア/サルディニア。このグラベルイベントにはJWRCの開幕戦が併催となるが、数多くのランサーエボリューションがグループNへの参戦を予定している。 |
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| ■グループN【最終成績】 |
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| ■WRC【最終総合成績】 |
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国籍:AUS=オーストラリア、CY=キプロス、E=エストニア、F=フランス、FIN=フィンランド、GB=イギリス、HKJ=ヨルダン、I=イタリア、 LT=リトアニア、MEX=メキシコ、N=ノルウェー、RA=アルゼンチン、RL=レバノン、UAE=アラブ首長国連邦 1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計 2位以下のタイムはトップとの差 *マニュファクチャラー対象ドライバー N=グループN |
| ■2008年FIA世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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