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三菱ランサーエボリューション
B・グエラ/S・ゴンザレス
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三菱ランサーエボリューション
R・サルガド/D・サルガド
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三菱ランサーエボリューション
J-I・デ・イザウリエタ/M・ピメンテル
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2008年FIA世界ラリー選手権の第3戦となるラリー・メキシコが2月29日(金)から3月2日(日)にかけてメキシコのレオンを中心に行われ、三菱ランサーエボリューションで出場したベニート・グエラ(メキシコ)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム4時間6分49秒6でグループN優勝(総合15位)を飾った。また、グループN2位(総合18位)にはやはりランサーエボリューションのロドリゴ・サルガド(メキシコ)が入るなど、ランサーエボリューションを駆る地元の選手がグループNのトップ5を独占。グラベル(未舗装路)ラリーにおけるランサーエボリューションのパフォーマンスの高さが証明された。なお、総合優勝はセバスチャン・ローブ(フランス/シトロエンC4WRC)で今季2勝目。総合2位はクリス・アトキンソン(オーストラリア/スバル・インプレッサWRC2007)、総合3位はヤリ-マーティ・ラトバラ(フィンランド/フォード・フォーカスRS WRC07)という結果となった。
ラリージャパンと同じく2004年にWRCに昇格したラリー・メキシコは、北米および中米エリアで行われる唯一の世界ラリー選手権としてすっかりと人気が定着。今年もメキシコ中央高原の都市、レオンにサービスパークを置き、その周辺に広がるグラベルコースを舞台に熱い戦いが繰り広げられた。去年よりも1週間ほど早い時期の開催によるためか、強い日差しの割には気温はそれほど高くない。とくに、標高が高いSSでは朝晩は涼しさえ感じるほどだ。この時期はほとんど雨が降らないために空気は乾燥し、道はカラカラに乾いている。そして、2008年ラリー・メキシコは完全なるドライコンディションで戦われた。
ラリーは2月28日(木)の晩、恒例となった古都グアナファトでのセレモニースタートで華やかに開幕。翌日29日(金)の早朝から全エントリー42台、うちグループNは10台で競技がスタートした。そして、オープニングとなるSS1をグループN最速で駆け抜けたのはグエラだった。2006年のメキシコラリー選手権でチャンピオンを獲得した24才のグエラは、高速かつテクニカルなメキシコのグラベルステージを自信たっぷりに攻め続けた。メキシコでもっとも注目される若手ドライバーと言われるだけあって、その走りはスピードと安定性を兼ね備えている。グエラはグループNのSSベストタイムを刻み続け、後続との差をステージごとに広げていく。DAY 1に用意された8本のSSのうち、グエラがベストタイムを逃したのは走行距離が短い2本のスーパーSSのみだった。結果、グエラはDAY 1にしてクラス2位のホセ・イグナシオ・デ・イザウリエタ(メキシコ/ランサーエボリューション)に2分40秒以上のリードを築き優勝をほぼ確実にしたのだった。
3月1日(土)、競技がDAY 2に突入してもグエラのスピードはまったく衰えず、DAY 1と同じように2本のスーパーSS以外のすべてのSSを制覇してグループNトップの座を堅持。デ・イザウリエタに代わってグループN2位にポジションを上げたサルガドとの差は5分20秒以上となり、優勝に王手をかけた。そして迎えたラリー最終日3月2日(日)のDAY 3、SS18が安全上の理由からキャンセルされたために残るSSはスーパーSS1本を含む計3本。グエラはSS19でだめ押しともいえるグループN最速タイムをマークし、最終的には2位のサルガドに5分30秒以上の大差をつけてグループN優勝を飾った。メキシコラリー選手権での優勝経験はあるグエラだが、世界ラリー選手権での勝利は今回が初めて。それだけに喜びもひとしおだ。「まさか優勝できるとは思いもしませんでした。もう、信じられないぐらい嬉しいです。おもい描いていた夢がかないました。ランサーエボリューションはラリーを通してパーフェクトに走ってくれました。おかげで自分の力をフルに引き出すことができたと思います」と、グエラ。レオンのフィニッシュでは、詰めかけた多数の観客からニューヒーローに暖かい拍手が送られた。
グエラのペースにはついていけなかったが、グループN2位に入ったサルガドもスーパーSSで4回ベストタイムを刻むなど大健闘した。また、グループN3位(総合19位)にデ・イザウリエタ、グループN4位(総合20位)にカルロス・イズクイエルド、グループN5位(総合21位)にホス・コルテスが入るなど、グループNの上位5台はランサーエボリューションを駆るメキシコ人ドライバーが独占した。
WRC次戦(第4戦)は、3月28日(金)から30日(日)にかけてアルゼンチンのカルロス・パスを中心に開催されるラリー・アルゼンチン。このグラベルイベントはPWRCの第2戦が併催となり、奴田原文雄をはじめとする数多くの選手がグループN仕様のランサーエボリューションでエントリーをしている。
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