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RALLI ART

Report
08'全日本ラリー選手権第1戦

開催日:4月12日(土)〜13日(日)
開催場所:佐賀県唐津市「松浦河畔公園」(スタート/ゴール)
全行程 351.68km(SS総距離59.05km) 参加台数:42台(三菱車16台)
JN1クラス(〜1400cc):5台
JN1.5クラス(1401〜1500cc):5台(三菱コルト3台)
JN2クラス(1501cc〜1600cc):10台(三菱ミラージュ1台)
JN3クラス(1601cc〜2000cc):8台
JN4クラス(2001cc〜):14台(三菱ランサー12台)
※ターボ付き車両は、本来の排気量の1.7倍によりクラス分けされる。

三菱ランサー石田正史選手が総合3位入賞
新設のJN1.5クラス初代ウィナーは三菱コルト榊雅広選手!
総合・JN4クラス3位の石田正史選手(左)と澤田茂選手(右)の
三菱ランサーエボリューション

総合・JN4クラス5位の奴田原文雄選手(左)と小田切順之選手(右)の
三菱ランサーエボリューション

JN1.5クラスで優勝した榊雅広選手(左)と井手上達也選手(右)の
三菱コルト
 08年全日本ラリー選手権の第1戦「ツール・ド・九州2008in唐津」が、4月12日(土)から13日(日)にかけて、佐賀県は唐津市を拠点に舗装林道をメインステージとして開催された。今大会には今シーズンから新設されたJN1.5クラスを含む、5クラスに合計42台がエントリー。三菱車はJN4クラス14台中12台がランサーエボリューション、JN2クラスには10台中1台のミラージュ、JN1.5クラスには5台中3台のコルトが出場を果たした。

 今季も全日本ラリー選手権の開幕戦として開催された今ラリーのSSはオールターマック。ギャラリーステージとして設定されていたダムサイトのショートSSほか2本の林道を使用して、再走および逆走を交えて計11本/総距離59.05kmのSSでラリーは構成された。当日の天候は土曜日が晴れ、日曜日が曇りとドライコンディションでラリーは開催されることとなった。

 ラリー前の注目点は、昨年秋フルモデルチェンジを果たした三菱ランサーエボリューションとスバル・インプレッサの両ニューマシンの激突だ。昨シーズン、全日本ラリー選手権6連覇という偉業を残念ながら阻まれてしまった奴田原文雄選手(三菱ランサー)とその玉座を奪い取った勝田範彦選手(スバル・インプレッサ)がエボリューションXと新型インプレッサを開幕戦に持ち込んだことにより注目度は一気に上がった。ラリーはいきなり10.32kmのロングSSから戦いの火蓋を切った。まずラリーの主導権を握ったのは同じく新型インプレッサの全日本ダートトライアルドライバーでもある北村和浩選手。勝田選手が2.4秒差の2位。これを石田正史選手(三菱ランサー)が追う展開となる。しかし、ラリーが進むと、予想以上の路面温度の上昇に目論見が外れた石田正史選手のマシンはアンダーステアからタイムが伸びずに優勝争いから脱落。石田雅之選手(三菱ランサー)と奴田原選手との3位争いを展開することとなった。結局レグ1・SS4で北村選手を逆転した勝田選手が2日目のレグ2でも手堅くタイムをかせぎ優勝。2位には北村選手が入り、僅差となった3位争いは石田正史選手が制した。注目のランサーエボリューションX奴田原選手はベストタイムを3度マークするなどそのポテンシャルを示したものの、まだまだセッティングが煮詰まっていないために5位にとどまった。

 またもう一つの注目はラリー界の活性化のために新設されたJN1.5クラス。登録年式が10年以下という“新しいマシン”で争われるJN1.5クラスは開幕戦ながらもエントリー5台を集めた。そのうち3台を三菱コルトが占める中、昨年のJN3クラスチャンピオンの榊雅広選手(三菱コルト)が速さを見せて快勝。コルトが新クラスで幸先のいい1勝を手にした。

