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RALLI ART

Report
08'全日本ラリー選手権第6戦

開催日:7月12日(土)〜7月13日(日)
開催場所:北海道帯広市愛国町「北愛国交流広場」(スタート/ゴール)
全行程:1195.54km(SS総距離230.80km*)
*3SSキャンセル後のSS総距離は166.87km
参加台数:29台(三菱車16台)
JN1クラス(〜1400cc):0台
JN1.5クラス(1401〜1500cc):5台(三菱コルト2台)
JN2クラス(1501cc〜1600cc):7台(三菱ミラージュ1台)
JN3クラス(1601cc〜2000cc):0台
JN4クラス(2001cc〜):17台(三菱ランサー13台)
※ターボ付き車両は、本来の排気量の1.7倍によりクラス分けされる。

三菱ランサー石田雅之選手が追い上げ届かず2位
JN1.5クラスは三菱コルト大井こずゑ選手(CMSC群馬)が全日本初優勝
総合・JN4クラス2位の石田雅之(左)と清田恵次選手(右)の
三菱ランサーエボリューション

JN1.5クラスで優勝した大井こずゑ選手(左)と原田未樹選手(右)の
三菱コルト
 '08年全日本ラリー選手権の第6戦「ラリー北海道」が、7月12日(土)から13日(日)にかけて、北海道帯広市愛国町の昨年までWRCラリージャパンのサービスパークとしても使われてきた北愛国交流広場を起点に、帯広市北方の陸別町、足寄町、本別町などの未舗装林道をメインステージとして開催された。

 例年どおり、FIAアジアパシフィックラリー選手権(APRC)との同時開催となった今ラリーには、全日本ラリー選手権エントリーは29台。三菱車はJN4クラス17台中13台がランサーエボリューション、JN2クラス7台中1台がミラージュ、JN1.5クラス5台中2台のコルトが出場を果たした。JN3、JN1は5台に満たず不成立。APRCとの併催でもあり、APRC走行後30分のインターバルで同じステージを走るために、その距離は全日本ラリー選手権の中でも破格の規模を誇った。2日間午前のステージが午後再走され、計18本/総距離230.80kmのSSがエントラントを待ち受けた。ラリーは梅雨のない北海道の地での開催ながら、セレモニアルスタートが行われた金曜日にも時おり激しくなる雨が降り、デイ1となる土曜日の午後にも3つのステージがキャンセルになるほどの豪雨がステージを覆うなど、厳しいコンディションでラリーは行われた。

 全日本ドライバーたちはAPRCの後に走行することもあり、荒れた路面でトラブルがトップドライバーたちを襲った。SS2では、昨年優勝まであと一歩と迫るもリタイアとなった石田雅之選手(三菱ランサー)がタイヤバーストから電気系のトラブルも発生させACDがフリーとなってしまい後退。またエボXをドライブする田口幸宏選手(三菱ランサー)はブレーキトラブルのために10分以上ステージ上に止まってしまった。さらにこのSS2でベストタイムを出した奴田原文雄選手(三菱ランサー)だったが、SS4でエボXが突然エンジンが止まってしまいリタイアに追い込まれてしまった。さらにセクション2でも今度は石田正史選手(三菱ランサー)がSS6でバースト。ステージ上でタイヤ交換を余儀なくされ、優勝争いから脱落してしまった。
 結局、優勝争いは前週の全日本ダートトライアル第4戦SA2クラスで優勝した北村和浩選手(スバル・インプレッサ)、前戦のMSCC東京ラリー2008で速さを示した岩下英一選手(三菱ランサー)、大嶋治夫選手(三菱ランサー)の間で争われるかと思われた。しかし、天候が回復してデイ2でマシンの復調なった石田(雅)選手が驚異の追い上げを見せた。SSごとに順位を上げた石田(雅)選手だったが、惜しくも北村選手には7.4秒届かず昨年のリベンジとはならなかった。

 JN1.5クラスはサバイバル戦の様相を呈する中、ラリー後半までベテランの大庭誠介選手(三菱コルト)がリードを奪ったが、SS15でコースアウトしてしまった。これでクラス唯一の生き残りとなった大井こずゑ選手(三菱コルト)が全日本ラリー選手権初となる優勝を手にすることとなった。
 また、JN2クラスでは今季ここまで優勝に恵まれなかった田中伸幸選手(CMSC札幌)が得意のグラベルでライバルの4WD勢を一蹴し、終始トップを走っていたが、惜しくもSS17でドライブシャフトを壊しリタイアとなった。


■総合順位
順位 クラス順位 ドライバー/ナビゲーター 車両 タイム
1 JN4-1 北村 和浩/竹下 紀子 スバル・インプレッサ 1時間47分21秒8
2 JN4-2 石田 雅之/清田 恵次 三菱ランサーエボリューション 1時間47分29秒2
3 JN4-3 大嶋 治夫/井手上 達也 三菱ランサーエボリューション 1時間47分49秒9
4 JN4-4 岩下 英一/高橋 昭彦 三菱ランサーエボリューション 1時間48分00秒2
5 JN4-5 勝田 範彦/晝田 満彦 スバル・インプレッサ 1時間48分13秒6
6 JN4-6 星野 博(CMSC群馬)/石田 裕一 三菱ランサーエボリューション 1時間49分30秒4
7 JN4-7 桑田 幸典/井川 宏美 三菱ランサーエボリューション 1時間52分06秒3
8 JN4-8 石田 正史/澤田 茂 三菱ランサーエボリューション 1時間53分24秒8
9 JN4-9 番場 彬/林 哲 三菱ランサーエボリューション 1時間53分54秒4
10 JN2-1 関根 正人/五十嵐 恵子 ダイハツ・ブーン 1時間57分43秒9
17 JN1.5-1 大井 こずゑ(CMSC群馬)/原田 未樹(CMSC群馬) 三菱コルト 2時間11分52秒6
*タイムはSS走行時間とペナルティ時間の合計
■第6戦終了時のシリーズポイント(全10戦中有効7戦)
総合
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 勝田 範彦 スバル・インプレッサ 20 15 0 20 15 9.6 79.6
2 石田 正史 三菱ランサー 12 0 20 0 20 3.6 55.6
3 北村 和浩 スバル・インプレッサ 15 0 4 12 - 24.0 55.0
4 奴田原 文雄 三菱ランサー 8 20 15 - 2 0 45.0
5 田口 幸宏(CMSC埼玉) 三菱ランサー 3 12 6 15 6 0 42.0
6 石田 雅之 三菱ランサー 10 - - - 3 18.0 31.0
7 横尾 芳則 三菱ランサー 4 - 12 - 10 - 26.0
8 岩下 英一 三菱ランサー - - - - 12 12.0 24.0
9 星野 博(CMSC群馬) 三菱ランサー - - - - 8 7.2 15.2
10 杉村 哲郎(CMSC浜松) 三菱ランサー 6 8 0 - 0 - 14.0
JN-4クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 勝田 範彦 スバル・インプレッサ 20 15 0 20 15 9.6 79.6
2 北村 和浩 スバル・インプレッサ 15 2 4 12 - 24.0 57.0
3 石田 正史 三菱ランサー 12 0 20 0 20 3.6 55.6
4 奴田原 文雄 三菱ランサー 8 20 15 - 2 0 45.0
5 田口 幸宏(CMSC埼玉) 三菱ランサー 3 12 6 15 6 1.2 43.2
6 石田 雅之 三菱ランサー 10 - - - 3 18.0 31.0
7 横尾 芳則 三菱ランサー 4 - 12 - 10 - 26.0
8 岩下 英一 三菱ランサー - - - - 12 12.0 24.0
9 杉村 哲郎(CMSC浜松) 三菱ランサー 6 8 3 - 0 - 17.0
10 番場  彬 三菱ランサー 0 3 2 8 0 2.4 15.4
JN-2クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 村田 康介 ダイハツ・ブーン 6 15 12 12 20 18.0 83.0
2 福永 修 ダイハツ・ブーン 3 8 15 20 6 0 52.0
3 平塚 忠博 ダイハツ・ブーン 8 20 3 10 0 0 41.0
4 高橋 悟志 トヨタ・レビン 20 0 10 - 10 - 40.0
5 田中 伸幸(CMSC札幌) 三菱ミラージュ 10 - - 15 15 0 40.0
6 関根 正人 ダイハツ・ブーン 2 - 1 0 12 24.0 39.0
7 山口 清司 トヨタ・レビン 15 0 20 - 0 - 35.0
8 小野寺 清之 ダイハツ・ブーン 4 12 4 0 0 14.4 34.4
9 眞貝 知志 ホンダ・シビック 12 0 2 - - - 14.0
10 小倉 雅俊 ダイハツ・ブーン - - - 0 0 12.0 12.0
JN-1.5クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 大庭 誠介 三菱コルト 12 0 15 20 20 0 67.0
2 榊 雅広(CMSC鹿児島) 三菱コルト 20 20 20 0 - - 60.0
3 大井 こずゑ(CMSC群馬) 三菱コルト - 8 8 0 15 24.0 55.0
4 難波 巧 三菱コルト 10 10 12 - 12 - 44.0
5 天野 智之 トヨタ・ヴィッツ 15 15 10 - - - 40.0
6 鷲尾 俊一 スズキ・スイフト - 0 6 15 10 0 31.0
7 青島 巧 ホンダ・フィット - 12 - - 0 - 12.0
8 平田 朋也(CMSC長野) 三菱コルト - - 0 - 8 - 8.0
ポイント1位から10位まで各20-15-12-10-8-6-4-3-2-1
SS総距離が150km以上の場合は上記ポイントに係数1.2、50km未満の場合は係数0.8となる

第1戦 4/12〜13 ツール・ド・九州2007 in 唐津(佐賀) 第2戦 4/27 久万高原ラリー(愛媛)
第3戦 5/17 KYOTO南丹ラリー2008(京都) 第4戦 5/31〜6/1 ひむかラリー’08 IN 美郷(宮崎)
第5戦 6/14〜15 MSCC東京ラリー2008(福島) 第6戦 7/12〜13 RALLY HOKKAIDO(北海道)
第7戦 8/22〜24 2008 Rally in Akaigawa(北海道) 第8戦 9/13〜15 第19回FMSCマウンテンラリー'08(福岡・佐賀)
第9戦 10/3〜5 第36回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2008(長野・岐阜) 第10戦 11/21〜23 新城ラリー2008(愛知)
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国26支部(各々独立JAF登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。詳しくは、CMSCホームページをご覧下さい。
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