 JN2クラスではクラスチャンピオンを狙う田中伸幸選手(CMSC札幌・三菱ミラージュ)が苦手なターマックラリーながらもクラス4位にまとめて、ラリーを終えている。


■総合順位
順位 クラス順位 ドライバー/ナビゲーター 車両 タイム
1 JN4-1 勝田 範彦/晝田 満彦 スバル・インプレッサ 47分11秒6
2 JN4-2 北村 和浩/竹下 紀子 スバル・インプレッサ 47分31秒4
3 JN4-3 石田 正史/澤田 茂 三菱ランサーエボリューション 47分33秒7
4 JN4-4 石田 雅之/清田 恵次 三菱ランサーエボリューション 47分36秒4
5 JN4-5 奴田原 文雄/小田切 順之 三菱ランサーエボリューション 47分43秒1
6 JN4-6 杉村 哲郎(CMSC浜松)/松井 和子 三菱ランサーエボリューション 48分26秒3
7 JN4-7 横尾 芳則/宮沢 泰弘 三菱ランサーエボリューション 48分27秒8
8 JN4-8 田口 幸宏(CMSC埼玉)/佐藤 忠宜(CMSC福島) 三菱ランサーエボリューション 48分38秒9
9 JN2-1 高橋 悟志/箕作 裕子 トヨタ・レビン 49分14秒5
10 JN2-2 山口 清司/船木 一祥 トヨタ・レビン 49分15秒1
29 JN1.5-1 榊 雅広/井手上 達也 三菱コルト 51分10秒6
*タイムはSS走行時間とペナルティ時間の合計
■第1戦終了時のシリーズポイント(全10戦中有効7戦)
総合
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 勝田 範彦 スバル・インプレッサ 20 20
2 北村 和浩 スバル・インプレッサ 15 15
3 石田 正史 三菱ランサー 12 12
4 石田 雅之 三菱ランサー 10 10
5 奴田原 文雄 三菱ランサー 8 8
6 杉村 哲郎(CMSC浜松) 三菱ランサー 6 6
7 横尾 芳則 三菱ランサー 4 4
8 田口 幸宏(CMSC埼玉) 三菱ランサー 3 3
9 高橋 悟志 トヨタ・レビン 2 2
10 山口 清司 トヨタ・レビン 1 1
JN-4クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 勝田 範彦 スバル・インプレッサ 20 20
2 北村 和浩 スバル・インプレッサ 15 15
3 石田 正史 三菱ランサー 12 12
4 石田 雅之 三菱ランサー 10 10
5 奴田原 文雄 三菱ランサー 8 8
6 杉村 哲郎(CMSC浜松) 三菱ランサー 6 6
7 横尾 芳則 三菱ランサー 4 4
8 田口 幸宏(CMSC埼玉) 三菱ランサー 3 3
9 島田 雅道 三菱ランサー 2 2
10 松岡 努 三菱ランサー 1 1
JN-2クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 高橋 悟志 トヨタ・レビン 20 20
2 山口 清司 トヨタ・レビン 15 15
3 眞貝 知志 ホンダ・シビック 12 12
4 田中 伸幸(CMSC札幌) 三菱ミラージュ 10 10
5 平塚 忠博 ダイハツ・ブーン 8 8
6 村田 康介 ダイハツ・ブーン 6 6
7 小野寺 清之 ダイハツ・ブーン 4 4
8 福永 修 ダイハツ・ブーン 3 3
9 関根 正人 ダイハツ・ブーン 2 2
10 松原 敦 ホンダ・シビック 1 1
JN-1.5クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 Rd9 Rd10 ポイント
1 榊 雅広 三菱コルト 20 20
2 天野 智之 トヨタ・ヴィッツ 15 15
3 大庭 誠介 三菱コルト 12 12
4 難波 巧 三菱コルト 10 10
ポイント1位から10位まで各20-15-12-10-8-6-4-3-2-1
第1戦 4/11〜13 ツール・ド・九州2007 in 唐津(佐賀) 第2戦 4/26〜28 久万高原ラリー(愛媛)
第3戦 5/16〜18 KYOTO南丹ラリー2008(京都) 第4戦 5/30〜6/1 ひむかラリー’08 IN 美郷(宮崎)
第5戦 6/13〜15 MSCC東京ラリー2008(福島) 第6戦 7/11〜13 RALLY HOKKAIDO(北海道)
第7戦 8/22〜24 2008 Rally in Akaigawa(北海道) 第8戦 9/12〜14 第19回FMSCマウンテンラリー'08(福岡・佐賀)
第9戦 10/3〜5 第36回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2008(長野・岐阜) 第10戦 11/7〜9 新城ラリー2008(愛知)
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国26支部(各々独立JAF登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。詳しくは、CMSCホームページをご覧下さい。
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